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仮設住宅に鮮やかなフクロウと花の絵〜石巻地区の壁画アートプロジェクト [2012年01月26日(Thu)]


書き上げた壁面を前に、黒田さん(左)と被災者たち

東日本大震災で津波に飲まれた地域は、風景がモノクロだという。がれきが重なった風景に色はない。被災者が暮らす仮設住宅も、同じ建物が整然と並び、サイン(目印)になるものがない。『仮設住宅を、少しでも気持ちが明るくなる環境に…』。こんな思いを込めて仮設住宅の外壁にペイントを施す「壁画アートプロジェクト」が1月5,6の両日、宮城県石巻市開成地区の、東北地方では最大級規模の仮設住宅地「石巻トゥモロービジネスタウン」で行われた。
制作中の黒田さん

プロジェクトは、イラストレーターの黒田征太郎氏やデザイナーの内藤久幹氏らが立ち上げた「くらしのある家プロジェクト実行委員会」が、石巻復興支援ネットワークと協力して実施。環境保護や日韓友好を目的に、韓国時代劇人気ドラマ「イ・サン」主役の俳優、イ・ソジン氏と日本財団が設立した「Let’s Tree基金」が、資金面でサポートした。イ・ソジン氏の「基金の一部を被災地のために役立ててほしい」の声が強く後押ししたという。同タウンはもともと企業誘致のための場所で、震災後約1,150戸、14団地が建てられた。その中の第7団地(4棟)と第10団地(12棟)が今回のプロジェクトの対象。

 
絵筆をとる主婦らは明るい表情/中学生も制作に参加した

最高気温3度という冷え込みの中、黒田氏が梟(ふくろう)のさまざまな表情を壁に描き、その周りをお母さんや中学生、小さな子供たちが色を塗り、花や言葉などを思い思いに書き込んでいく。番号で呼ばれた家が、地域の色合いや思い出をモチーフにしたアートデザインによってフクロウや花の家に、無機質な仮設住宅がサインや看板のあふれる“温かい住まい”に変わっていく。全ての住宅にアートサインが描かれると、住民らからは「これまで殺風景だったから、正直いいね」という声。通りがかった他の団地の人からは「うちでもやってほしい」という要望が聞かれた。

化粧直しを終えた仮設住宅を見入る被災者

プロジェクト関係者によると、仮設住宅は、抽選の結果で人が集まった場所であり、面識のなかった人たちの集まり。その結果、人のつながりが薄く、1995年の阪神淡路大震災では、孤独死も少なくなかった。本格的な冬を迎え、外に出るのも億劫になりがちな中で、支援スタッフや住民の人たちのコミュニケーションを深めることもプロジェクトの目的の一つ。日本財団では今後も仮設住宅におけるコミュニティ形成を支援していく。(田代純一)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:27 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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