商品に優しい目 岡山で真心絶品の展示販売会 [2011年09月20日(Tue)]
展示即売会について語るC・ネットふくいからは馬橋甲一理事(左)と NPO福祉ネットこうえん会の大西澄男専務理事 展示販売会は、真心絶品のフランチャイズ第1号店を埼玉県和光市の埼玉病院敷地内にオープンした社会福祉法人コミュニティーネットワークふくい(C・ネットふくい、本部・福井市)が企画、全国の施設のほか、地元岡山県の5団体の商品など、計58の商品が展示された。C・ネットふくいからは馬橋甲一理事ら延べ27人が交代で販売を担当、他の団体も職員を配置、商品をさばいた。販売会は天満屋ハピータウン・リブ総社店が8月31日から9月4日まで、9月3日には総社市総合文化センター市民会館でも開催された。 次々にお客さんが立ち寄る/人気商品・海のシルクロード 若狭湾の海水から採取した「海のシルクロード」という塩や、「とぼもち」という自家栽培のもち米で作ったもちなど同ネットの商品のほか、山口県宇部市の社会福祉法人南風荘の瀬戸内海の「おごっそカニ」を使ったおごっそカニせんべいなど、地域の特性を生かした商品が目を引いた。馬橋さんは「お客さんは福祉とのかかわりはよくわからないようだったが、みなさん優しい目で商品を見てくれた」と話していた。 菓子類のほかの商品も並んだ 社会福祉講座は、Cネットと姉妹関係にあるNPO福祉ネットこうえん会(福井市)が日本財団の支援で開催、9月2日総社市内を会場に講演や鼎談などがあった。 真心絶品は、日本財団と障害者が自立できる就労環境の創出を目的に活動をしている株式会社アイエスエフネットハーモニーが連携して商品を発掘、ネットを中心に販売している。Cネットふくいのフランチャイズ店は、真心絶品のアンテナショップの機能もあり、今回のように、他の地域で販売会を開催することで、真心絶品を全国に浸透させる一助にもなっている。(石井克則) |