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災害現場の姿に涙ぐむ 横浜で東日本大震災の写真展 [2011年06月30日(Thu)]


記録された被災地の惨状

東日本大震災の現場では自衛隊、海上保安庁、警察、消防、ボランティアが人命救助や復興支援の活動を続けている。その様子を伝える「RESCUE写真展」が、横浜市西区の横浜みなと博物館で開催されている。日本財団関係の宮城県石巻市での足湯ボランティアの光景など12点を含む計84点の写真は、震災の惨状を克明に浮かび上がらせ、涙を流しながら見つめる人もいるという。
一角には日本財団関係の写真も

6月21日からスタートした写真展は、海上自衛隊、陸上自衛隊、海上保安庁、独立行政法人航海訓練所、神奈川県警、横浜市消防局、日本財団がそれぞれの活動を撮影したもので、東京の船の科学館で5月に開催した分のうち警察(警視庁)、消防(東京消防庁)関係だけを入れ替えて展示した。それぞれが12点を提供しており、海上自衛隊分では青森県八戸市立中居林小の児童たちが地球深部探査船「ちきゅう」を見学中に地震に遭い、一日後に海自のヘリで救助されるシーンや掃海母艦「ぶんご」の浴室で入浴する笑顔の子どもたちの姿などが目についた。

 
写真展担当の島宗さん/会場には募金箱も

陸上自衛隊関係はがれきや泥の中での捜索活動のほか、福島市のあづま公園での入浴支援で、女性隊員が地元の女性を案内する光景がほほえましい。海上保安庁関係では、石巻市内で孤立した幼稚園の園児ら62人をゴムボートで救助する鳥羽海上保安部所属の巡視船「いすず」の活動、新潟航空基地所属のヘリコプター「らいちょう」から降下し、牡鹿半島で孤立した避難所に向かう機動救難士2人の姿を撮影した写真が震災直後の緊迫した状況を物語っている。商船系学生の実習教育をしている航海訓練所の練習船も被災地に出動したが、船内での東京電力福島第一原発関係者の食事風景や仕事の打ち合わせをしているとみられる写真が含まれている。

神奈川県警は福島県相馬市や岩手県釜石市でチェーンソーを使い、膝まで水に浸かっての捜索活動をする警察官の姿などを紹介し、横浜市消防局は火災を起こした千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の消火活動、福島原発事故現場に近い双葉町での防護服、防護マスクをつけた隊員の姿などの写真を提供した。日本財団の写真はいずれも石巻関係で、足湯・泥出しボランティア浄水プラント死者・行方不明者家族への弔慰金・見舞金支給状況を紹介した。

海上の横浜みなと博物館(左は帆船日本丸)

この写真展担当の営業・学芸係長・島宗美知子さんは「報道機関が撮れない現場の生々しい写真があり、一枚一枚じっくりと写真を見ている人が多い。被災者なのかもしれないが、泣いている人も見かけた」と、話している。この写真展は入場料無料で、7月3日まで。同館では引き続き7月16日から8月21日まで「のぞいてみよう深海の不思議展」を開催する。
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:17 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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