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日本の社会情報を6カ国語で発信 日本財団の11年度事業 [2011年05月02日(Mon)]


会見には多くの報道関係者が出席した

日本財団は4月28日の記者会見で、日本の社会状況を6カ国語でウェブサイトから発信する事業などを盛り込んだ2011年度の事業計画と東日本大震災に対する支援状況などを発表した。この中で笹川陽平会長は、震災の死亡者と行方不明者の親族に贈っている弔慰金・見舞金の配布について「5月中には終了できるだろう」という見通しを示し、被災地への学生ボランティアの派遣は「システム化して継続したい」と述べ、被災地支援は長期的視野で続ける方針を明らかにした。
続いて、尾形武寿理事長が収支予算(経常収益228億1960万円、経常費用285億8466万円)について説明。「新年度は震災関連を優先して実施する。組織横断的な人員配置をし、現地のニーズに合わせ、緊急度の高い順から取り組み、息の長い支援をしたい」と語った。

一般財団法人ジャパンエコーの原野城治理事長

この日の会見で、重点事業として公表したのは東日本大震災関連のほか(1)日本の社会情報を多言語(6カ国語)でウェブサイトから発信 (2)アールブリュット(障害者アート)作品支援のプロジェクト (3)日本音楽財団が所有するストラディヴァリウスの1721年製バイオリン「レディ・ブラント」を東日本大震災の被災者支援のためにロンドンのオークションで売却―の3件。

このうち日本情報の多言語発信は、一般財団法人ジャパンエコー(原野城治理事長)が日本財団の助成(3億円)を受けて実施するもので、ことし10月から英語、中国語、フランス語、スペイン語でスタート。2年後にはロシア語、アラビア語でも発信する。原野理事長によると、東日本大震災関係では4月5日から日本復興のための緊急ウェブサイト(日本語、英語、中国語)を立ち上げている。「一方的なプロパガンダにならないよう配慮して、日本の現状と課題を発信する」という。(写真:東日本大震災への支援状況を報告した笹川陽平会長)

アールブリュット作品支援関連では、アールブリュットパリ展(昨年3月―ことし1月)の出展作の多くを日本財団が管理・収蔵し、全国の公立美術館で巡回展を開催し、展覧会開催のために美術館の改修事業に支援することを公表した。巡回展示は埼玉県立近代美術館(今月9日から5月15日まで)、新潟市美術館(7月16日―8月28日)のほか、年度内に高知市、亀岡市(京都府)、福山市(広島県)の美術館を改修事業で整備し、開催する予定だ。12年度は岩手、高知両県と川崎市でも開催する方向で協議中だ。
(写真:アールブリュット支援プロジェクトついて話す溝垣春奈さん)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:20 | 総合 | この記事のURL | コメント(0)
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