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「日中両国の架け橋となれ」 日中笹川医学奨学生2128人に [2010年09月08日(水)]


一人ひとりに修了証

日中笹川医学奨学金制度」で1年間の研究を終えた32期生30人の研究終了式と9月から新たに研究を開始する33期生30人の歓迎式典がそれぞれ8月25日と9月1日に東京都内で行われた。同奨学制度で来日した中国人研究者は33期生も含め2128人、中国医学会の中枢を担う存在となっており、事業を実施する日中医学協会の森亘会長は一人ひとりに終了証を手渡し「1年間の日本の生活を基に帰国後も両国の架け橋となってほしい」と激励した。
謝辞を述べる卞gさん

同制度は日中医学協会と笹川記念保健協力財団、中国衛生部が日本財団の支援を受け1987年にスタート、医大学長や研究機関責任者など人材を輩出し、中国でも広く知られる医学奨学制度となっている。研究終了式には30人の研究者が指導に当たった大学、研究機関などの指導責任者とともに出席、それぞれこの1年間の研究成果を発表した。

歓迎式典に出席した33期生

終了式では駐日中国大使館の程普選一等書記官が「中日両国はアジアの大国であり最も重要なパートナー。日本での経験を生かし両国の友好に貢献してほしい」とあいさつ。日本財団の尾形武寿理事長も「中国は世界第2の経済大国として、それに見合った貢献を求められるようになる。日本と手を携えアジアの発展に尽くしてほしい」と激励。金沢医科大で学んだ卞gさんが全員を代表して「日本に来て本当によかった。1年前には見えなかった世界が見えるようになった。中国に戻りこの体験を同僚や後輩に伝えたい」とお礼の言葉を述べた。

一方、9月1日に歓迎式典が行われた33期生は28歳から35歳までの男女各15人。人民解放軍の附属病院や大学の医師、講師などとして一線で活躍しており、歓迎式典では一人ひとりが森会長から認定証を受け取り指導教官と対面。指導者代表として千葉県がんセンターの中川原章センター長が「1年後に笑顔で会えるよう責任を持って指導する」とあいさつした。(写真:激励する笹川会長)

また日本財団の笹川陽平会長は「日中関係は新しい段階を迎え、これまで以上に互いを知る必要がある。医学とともに等身大の日本を知る努力をしてほしい」と期待を述べ、大阪府立母子保健総合医療センターでハイリスク新生児の看護ケアを学ぶ瀋婷さんが30人を代表して「中国でも最も有名な笹川医学奨学生に選ばれ光栄。中国でも未熟児が増えており日本の先進的なケアをしっかり学びたい」と決意を語った。(宮崎正)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:07 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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