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「Non Profitな仕事」をテーマに取材 筑波大附属坂戸高の2年生 [2010年08月12日(木)]


笹川会長にインタビューする坂口くんたちのグループ

日本財団筑波大学附属坂戸高校(埼玉県坂戸市)が協力して進めている学校プロジェクトで、夏休みを利用して2年生160人が数人のグループ(40近いグループ)に分かれてNPOや企業などへの取材を行った。「Non Profit(非営利)」をテーマにした授業の一環で、実際に現場で働く人々の話を聞くことで、NPOなどの活動をより理解するのが目的だ。
このうち、坂口一誠君ら男女5人のグループは日本財団の笹川陽平会長にインタビューした。坂口君らは緊張した面持ちで「NPOを立ち上げるためには何をすればいいのか」などの質問を切り出した。これに対し笹川会長は「あふれる情熱、苦しくても耐え忍ぶ心、成功するまであきらめず継続させること」の3点を挙げた。さらに日本の寄付文化にも触れ「寄付した人はその金が何に使われているのか興味を持つべきだ。寄付された側は何に使ったかを明確にしないといけない」と語った。約40分のインタビューを終えた高校生たちは「とても勉強になった。でもとにかく緊張した」などと話していた。

ちょっと緊張してインタビューをする清水君たち

清水裕太君ら男子4人のグループは、都内の「社団法人被害者支援都民センター」を訪れ、相談員の池田志津さん、森響子さんに被害者支援の仕事や被害者を取り巻く環境について熱心に質問していた。以前から犯罪被害者支援に関心を持っていた清水君は「実際に被害者支援をしている方の話はとても心に残った。将来は被害者のことを考えられる警察官を目指したい」と話し、池田さんは「高校生に関心を持ってもらい、私たちも力付けられた」と語った。

 
話しをする谷口さん/インタビューする加藤君

塚田友紀子さんら男女5人は、高齢者の記憶を後世に伝えるために聞き書きをしている「NPO昭和の記憶」の活動を取材した。千代田区立高齢者センターで行われた谷口博幸さんの聞き書き講座に参加し、谷口さんの指導で高齢者への聞き書きを体験した。お年寄りから戦争の体験談や戦後何もない時代でも楽しかったことなど、様々な話をメモに取りながら質問を繰り返した。78歳の男性に話を聞いた加藤かざし君は「戦後間もない頃、1時間に1台通る車の後を走って追って匂いをかいだ」という話が印象に残ったという。谷口さんは「お年寄りの記憶の貴重さを訴えたい。お年寄りの経験、悩み、失敗などは今の時代の参考になる」と、高校生たちに活動の意義を語った。

インタビューを終えた後はちょっとリラックス

夏休みに順次体験したこれらの取材を基に、高校生たちは2学期から実際に社会問題を解決するために起業活動を行う計画だ。これは経済的な利益を追求するだけでなく、社会貢献も視野に入れたアントレプレナーシップ(起業家精神)を身に付けてもらうことを狙いとしている。(田代純一・富永夏子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:16 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(3)
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コメント
コメントありがとうございます。
記事についてご意見、ご感想など、またよろしくお願いします。
Posted by: 日本財団広報→履歴書の添え状さま  at 2010年08月17日(火) 18:12

ありがとうございます!
おっしゃるとおり、高校生にも、NPOの方々にもよい機会だと思います。
こういった「授業」が全国に広がればと考えております。
Posted by: 日本財団広報→新潟青年協力隊さま  at 2010年08月17日(火) 18:10

素晴らしい体験をされていますね!

高校生時分に、現場の人たちとお話をできるというのは、本当に貴重なことだと思います。

いろいろな方の志を伺うことは、自分たちの勉強にもなると思いますが、インタビューされる方も、原点に還れる良い機会だと思います。

今後も、研鑽を積み重ねられることを期待しております。

感謝!
Posted by: 新潟青年協力隊  at 2010年08月12日(木) 21:05