中国の大学図書館職員が訪日 勤勉、礼儀正しさを礼賛 [2007年03月29日(木)]
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昨年末、日本科学協会の招請で来日した「中国大学図書館担当者訪日団」(団長、楊海天・大連理工大図書館長)の一行27人の感想文がこのほどまとまった。一行は日本科学協会が日本財団の助成で1991年から進めている「教育・研究図書有効活用プロジェクト」で日本図書の寄贈先となっている24大学の図書館関係者。歴史問題などを背景に中国人の対日感情の悪化が報じられる中、感想文は日本人の勤勉性や礼儀正しさを礼賛した上、日本に学ぶ必要性を指摘するなど率直な肉声が大半を占めている。
同様の関係者の訪日は2001年から始まり今回は4回目。メンバーの大半が初の来日で、国立国会図書館のほか武蔵工大、芝浦工大、成蹊大、琉球大の各図書館を視察、交流を進めたほか、京都、大阪、奈良を回り日本の文化などにも触れ、その際の感想を文章にまとめ科学協会に寄せた。 図書館に関する感想では「管理効率の良さ」「秩序だって整然としている」「組織がフラットで簡潔」「読者第一」「検索が便利」「地域社会への開放が進んでいる」と評価する声が並び、最初の図書寄贈大学のひとつである南京大図書館の洪修平館長は「建設予定の新しい図書館に多くのヒントを得た」としている。 日本人、日本文化に対する感想でも「勤勉」「礼儀正しい」「道徳心」「仕事熱心」「清潔」「秩序を守る」など前向きの評価が並び、楊団長は「これらが日本が経済強国、高度な文明を有する社会になれた重要な理由と理解する」とした。このほか「日本はやはり先進国」「日本の先進学を学ぶのは中国の発展に疑いなく重要な意味を持つ」「図書プロジェクトは日中間の文化教育交流活動における偉業のひとつ」などといった好意的な感想が多数、盛り込まれている。 ![]() 集まった訪日団の感想文 |







