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小学生向けにオーケストラがワークショップ 児童とともに合同演奏会 [2010年03月12日(金)]


2月11日の合同演奏会

小学生に生の音楽に親しんでもらおうと、日本交響楽振興財団日本財団の支援で進めているオーケストラメンバにーによる小学校での「出前授業」が好評だ。2007年にスタートし3年目になったこの音楽教育プログラムは、09年度は福島県南相馬市の原町2小と原町3小の両校で仙台フィルハーモニー管弦楽団が担当、2月11日にはフルオーケストラと両校児童の合同演奏会が開かれた。
山下一史さんが合唱の指導

この音楽教育プログラムは、5年間で全国5ヵ所に絞り、オーケストラのメンバーが小学生を対象に通年で音楽教育をする事業だ。金沢市(07年度、オーケストラ・アンサンブル金沢)と奈良市(08年度、関西フィルハーモニー管弦楽団)に続き、09年度は南相馬市の両校が対象になり、6月から仙台フィルの指揮者・山下一史さんや楽団員によるワークショップ計14回のほか、市民会館でのコンサートも2回開催した。

やかんにホースをつけて管楽器の構造を解説

ワークショップの初回は山下さんが4・5・6年生を集め「オーケストラってなあに?」というテーマで授業をした。山下さんの指揮で子どもたちが「翼をください」を合唱し、山下さんは「聴く人にうまく伝えるにはどうしたらいいのかなど」具体的なアドバイスをした。また指揮者になりたいという夢をかなえるために努力したことなどを話した。この後以降は、楽団のメンバーらが「音楽のせかいへ レッツゴー」というテーマで「オーケストラの魅力」「リズム」「編曲入門」「弦楽器入門」「「ブレーメンの音楽隊」「コンサート」などについて、楽器を使いながら授業をした。

弦楽器を使った解説

昨年7月29日には仙台フィルによるコンサートが市民会館であり、ドヴォルザークの交響曲9番「新世界より」などが演奏された。2月11日にはこの音楽教育プログラムの総仕上げとして仙台フィルと両校児童が出演したコンサートが開催された。仙台フィルによるシューベルトの「ます」第4楽章や、ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」などの演奏に続いて、両校児童がオーケストラの演奏で計3曲を合唱し、最後に両校児童が一緒になって「ビリーブ」(杉本竜一作詞・作曲)を歌い、会場から大きな拍手が送られた。

櫻井市長から感謝状を受け取る並木・振興財団事務局長

このコンサート開演前に、南相馬市の桜井勝延市長は日本交響楽振興財団に対し感謝状を贈った。同振興財団はさらに2年間このプログラムを継続する予定で、子どもたちの感性が育まれるだけでなく、オーケストラの魅力を知った子どもの中には、将来の音楽家を夢見る音楽少年・少女が増える可能性もありそうだ。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:11 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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