11月23日の公演ではみごとな演技をして観客に感動を与えました。
2日前に代役を言い渡された子や急に代役として召集された子、
悔しい思いをした子、何度も何度も注意された子、言われたことができなく涙を流した子など
決して楽な道のりではなかったです。
改めて7月頃のビデオを見てみると笑えるほどへたくそです。
今の状態までになるまでにすごい苦労がありました。
釣女では中学3年生が7月末まで部活やテスト、模試があるため稽古日数が取れなく本格的に稽古をしたのは8月上旬です。それまでは小学生中心で踊りを覚えていきました。
踊りだけでなく演技もしなくていけないので踊りを覚えたら演技指導です。
10月に10日間まとめて稽古をしました。そのときある程度の形になりました。
笑わすという演技は難解でした。
本番直前まで先生からの指導がありました。
先代萩は中学生2名の部活で小学生のみの稽古が続きました。
出ずっぱりの役政岡役の子が部活でがんばっているので平日は午後6時から9時まで
稽古をしました。
何回も何回も稽古をしたので小学2年生の子どもたちも政岡や八汐の台詞を覚えるまでに
なりました。
意味は分からなくても昔の言葉を覚えていました。
誰の次にどのセリフを言うか知っていないとダメなので覚えて当然ですが子ども達の記憶力には感服します。
場面転換などは黒衣やステージスタッフが先生の指示を聞き誰が何をするか決めました。
本番を向かえどきどきしたのは子どもだけでなく黒衣やステージの音響担当も相当していたはずです。
終ったあとのほっとする時間はなんともいえないものです。
子ども達もいつものようなわいわい騒いでいました。
笑顔もたくさんでて楽しそうでした。