事務局 はちくぼです。
山科醍醐こどものひろばでは、
「コッペパン」という季刊紙を発行しています。山科醍醐こどものひろばの前身である「山科醍醐 親と子の劇場」が発足した1980年に創刊し、30年以上続いているものです。
この
「コッペパン」には、内容の濃い記事がたくさんあるので、時々ブログでご紹介しています。今日は、スタッフを紹介する
「この人にインタビュー」の記事を転載します
「この人にインタビュー」第4回常任理事・ころころ組くみちょー(杖の水ころころハウスでのイベント企画担当)の水口萌恵さんです。<コッペパン 2011年9月掲載分>
◆この団体との出会いは?
短大1回生の時、ゼミ担当の先生(こどものひろばの現理事長)に声をかけてもらって、初めて夏のキャンプにボランティアとして参加しました。
それからしばらくの間は、キャンプ、こどもフェスタ、こどもまつり(年1回開催されていた地域の協働イベント)に参加する程度の関わり方でした。
当時の芝居サークル「パステル★カラー」の公演にも参加してましたね。◆高校時代からこれまで
「高校は美術系だったんですが、子どもの頃から漠然と「大きくなったら保育士になる」という気持ちがあって、当然のように保育系短大へ進みました。
でも、どうしてももう一度陶芸をやりたくなって、芸術系の大学に編入したんです。3回生の頃に、こどものひろばの「はじめてみようボランティア」(講習と体験で、ボランティアを始める人をサポートするプログラム)に、初めてスタッフとして参加した後、「子ども」と「ものづくり」を結びつけた何かをしたいという思いがあったので、当時始まった「自由帳」の活動にスタッフとして参加しました。
このNPOに関わっている人達を見ていて、いわゆる一般的な人生コースとは違う生き方もあるんだということを認識できたように思います。◆これまでで特に印象に深かったことは?
やはり最初に参加したキャンプ(当時の幼児・低学年部が実施していた小学生キャンプ)ですね。その時に関わった子どもたちのこどものひろばの中での成長を見るのも楽しみです!
あと、この団体の様々なチラシ、パンフなどのデザインをしてきたことですね。イラストレーターなどのパソコンデザインは、ここでの活動の中で独学で勉強しました。◆ここ数年は団体の運営にも関わられてますね
この団体を全体的に見て、考えていきたいという気持ちから、理事、常任理事になりました。
ころころ組のくみちょーもしていますが、1つの事業の長を引き受けたのは、これが初めてなんです。
私はどちらかと言うと、人と積極的にコミュニケーションを取るタイプではなくて、「こどものひろば」は自分らしくいられる初めての場所だったんです。
ころころ組のくみちょーも、自分から手を挙げたという感じでもなかったんですが、団体内外のいろんな活動とのコラボ企画ができたことが、大変でもあったけど面白かったですね。◆この団体のこれからへの思い
時代と共に「こどものひろば」の形も変化してきてますが、その流れの中で、その時々の「こどものひろば」の良さを伝えていけたらいいなあと思ってます。
将来、自分の子どもを連れて来たいと思えるような「ひろば」であってほしいですね。 (水口萌恵:愛称もーちゃん、ひろば歴9年、28歳/児童デイサービス ひろば 勤務/東山アートスペース アートナビゲーター/NPO法人山科醍醐こどものひろば常任理事・ころころ組くみちょー)
※年齢・役職等は掲載当時(2011年9月)のものです。これからもこのシリーズを掲載していきます。お楽しみに
(事務局 はちくぼまりこ)