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他団体のご紹介☆「都タクシー 子育てタクシー事業部」さん [2012年05月01日(Tue)]

事務局 はちくぼです。
山科醍醐こどものひろばは、さまざまな団体さんと交流させていただいていますわーい(嬉しい顔)それぞれの魅力を少しでもシェアできたら…と思い、他団体さんのご紹介もブログやFacebook上で行っていまするんるん
「きょうとNPOセンター」さんと共同でじっくり取材をした、濃〜い記事も時々載せていますよグッド(上向き矢印)

今日は「都タクシー 子育てタクシー事業部」さんをご紹介ですかわいい
ホームページはこちら→http://www.miyako-net.co.jp/kodomo/

皆さんは「子育てタクシー」ってご存知ですか?
私は5歳の娘がいますが、そういうサービスがあるということを今まで知りませんでしたあせあせ(飛び散る汗)
それはどういうもので、なぜそうしたサービスを開始したのかを、都タクシー株式会社の代表取締役社長・筒井基好さんに伺いました。

◆私:京都では都タクシーさんが唯一、「子育てタクシー」に取り組んでおられるとのことですが、これはどのようなサービスなのでしょうか?

★筒井さん:小さなお子さまをお持ちのご家族や、妊婦の方が安心してご利用いただけるよう配慮したものです。例えば、急な残業でお子さんを保育園に迎えに行けないがく〜(落胆した顔)というような時にも、あらかじめご登録いただいていればドライバーがお迎えにあがり、祖父母のお宅などまで安全に送迎することが可能ですひらめき

都タクシー.jpg

◆私:それは、タクシーの乗車料金以外に、別途費用が必要なのですよね?

★筒井さん:いいえ。運賃以外のものは一切いただいておりません。採算を度外視した事業ですので(笑)

◆私:事前の登録も含め、別途費用がまったくいらないというのはすごいですねexclamationそもそも、この事業を始めようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。

★筒井さん:昔、新聞であるコラムを読みました。そこには、臨月の妊婦さんが破水して、病院に行くため某タクシーを呼んだ時のことが書かれていました。
妊婦さんは上のお子さんを連れて必死でマンションの階段を下りているというのに、タクシーはクラクションを鳴らして早くしろどんっ(衝撃)と促し続けたうえ、破水している様子を見て「俺の車のシーツ汚すなよ」と言い放った、というものでした。
楽しみにしていた出産なのに、その出来事のためにとても嫌な気持ちになったというその文章を読んだ時、私は「うちの会社はどうだろう?」と考えたんです。

◆私:聞いているだけで、辛い気持ちになる出来事ですねふらふら

★筒井さん:私も子どもが三人いますので、そういう思いをしてしまうお客さんをうちのタクシーでは作りたくない、そう思いました。それで、「子育てタクシー」にいち早く取り組んでいた香川県の方まで見学に行き、社員たちの賛同も得て、導入することを決めたのです。

タクシーのアップ.jpg

◆私:開始にあたっては、チャイルドシートの準備や社員さんの教育なども必要で、大変ですね。

★筒井さん:そうですね。費用と労力がかかりますし、ドライバーも座学や実習など所定の研修本を受けなければなりません。売り上げが収入に反映するドライバーにとっては、負担感もあると思います。
でも、「やりましょう、社長exclamationと言ってくれる社員が大勢いること、それが私にとってとても誇りですし、ありがたいなと本当に思いますね。

◆私:素敵ですねかわいいところで、利用されるかたは、どういう用途が多いのでしょうか。

★筒井さん:サービスを開始した当初は、チャイルドシート付きの車に親子で一緒に乗っていただくパターンが多かったのですが、今はお子さんを一人で乗せて、習い事などの目的地まで送迎するパターンも増えています車(セダン)

タクシー・人物.jpg

◆私:うちの子も5歳でわが家は車がないので、何か緊急の時にそうしたサービスはかなり助かる気がしますリボン定期的に利用される方とは、密な交流も生まれそうですねるんるん

★筒井さん:年配のドライバーの場合など、孫のような年頃のお子さんたちが本当にかわいいようです。お礼の手紙メールなどをもらうこともあるので、「やっていて良かったなぴかぴか(新しい)という喜びも味わっていますね。
タクシーは一期一会、適当に流すことももちろんできますが、人として優しくあることで貴重な出会いにすることもできると思っています。

◆私:どの仕事にも当てはまる、大切なことですね。

★筒井さん:たくさんの人が「子育て」って経験してきている、にもかかわらず、社会はまだまだ子育てに優しくないと思うんです。
なぜそうなのか、みんな忘れちゃうのか?と不思議に思います。
子育てに優しい環境が、現代の社会に足りていないのであれば、微力であっても「つくる」しかない、そう思っています。
私たちもタクシーを通じてできることがある、それを続けていくつもりです。

◆私:是非これからも頑張ってくださいexclamation今日は素敵なお話をありがとうございましたわーい(嬉しい顔)

子育て世代へのメッセージ:
「私自身子育て世代で、お母さんお父さんの大変さがよくわかります。都タクシーでお手伝いできることがあればと思いますので、遠慮なくご利用ください。そして、こんな社会であったらいいな…というものに向かって、少しずつでも実現・前進していきましょう!」

筒井さんの生のメッセージは、Facebook上で動画配信もする予定です(動画:きょうとNPOセンターさん製作)
山科醍醐こどものひろば Facebookページ→http://www.facebook.com/kodohiro

これからも、素敵な団体さんをご紹介いたしまするんるんどうぞお楽しみに…リボン

(事務局 はちくぼまりこ)
Posted by こどものひろば at 09:00 | 事務局より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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