子どもの将来・親の将来[2011年10月25日(Tue)]
ネットワークオレンジの白幡です。
本日、コミュニティカフェ「チャの木」を会場に、平成23年度 第三回「得る」講座を開催しました。
今回は、ネットワークオレンジの代表理事・社会企業家である小野寺美厚を講師に、 「親も子供も自分らしく生きていい!子供の自立と親の人生について考えていこう!」というテーマで、普段から療育に携わるネットワークオレンジのスタッフをはじめ、各地区の民生委員の方、そして地域塾を利用されている保護者など22名が受講しました。
事前に地域塾利用者の保護者へ向けたアンケート結果から、ほとんど全ての保護者が、自分の子供について、まわりの支援を受けながら自立できるようになってほしいなどといった将来を考えているのに対し、自分の将来になると、ひと段落してから考えたい、というような形で、ほとんど考えていない方が多い、と指摘。
しかし、子供の自立を考えるのであれば、まず自分が自立しなくてはならない。親が自分を顧みずに子にかかりきにになってしまうと、その繋がりはより強くなり、親がいなければ子も生きていけないような関係ができあがる。
その関係は、子供の社会性を育む機会を失ってしまい、第三者からの支援を受ける際の妨げに繋がり、結果子どもの自立を阻むことになってしまう。
だからこそ、今のうちから子供を第三者に預けられる環境をつくり、自分は子供という存在に頼らない将来を見据え、できることからコツコツと積み重ねていくことが重要だ、と話を進めていきました。
最後に、受講者の皆様から、自身の子供に対する悩みや、ご近所さんに障がいのある家族がいることによる悩みを打ち明けられた時にどう助言すればよいか、などといった、日頃感じている質問が投げかけられました。
それらの質問に対して、自身の息子たちや子育てなどの経験を例に挙げながら、ひとつひとつ回答し、周りの意見やこれまでの常識に苦しみ囚われないで、自分と子供にとって本当に良い結果を生む選択をしていけばいい!というように締めくくりました。
今回はあくまでも、障がいのある子とその親の自立に対する講座だったのですが、内容を振り返ってみて、果たしてその枠に収まりきるものだったでしょうか?
最後に、孫が障がいを抱えていることが判明し悲観してしまった方がいるのだけど、どう声をかければ良いか、という質問への答えが印象に残っています。
「障がいの有無が、そのまま人生の優劣には繋がらない。」
※この事業はみやぎ生協こ〜ぷほっとわ〜く基金の助成を受けて行っています。
**ネットワークオレンジの公式HPができました!**
こちらへアクセス!→http://network-orange.jp/
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本日、コミュニティカフェ「チャの木」を会場に、平成23年度 第三回「得る」講座を開催しました。
今回は、ネットワークオレンジの代表理事・社会企業家である小野寺美厚を講師に、 「親も子供も自分らしく生きていい!子供の自立と親の人生について考えていこう!」というテーマで、普段から療育に携わるネットワークオレンジのスタッフをはじめ、各地区の民生委員の方、そして地域塾を利用されている保護者など22名が受講しました。
事前に地域塾利用者の保護者へ向けたアンケート結果から、ほとんど全ての保護者が、自分の子供について、まわりの支援を受けながら自立できるようになってほしいなどといった将来を考えているのに対し、自分の将来になると、ひと段落してから考えたい、というような形で、ほとんど考えていない方が多い、と指摘。
しかし、子供の自立を考えるのであれば、まず自分が自立しなくてはならない。親が自分を顧みずに子にかかりきにになってしまうと、その繋がりはより強くなり、親がいなければ子も生きていけないような関係ができあがる。
その関係は、子供の社会性を育む機会を失ってしまい、第三者からの支援を受ける際の妨げに繋がり、結果子どもの自立を阻むことになってしまう。
だからこそ、今のうちから子供を第三者に預けられる環境をつくり、自分は子供という存在に頼らない将来を見据え、できることからコツコツと積み重ねていくことが重要だ、と話を進めていきました。
最後に、受講者の皆様から、自身の子供に対する悩みや、ご近所さんに障がいのある家族がいることによる悩みを打ち明けられた時にどう助言すればよいか、などといった、日頃感じている質問が投げかけられました。
それらの質問に対して、自身の息子たちや子育てなどの経験を例に挙げながら、ひとつひとつ回答し、周りの意見やこれまでの常識に苦しみ囚われないで、自分と子供にとって本当に良い結果を生む選択をしていけばいい!というように締めくくりました。
今回はあくまでも、障がいのある子とその親の自立に対する講座だったのですが、内容を振り返ってみて、果たしてその枠に収まりきるものだったでしょうか?
最後に、孫が障がいを抱えていることが判明し悲観してしまった方がいるのだけど、どう声をかければ良いか、という質問への答えが印象に残っています。
「障がいの有無が、そのまま人生の優劣には繋がらない。」
※この事業はみやぎ生協こ〜ぷほっとわ〜く基金の助成を受けて行っています。
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