ワイワイまち育て☆番外編 [2005年06月03日(Fri)]
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ゲストスピーカー:塚田忠則さん
広島市中区役所の建設関係に所属の方です (名刺には「広島路上観察倶楽部二代目会長」とありました) お供の人:杉浦快さん:広島市立大一年生! (塚田さんは僕の 奴隷 と言ってました) 場所:市民会館1F ![]() ※当日、塚田さんから、10の資料(リーフレット、パンフなど)を配付いただき、資料の説明と共に話が進みました。(回覧の雑誌が2種類?数冊) |
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1.『まち探検手帳』
・各自が頂いた資料を加工して「手帳」に仕上げる作業となり、なかなか出来なくて四苦八苦する人、意固地になってる人など・・・いきなりガヤガヤという雰囲気に
・手帳には、まち探検の7つ道具が紹介されていて、7つ目の「遊び心」が大事と言われ、ふむふむと納得
・東大の藤森先生の指導を契機に、公民館を中心とした路上観察会が始まったそうです
2.『広島ニハマルマップ』(広島に・はまるマップ のことです)
・広島市内の面白いモノ、変わった店を、個人的な趣味嗜好?で紹介した地図
(マンホールメーカーが作った「うんちあめ」などやや変態チックなモノもありますが、見た目も楽しい地図です)
・NPO法人が定価100円で販売したそうですが、あまり売れず・・・?
3.『タノシビト』(雑誌:回覧資料でした)
・広島の色々な人やモノを紹介した雑誌(編集:ギミック)
・タノシビトフェスティバルというイベントがあり、(ヤキソバなどを売って)ここで1年間の活動資金を作る団体があるとのこと
4.『水の都ひろしま』
・広島市の川における様々な施策や事業を、視覚的に分かりやすく解説したもの
・中国地域づくり交流会が中心となって作成(塚田さんも作成に携わられたそうです)
・大好評で増刷したとか
5.『リバーウォークマップ』
・広島市中区役所が、区内の川や水路などを、親しみのある絵で紹介したモノ
・川の今昔、見えない川など、路上観察には好適な材料がズッシリ
・データ更新しながら、発行を続けているそうです
6.『中区・私のお気に入り空間20選』・市民が選んだ風景や光景を写真や絵と共に、活用のアイデアを紹介したもの(写真や絵も公募?)
・選定された場が活かされ、イベント化されているものもあるとか
7.『のってよ!かべせん』
(廃線となった可部線のこと)(編集:クリハラデザイン)
・可部線沿線の車窓風景「百景」をイラストでつづったもの
・洒落っ気があったり、創造性豊かな表現で、実際に見てみたい、ひたすら楽しいモノです
・コンセプトは、さり気ない何気ないモノを観光資源に だそうです
8.『アートギャラリーG』
・公開空地に生まれたアートギャラリー
・常に質の高い展示。県美術館からの流れでの入場が多いとか
その他回覧資料
ひろしま川遊び百選
ワークショップのガイドブック
9.『広島市における市民主体のまちづくり』ー最近10年間の動きー
※ここから本題の 広島市でのまちづくり の話へ
(1)まちづくり交流プラザ
・情報提供や相談などを中心に事業展開
・ギャラリーやスタジオなどを有料で市民に提供。但し、市が絡むと無料に!
・主な事業は、情報システム(情報発信など)に154,000千円、情報紙「らしっく」発行8,510千円など
・形になるまでに10年かかったとのこと。(は〜)
(2)広島アジア競技大会
・平成6年にあったアジア大会がボランティア元年といえる契機になった
・地域で何が出来るかを考え機会となり、公民館が分担して応援などに参画
(3)ひろしままちづくり未来大学 (平成7年より)
〜まちづくり学校へ(平成15年より)・広島では「まちづくり」らしい取り組みがなかったので、世田谷区や横浜市の事例を勉強するところから始まった
・市が市民に「まちづくり」を指導するスタンスでスタート
・ところが、参加者20名の意欲や想い、実績がそれなりにあり、逆に市への批判や苦情が噴出
・但し、市民側にも課題があり、活動はプロ並みだけど、市の事情(○○基本計画など)をまったく知らなかった
・そこで、塚田さんが講師の立場で市の施策や事業を説明する勉強会に変わる
・1年かけて参加者の想いをまとめ、ようやく行動へ移れた。2年目も同様だった
・3年目から卒業生が市の立場を擁護してくれるようになった
・平成10年頃までは市民と行政のギャップをまともに受け止めてきた。市民と接するのが恐怖だった(実に生々しい発言)ひたすら「同じ市民です。同じ立場です」を繰り返した
・今は、市主催(市内部の?)の勉強会にも市民に参加してもらい、これに若手職員を入れ早めに市民に対する免疫(!)を作らせるようにしている
(4)広島市ボランタリー総合支援センター
・センター設立までに研究会が1年3ヶ月。月に2回ぐらいの会合を継続
・箱モノだけはダメ、行政は簡単に作るから
・支援センター研究会は、40名で発足
・グループでの討論がまとまらず3ヶ月もかかった。40名を仕切るのに16名の幹事会を定期的に行った
・倉敷市の場合もまちづくりセンター設置のために、これぐらいの努力が要るのでは?と投げかけられる
(5)(財)広島市ひとまちネットワーク
・約70箇所の公民館を拠点に370人の職員をキーにした、人と人、活動支援のネットワーク
・HPなどを活用して市民が行政のこともしっかり勉強してきている
・まちづくりに参加したい、リーダーになりたいという市民が増えている
・若手職員が、公費で世田谷区でコーディネーターやファシリテーターの研修を受けているが、まちづくりの活動に出てこない、活かされていない
(6)広島のこれから(事業提案か?)
a.八区覧会、八区物館(広島市は八つの区で成り立っていることから)。ダブルミーニングが流行っている?
・広島には宇品に郷土資料館があるが、可部に住む人が可部のことを知ろうとすると、宇品まで行かなくてはならない
・文化の地産地消を目指したい
b.公務員参加のまちづくりv・公務員が活動や組織にいると便利だ ということに市民が気づき、うまく使い始めた
c.アートによるまちづくり
・例:芸大の先生や学生と相談しながらベンチの置き方をアートする
※最後に、まちネットメンバーからの質問へ
10.質疑応答
(1)質問:議員との関係は?・議員は市民を代表しているはず。が、議員提案に対して、市長から市民の声を聞けの発言があることも→市職員は当惑
(2)質問:中核の年齢構成と育成は?・若い人に経験させて出番を作るようにしている・これまでは、年長者が声高で質問の余地もない場面が多々あった
(3)質問:指定管理者制度について
(半分以上の施設が公募で、市民側に立っているように思えるがとの質問)
・普通の市民はそこまで読み込んでいない
・制度を進めている人に、危機感が不足している、選考基準が曖昧なのが実情例:美術館の企画や運営が優れているかどうかの判断もなく一般公募をして、本当によいものになるかどうか分からない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ー中村の感想ー
*塚田さん、とても柔和なお人柄で、淡々とした調子で話をしていただきました(辛労が辛労に聞こえないぐらい優しい口調で)
*人材、ネットワーク、リーダーシップ、資金、場 の5点でポイントが押さえてあると感じました
・人材:市民の中では個々にまちづくりの取り組みがあり、人材が埋もれていただけ。素地はあった
・ネットワーク:公民館という自治的組織を母体に、まちづくりを展開していった
・リーダーシップ:塚田さんはじめ、市職員で矢面に立たれた方が腹をくくって、市民の意見を全身で受け止め、同じ視点で考えていった。仕事とはいえ、この姿勢が信頼につながり、功を奏した
・資金と場:まちづくりを手探りする中、市によるモノ(場)と資金面の全面的な提供と支援、これも大きい
ひたすら、うらやましい限りで
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この後は、場所を移して、(丸口さん紹介の店で)食事をしながら遅くまで歓談となりました
いろんなアイデアと元気をいただきました
以上、報告でした
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1.『まち探検手帳』
・各自が頂いた資料を加工して「手帳」に仕上げる作業となり、なかなか出来なくて四苦八苦する人、意固地になってる人など・・・いきなりガヤガヤという雰囲気に
・手帳には、まち探検の7つ道具が紹介されていて、7つ目の「遊び心」が大事と言われ、ふむふむと納得
・東大の藤森先生の指導を契機に、公民館を中心とした路上観察会が始まったそうです
2.『広島ニハマルマップ』(広島に・はまるマップ のことです)
・広島市内の面白いモノ、変わった店を、個人的な趣味嗜好?で紹介した地図
(マンホールメーカーが作った「うんちあめ」などやや変態チックなモノもありますが、見た目も楽しい地図です)
・NPO法人が定価100円で販売したそうですが、あまり売れず・・・?
3.『タノシビト』(雑誌:回覧資料でした)
・広島の色々な人やモノを紹介した雑誌(編集:ギミック)・タノシビトフェスティバルというイベントがあり、(ヤキソバなどを売って)ここで1年間の活動資金を作る団体があるとのこと
4.『水の都ひろしま』
・広島市の川における様々な施策や事業を、視覚的に分かりやすく解説したもの
・中国地域づくり交流会が中心となって作成(塚田さんも作成に携わられたそうです)
・大好評で増刷したとか
5.『リバーウォークマップ』
・広島市中区役所が、区内の川や水路などを、親しみのある絵で紹介したモノ
・川の今昔、見えない川など、路上観察には好適な材料がズッシリ
・データ更新しながら、発行を続けているそうです
6.『中区・私のお気に入り空間20選』・市民が選んだ風景や光景を写真や絵と共に、活用のアイデアを紹介したもの(写真や絵も公募?)
・選定された場が活かされ、イベント化されているものもあるとか
7.『のってよ!かべせん』
(廃線となった可部線のこと)(編集:クリハラデザイン)
・可部線沿線の車窓風景「百景」をイラストでつづったもの
・洒落っ気があったり、創造性豊かな表現で、実際に見てみたい、ひたすら楽しいモノです
・コンセプトは、さり気ない何気ないモノを観光資源に だそうです
8.『アートギャラリーG』
・公開空地に生まれたアートギャラリー
・常に質の高い展示。県美術館からの流れでの入場が多いとか
その他回覧資料
ひろしま川遊び百選
ワークショップのガイドブック
9.『広島市における市民主体のまちづくり』ー最近10年間の動きー
※ここから本題の 広島市でのまちづくり の話へ
(1)まちづくり交流プラザ
・情報提供や相談などを中心に事業展開
・ギャラリーやスタジオなどを有料で市民に提供。但し、市が絡むと無料に!
・主な事業は、情報システム(情報発信など)に154,000千円、情報紙「らしっく」発行8,510千円など
・形になるまでに10年かかったとのこと。(は〜)
(2)広島アジア競技大会
・平成6年にあったアジア大会がボランティア元年といえる契機になった
・地域で何が出来るかを考え機会となり、公民館が分担して応援などに参画
(3)ひろしままちづくり未来大学 (平成7年より)
〜まちづくり学校へ(平成15年より)・広島では「まちづくり」らしい取り組みがなかったので、世田谷区や横浜市の事例を勉強するところから始まった
・市が市民に「まちづくり」を指導するスタンスでスタート
・ところが、参加者20名の意欲や想い、実績がそれなりにあり、逆に市への批判や苦情が噴出
・但し、市民側にも課題があり、活動はプロ並みだけど、市の事情(○○基本計画など)をまったく知らなかった
・そこで、塚田さんが講師の立場で市の施策や事業を説明する勉強会に変わる
・1年かけて参加者の想いをまとめ、ようやく行動へ移れた。2年目も同様だった
・3年目から卒業生が市の立場を擁護してくれるようになった
・平成10年頃までは市民と行政のギャップをまともに受け止めてきた。市民と接するのが恐怖だった(実に生々しい発言)ひたすら「同じ市民です。同じ立場です」を繰り返した
・今は、市主催(市内部の?)の勉強会にも市民に参加してもらい、これに若手職員を入れ早めに市民に対する免疫(!)を作らせるようにしている
(4)広島市ボランタリー総合支援センター
・センター設立までに研究会が1年3ヶ月。月に2回ぐらいの会合を継続
・箱モノだけはダメ、行政は簡単に作るから
・支援センター研究会は、40名で発足
・グループでの討論がまとまらず3ヶ月もかかった。40名を仕切るのに16名の幹事会を定期的に行った
・倉敷市の場合もまちづくりセンター設置のために、これぐらいの努力が要るのでは?と投げかけられる
(5)(財)広島市ひとまちネットワーク
・約70箇所の公民館を拠点に370人の職員をキーにした、人と人、活動支援のネットワーク
・HPなどを活用して市民が行政のこともしっかり勉強してきている
・まちづくりに参加したい、リーダーになりたいという市民が増えている
・若手職員が、公費で世田谷区でコーディネーターやファシリテーターの研修を受けているが、まちづくりの活動に出てこない、活かされていない
(6)広島のこれから(事業提案か?)
a.八区覧会、八区物館(広島市は八つの区で成り立っていることから)。ダブルミーニングが流行っている?・広島には宇品に郷土資料館があるが、可部に住む人が可部のことを知ろうとすると、宇品まで行かなくてはならない
・文化の地産地消を目指したい
b.公務員参加のまちづくりv・公務員が活動や組織にいると便利だ ということに市民が気づき、うまく使い始めた
c.アートによるまちづくり
・例:芸大の先生や学生と相談しながらベンチの置き方をアートする
※最後に、まちネットメンバーからの質問へ
10.質疑応答
(1)質問:議員との関係は?・議員は市民を代表しているはず。が、議員提案に対して、市長から市民の声を聞けの発言があることも→市職員は当惑
(2)質問:中核の年齢構成と育成は?・若い人に経験させて出番を作るようにしている・これまでは、年長者が声高で質問の余地もない場面が多々あった
(3)質問:指定管理者制度について
(半分以上の施設が公募で、市民側に立っているように思えるがとの質問)
・普通の市民はそこまで読み込んでいない
・制度を進めている人に、危機感が不足している、選考基準が曖昧なのが実情例:美術館の企画や運営が優れているかどうかの判断もなく一般公募をして、本当によいものになるかどうか分からない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ー中村の感想ー
*塚田さん、とても柔和なお人柄で、淡々とした調子で話をしていただきました(辛労が辛労に聞こえないぐらい優しい口調で)
*人材、ネットワーク、リーダーシップ、資金、場 の5点でポイントが押さえてあると感じました
・人材:市民の中では個々にまちづくりの取り組みがあり、人材が埋もれていただけ。素地はあった
・ネットワーク:公民館という自治的組織を母体に、まちづくりを展開していった
・リーダーシップ:塚田さんはじめ、市職員で矢面に立たれた方が腹をくくって、市民の意見を全身で受け止め、同じ視点で考えていった。仕事とはいえ、この姿勢が信頼につながり、功を奏した
・資金と場:まちづくりを手探りする中、市によるモノ(場)と資金面の全面的な提供と支援、これも大きい
ひたすら、うらやましい限りで
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この後は、場所を移して、(丸口さん紹介の店で)食事をしながら遅くまで歓談となりました
いろんなアイデアと元気をいただきました
以上、報告でした
【「ワイワイまち育て」の報告の最新記事】
Posted by
うすいあきお
at 17:25





