講師は日本ファンドレイジング協会事務局長鴨崎貴泰氏。
午前は、戦略的寄付集め7つのステップを中心に、ファンドレイジング戦略を考えるうえで必須となるフレームワークの使い方や、ファンドレイジングを実行する際の成功と失敗のポイントを学びました。
午後からは、具体的なケーススタディとグループディスカッションを通じて、実践力を身に着けます!
6人がけのテーブルに、緊張しながら席に着いたのですが、名刺交換をしているとなんと山口出身の方が2名も!「大内」「金古曽」「柳井」「上関」…なんて地名を東京で聞くと、うれしくなります♪
研修の中で特に3つの学びを得ることができました。
@SWOT分析を活用した「組織の潜在力の棚卸」。
A理事のポートフォリオバランスを見直し、「動ける理事会」を作ること。
Bドナーピラミッドの下層部から、上位へ上がっていけるようなアプローチを行うこと。
昨年山口商工会議所で開催された経営革新塾に参加し、企業経営に用いられるフレームワークで自社の強み、弱みの分析をした経験がありますが、まさにそれと同じ手法をファンドレイジングでも用いることを知り、企業経営も、NPO・非営利組織も同じなのだと感じました!
私たち社寺きよら事業部では、社寺を取り巻く寄付環境について、まずはこの研修の主催団体である日本ファンドレイジング協会の、准認定ファンドレイザー資格認定を目指しています。社寺のファンドレイジングを通して、社寺の環境衛生の向上、ひいては社寺を中心とした日本の原風景を守り伝えるお手伝いをしたいと考えています。
6月の資格取得に向けて、研修に今後も参加予定です!
今回の会場は一度訪れてみたかった下北沢…素敵な街でした☆
社寺きよら:佐々木綾子
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