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2019年07月27日

ニホンウナギの保全対策(その4)

「イールラダー」をご存知でしょうか?日本語では「鰻はしご」となり、ダムや堰で遡上できなくなったウナギを上流に移動させるために設置するものです。傾斜面にブラシ状や凹凸状のものを付けて、水を流してウナギの遡上を手助けします。ヨーロッパやアメリアなどでは、かなり前からイールラダーの設置が行われています。しかし、日本では鮎や鮭鱒が水産上重要視され、魚道といえば遊泳魚のためのものでした。そこで当会は、日本のウナギ資源復活させるため、日本型イールラダーの開発を数年前から開始しました。前にご紹介した「ヤナギモ魚道」、「海苔網魚道」もそうですが、写真にあるブラシ状のものは、日本の河川に適応させるためのイールラダーです。「ウナギ登りアシスト」と名付け、地元・愛知ブランド企業である潟Rーワブラシと共同で開発しました。最大の特徴は、基盤が軟質で、様々な形状の既設の魚道に後付けできること。アユなどの遊泳魚中心に設計された階段式魚道等にも設置できます。ウナギ養殖のための研究も大事ですが、安価な費用で設置できるイールラダーを全国の河川に設置していければなぁ~と、考えています。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 09:08| 成果物