みんなで大切に管理している椎茸のほだ木に、不気味な黒いきのこが出てきました。
このきのこの名前はゴム茸。ゴムのような弾力と、手や服についたら落ちにくい、墨汁のような黒い頭が特徴のきのこです。いったい何なのでしょうか?一度、椎茸栽培を指導して下さる方に聞くと、「何の為に出てくるかはわからない。」とのことでした。
椎茸の菌を植えても植えなくても、原木の水分が飛んでいく時期に出てきます。原木が、水を欲しがっている、椎茸の為の「散水を開始しても良い」という合図として僕は考えています。
驚く事に、このきのこは食べる事ができます。冗談でこのゴム茸、食べられるかどうか聞いて見たところ「一応食べれるよ」という返事が返ってきたので、早速その日、自宅に持って帰り、さっと熱湯にくぐらせて、三杯酢で食べました。姿形を見てキクラゲの様なイメージを描いて、一口。これがまた!うまい!!とは言えませんでした。食べる事ができる、くらいの物でした。成分や栄養素などを調べて、何かすごいものでも持っていたら、「一年にこの時期しか出ない、○○に効くゴム茸!!」でグラム1,000円くらいで売れないかなぁ〜。
一週間ほど前、原木にあまり変化が見られなかったので、「今年の菌の伸びは悪いなぁ」と心配していましたが、このゴム茸を見て、「散水開始」。毎日、午前中と夕方2回、しっかりと原木に水をかけます。かけると言うより水を吸わせると言った感じでたっぷりと散水します。ハウス内の湿度も保てるので3日後くらいに状況が一変。
どんどん木口が白く、椎茸の菌が伸びてきました。多少、病気が付いた木も何本か出て来ましたが、あくまでも消毒、薬物は一切使わず育てて行きたいと思います。
この木から椎茸が採れるようになるのは今後の状況にも左右されますが、だいたい8月中旬から9月には出ていると思います。菌を植えて初めて出るきのこはボリュームが違います。
とりあえず、今年も順調に育っています。古いほだ木の方も頑張っています。