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自団体と親和性のある企業のリサーチ方法1[ 2017年04月03日(Mon)]
 おはようございます。今日から実質的に新年度のスタートですね。読者のみなさまも新しい気持ちで、事業や活動に取り組もうとされていることと存じます。その前に英気を養うということではありませんが、昨日は天気があまりに良かったので、少し遠出をしてドライブがてら淡路島に行ってきました。菜の花畑が一面を黄色で囲っており、しばし自然の美しさに見惚れていました。今日も元気で行きましょう。

 さて、先日、FRJ2017 ファンドレイジング・日本に行ってきましたと題して、5回シリーズで投稿しました。その中で、自団体と組むパートナーにふさわしいかどうかについて、情報収集する必要性をお話ししました。

 そこで、CSVやCSRに取り組んでいる企業はどんな情報を発信しているかについて、少し紹介したいと思います。公表情報からそれをリサーチするわけですが、自団体と親和性のある企業を探す際に、こうした情報を読み解く必要があります。

 しばらくは、こうした公表情報をご紹介し、自団体との接点を見つけて、ターゲット企業を絞り込むヒントにしていただければと思います。

1.企業とは何か。
 まずは、あらためて企業とは何でしょうか。企業についてある程度イメージするためのをキーワードを拾って見ると、たとえば、以下の事項があります。

・市場経済における経済活動の主な担い手
・資金、労働力、原材料等の提供を受ける組織
・経験や知識、技術など多様な資源を用いて付加価値を創出する主体
・市場に財やサービスを提供して余剰資産を取得する組織
・余剰資産を再投入して新たな価値を継続して創出する主体
・利潤最大化が基本
・社会的存在として「公器」の役割

 基本、利潤を獲得すること、すなわち、営利を追求する組織ですが、上記の最後のキーワードである、社会的存在として「公器」の役割に注目していただきたいと思います。そう、まさに、企業を取り巻く多様な関係者と接点を持つことで社会的な存在としての役割が求められています。

2.株式公開している企業の公表情報

 こうした企業が公表する情報にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、株式公開している企業に着目すると、以下のような情報が公表されています。

有価証券報告書
・CSR報告書
・アニュアルレポート
・コーポレートガバナンス報告書
・統合報告書
・ホームページ

 これらの情報は、結構ボリュームがあり、最後まで読もうとすると結構大変です。でも、ご安心ください。すべてを読む必要はありません。あくまで、自団体と親和性のあるCSVやCSRに関する情報を抽出すればよいのです。

 少し長くなってきました。次回以降、これらの公表情報の概要と読み方を見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
この記事のURL
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