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幼児さんから、小・中・高・大学生・大人まで学べる塾「スペースわん」での出来事や
子育て中のパパさんママさんへのメッセージ、
そして、介護中のみなさんへお伝えしたいこと、などを
つらつらと書いてみます。
安心子育て、応援したい。安心介護も、応援したい。
そんな私の学びやつながりも紹介します。
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ごはんやday(ごはんやで〜)ごはん 今後の日程 [2017年02月26日(Sun)]
2/18のブログに書いた「ごはんやday(ごはんやで〜)」の
今後の日程、お知らせしま〜す(^^)/
学習サポートについても書いて下さってますにこにこ


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Posted by 永田 at 21:50
ごはんやday(ごはんやで〜)ごはん [2017年02月18日(Sat)]
2/11(土)、「市町diary」で開催された、
「ごはんやday(ごはんやで〜)」に参加しました〜!

「市町diary」については、
https://blog.canpan.info/kikurinferin/archive/118を、
当日の様子全般については、
http://ksyakyou.blog90.fc2.com/blog-date-20170217.html
ご覧いただけたらと思うので、ここでは省略。

「ごはんやday(ごはんやで〜)」、私は3回目の参加です。
「子どもたちの見守り+宿題で質問などあればどうぞ〜」
というスタンスで関わらせていただいているのですが、
今回から、「学習サポート係」というお名前をいただき(^^)
「ごはんやdayでご飯を待つ間や食後などに、
 縁側に用意した永田さんの学習サポートデスクで
 質問をすることが出来ます」
と、Facebookで事前のお知らせもして下さいました〜(^o^)/
また、今回、スタッフの方が、
こんなのを用意して下さっていました〜にこにこ
DSCN1811.jpg

前回(1/28)、
絵本やパズル、かるたなどを持って行ったのですが、
最初、歩いて行くつもりだったので、
私好みの「しばわんこ」シリーズなど、
歩いて持って行けるものに絞ったのですが、
「やっぱり重いあせあせ(飛び散る汗) こりゃしんどい青ざめ」と思い、
急遽、車で行きました。
なので、今回は、最初から車で行くことにして、
大きなバッグ二つに、
DSCN1809.jpg
絵本・パズル・積み木・かるたを詰め込んで、
持って行きました〜(^^)/

DSCN1830.jpg

DSCN1815.jpg
やっぱり「しばわんこ」のかるたははずせない顔1(うれしいカオ)
ちょっと難しめの言葉や古風な言葉も出てくるのですが、
それもよしにこにこ
まだひらがながちょっと不安な幼児さんも、
間違いながらも楽しんでおりました〜(^^)/
他にひらがなかるたも持って行ってたのですが、
なぜかこっちを選んでやってましたね。

その幼児さんが楽しんでいたのがこの積み木。
DSCN1824.jpg
幼児さんだけでなく、小学生も(^^)
その子なりのいろんな遊び方ができます。
最後のお片づけも、幼児さんが、
色をそろえてきれいにしまってくれました。
私は何も言ってません(^^)

「学習サポートデスク」の方に来た子がいたので、
「何か勉強の質問かな?」と思いきや、
「これ、どうやって遊ぶん?」
という質問(^^;;
DSCN1826.jpg
この写真の上の方に写っている、
完成例の載っているふたをはずしていたので、
それを見せて、
「これを作ってもいいし、好きな形を作っていいよ」
と言うと、
それぞれ、いろんな遊び方をし始めました。
さっきの4色の積み木と組み合わせる子も。
これも、小学生が、きれいに片付けてくれました(^^)

「これ、むずい!」
と小学生たちが言ったパズルがこの二つ。
DSCN1820.jpg
ぴったりはめるのがちょっと難しいので、
「ヒントいる〜?」と聞いて、
必要だったら、私がお手伝い。

比較的やさしいのがこちら。
DSCN1822.jpg
左のタツノオトシゴさんは、
ちょっと難しいところがありますが、
あとの二つは、幼児さんも楽しめますにこにこ

小4の子が、「これ、面白かった!」と言ったのがこれ!
DSCN1812.jpg
ちょうど学校で習っていることとリンクしたようです(^^)

というわけで、「学習サポート係」と言いながら、
子どもたちと一緒にパズルやかるたや積み木で遊んでました(^^;;
この日は土曜日&祝日だったので、
宿題は持ってきてなかったみたいです。
でも、「しばわんこ」のかるたで、
普段あまり聞き慣れない言葉にも触れられたし、
地図のパズルだって勉強になるし、
積み木もパズルも、遊びながら獲得できるものがあるし、
「遊び」と「勉強」を分ける必要はないかと。
ただ、「学習サポートデスク」を用意して下さったおかげで、
子どもたちが、私の役割を認知してくれたようですし、
(子ども以外に、大人の参加者の方とも、話がはずみました!)
継続して関わることで、
「これから、わからんことあったら、ここで聞いたらええんや」
と思ってくれたらいいな〜と思います。

「ごはんを家で十分に食べることができていない子ども」に、
この「ごはんやday」の情報が届くといいなあと思うと同時に、
「塾に通わせるお金がない」というご家庭の子どもさんにも、
この情報が届けばいいなあ。
そして、
「わからんかったら、ここで質問すればいい」
「自分では勉強でけへんけど、ここでならやれそう」
と思ってもらえたらいいなあ。

基本、「塾に通わせるお金がない」
「塾に行かないと学力がつかない」というのはおかしい、
本来「学校だけで学力をつけるべき」と思っています。
「塾」をやっている人間として
矛盾したことを言うと思われるかもしれませんが、
「スペースわん」は、
「塾に通わなくても自分で勉強できるようにする『塾』」です。
でも、その「スペースわん」も、
月謝をもらわないわけにはいきません。
他より格段に安いですが(^^;;
なので、この「ごはんやday」の「学習サポート」を使ったら、
お金の心配なしに勉強できますよ〜!
Posted by 永田 at 20:44
新・スペースわん通信第30号「『基礎』の積み上げ方」 [2017年02月10日(Fri)]
新・スペースわん通信第30号(通算150号2017年2月8日発行)は
生徒さんそれぞれの「『基礎』の積み上げ方」について
書いています。
新通信30号.jpg
これを書いていた時、たまたま録画していた健康番組を観て、
「一般の塾は西洋医学、
 『スペースわん』は漢方に例えられるかも?」 
とふと思いました。

その番組では、
近年、医学界で特に注目の不調改善法として、
漢方を紹介していました。
15年前、大学病院の漢方外来は19しかなかったのが、
今は81病院中79病院に漢方外来があり、
9割以上の大学病院で漢方治療が行われているそうです。
今は、
科学的根拠に基づいた漢方薬の効能のガイドラインも作成され、
様々な病への漢方薬の有効性が明らかにされているとのこと。

その番組で、
日本初の女性専門外来を立ち上げた医師が、
次のように話しておられました。
「そもそも女性外来を始めたら、いろんな患者さんが来て、
 西洋薬だけでは太刀打ちできなくなった。
 特に女性というのは、生理の前後だとか、排卵の時だとか、
 血液検査や画像検査をしても、全然どこも悪くないのに、
 でも体調がおかしいと訴える人はいっぱいいる。
 そういう人たちを治療するのに、
 漢方はもっていこいなんです」


私も、
そもそも、教師時代、いろんな生徒さんがいて、
高校のカリキュラムにのっとって進めるだけでは
太刀打ちできない状況に出くわしたことで、
どうしたらいいのか考え悩むうちに
「らくだメソッド」に出会いました。
さらに、「スペースわん」を始めたら、
おそらく学校の授業だけでは
太刀打ちできないであろう状況の子らに
たくさん出会いました。
「太刀打ちできない」というのは、
医学の世界であれば、
「西洋薬だけでは治らない」「西洋薬が合わない」
ということですよね。
教育の世界で言えば、
「学校の授業だけでは学力を伸ばせない」
「学校の授業が合わない」

ということになります。
そこで、多くの親御さんが
「塾はどこがいいか」と探すことになるのでしょうが、
その「塾」も、
医学の世界でいう「西洋薬」の範疇であれば、そこでも、
「その塾でも学力を伸ばせない」
「その塾も合わない」

ということが起こり得ます。

この医師のお話で、
生理や排卵といったその時の身体の状態によって
病院で検査をしてもどこも悪くないのに、
体調がおかしいと訴える女性が多いというのも、
教育に置き換えれば、
次のようなことになるのではないでしょうか。

その子の能力の問題ではないのに、
その時々のその子の状態によって、
学校や塾の授業がいくらすばらしくても、
今のその子には、
難しすぎたり、わからなかったり、納得いかなかったり、
逆に、簡単すぎてつまらなかったり、

といったことが起きる。
そして、
その子の能力を伸ばすことにつながらなかったり、
勉強ぎらいになったり、
自分はダメだと自信を失ったり、
逆に、
学校や塾の先生を悪く言ったり、
また、できない子を見下したりバカにしたり、
といったことにつながってしまう。
そんな、その子にとってよくない状態に陥っている場合が多い、と。

で、この医師が、
「そういう人たちを治療するのに、漢方はもっていこい」
と言われたのと同じように、
私は、
「そういう子どもたちに『らくだメソッド』はもってこい」
だと思っているのです。

この番組で、別の医師が、漢方について、
「その人に応じた治療」と話しておられました。
漢方の治療では、
「問診」「脈診」「舌診」「腹診」で、
一人一人の患者さんの
「現在の身体の状態」をよく診ることから始める
そうです。
その医師は、西洋医学と比較して、
次のように話しておられました。

「西洋医学の診察は、何のためにやってるかというと、
 病名を診断しようとしてるわけですね。
 それに対して漢方は、
 病名を診断するんではないんです、実は。
 その方の、現在の状態・状況を把握するのが、
 漢方の診断なんですね」


その人の体質を見極め、
 個人(一人ひとり)に応じた治療を行う。
 漢方の神髄は、オーダーメイド治療」


「通常の薬(西洋薬)の成分は一種類で、
 病にピンポイントで効く。
 ただし、効き目が強いので副作用が出る恐れもある。
 それに対して、漢方薬は、
 複数の生薬で、複数の症状を改善する。
 自然由来の生薬が原料なので、
 効果は緩やかでマイルドに効く。
 なので、比較的身体に優しい。
 ただし、漢方薬でも副作用が出る場合があるので、
 用法・用量や医師の指示通り飲むことが大切」


これに当てはめてみると
学校や塾が、
テストで学力を診断したり成績をつけたりするのに対して、
「らくだメソッド」は、
まず、その子の現在の状態・状況を把握
します。
そして、その子が今しなければならないことを見極め、
個人(一人ひとり)に応じたプリントから始める。

つまり、「らくだメソッド」の神髄は、
「オーダーメイド学習」
だとも言えます。

また、例えば、
「定期テストで○○点アップ!」
といったことをうたっている塾は、
定期テストにピンポイントで効き、
点数アップにつながるかもしれません。
でも、「副作用」が出る恐れもあります。
その「副作用」とは、
「定期テストでは点数を取れたけれども、
 実力テストや、入試では点数が取れない」とか、
「入試は突破できたけれども、
 入学した学校でしんどい思いをする」とか、
「取りあえず、短期間はしんどくても頑張れたが、
 長期間は無理」とか、
「与えられたことをやることに慣れて、
 自分では勉強できない」とかです。
それに対して、「らくだメソッド」は、
無理せず、基礎から積み上げる
ので、
すぐに目に見える効果がなくても、
緩やかでマイルドに効く、
つまり、時間はかかっても、
続けていれば、いつのまにか力がついている
のです。
ただし、漢方が
「用法・用量や医師の指示通り飲むことが大切」
なように、
「らくだ」も、
生徒さんがプリントを好き勝手にやるだけでは力はつきません。
「用法・用量」を守る、
つまり、プリントには、
次に進んでいいかどうかの条件
(目安時間とミスの数)がありますし、
プリントを、気分でたくさんやったりやらなかったりしては、
力はつきません。

また、漢方で、
「漢方認定薬剤師」という
漢方の知識を持つと認められた薬剤師が
その人の体質に合った漢方薬を出してくれるのと同様に、
指導者が、その子の現状を見た上で、
提案したり、選択肢を出したりしますので、
それを全く無視して好き放題するのとは違います。

でも、好き放題してしまう、という現状を見た上で、
どういう提案をするかも指導者の仕事。
どんな子に対しても「オーダーメイド」の学習ですから。

長くなってしまいましたが、
健康番組を見て、そんなことをつらつらと考えたのでした(^^)

新通信30号.pdf

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スマホで読みやすい形で読めるようにしていますので、
そちらからどうぞ。
Posted by 永田 at 22:00
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