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幼児さんから、小・中・高・大学生・大人まで学べる塾「スペースわん」での出来事や
子育て中のパパさんママさんへのメッセージ、
そして、介護中のみなさんへお伝えしたいこと、などを
つらつらと書いてみます。
安心子育て、応援したい。安心介護も、応援したい。
そんな私の学びやつながりも紹介します。
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押しつけられるのって好きですか? [2017年10月19日(Thu)]
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突然ですが、「押しつけられる」ことって、好きですか?
私はキライです。

どんなことでも、
人の意見も聞かず、
こっちの意志を無視して、勝手に決められたり、
無理矢理何かをやらされたりすることは、
大キライです。

子どもたちもそうで、
「スペースわん」でプリントを決める時、
「次に進む? もう少しこれやる? 
 しんどかったら分けてもいいよ」
というふうに、自分で決めるように促しても、
「どっちでもいい〜」
「どうでもいい〜」
と答える場合があります。
そういう子に、
「じゃあ、私が勝手に決めるねっ😛」
と言うと、さすがに、
「それはイヤやっ顔2(おこったカオ)」と怒ります顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

そんなふうに、
「ちゃんと自分の意志を伝えないと、
 誰かに勝手に決められちゃうよ〜。
 自分のイヤなことを決められても、
 文句言えなくなるよ〜」

ということを伝えたいのです。

その時、
自分でどう決めたらいいか、
何を選んだらいいか、
わからないこともあります。
そんな時は、消去法(^ ^)V
「絶対イヤなのはどれか」を考えると、
自然と、
「まあ、これならいいか・・・」というのが残ります。
積極的選択じゃなくて、
消去法のような消極的選択であっても、
誰かに勝手に決められるよりはマシですよね(^^;;

消極的選択であってもいい、
「これだけはイヤ」という、「NO!」を伝えるだけでもいい、
何らかの自分の意志を伝えることは、
「自分が主体になる」ということです。

そうでないと、力を持つ側は、
「どうせ、あいつらは自分では決められへんから」
「どうせ、あいつらは自分では考えへんから」
と見下して、
自分たちに都合のいいように、
好き放題・勝手気ままに、暴走します。

私を含め、大人は、
子どもに対してついついやってしまいがちなので、
そうならないよう、できるだけ意識して、
子どもの声を聴くようにしたり、
選択肢を出して選んでもらうようにしたりしています。
それが、大人側の「暴走」を防ぐ「ブレーキ」です。

子どもにとって、
それが面倒な場合もあるかもしれません。
大人に決めてもらう方が楽だから、
「おまかせ」したい気持ちはわからなくもない(^^;;
だから、
「おまかせ」してしまうと、
「なんでこんなこと押しつけられるねん!」
「なんで勝手に決められるねん!」
「こんなんさせられるのイヤやわ!」
「こんなことになるとは思えへんかったわ!」
と後悔する
あせあせ(飛び散る汗)
そんな経験を積み重ねてはじめて、
「『おまかせ』したら、えらいことになるわ困り
と思えるのかもしれません。
最初から、大人に
「これしなさい。あれしなさい」
「こうしなさい。ああしなさい」
と一方的に押しつけられるのが当たり前になっていたら、
「自分で選ばずに『おまかせ』したら、
 後でえらいことになるあせあせ(飛び散る汗)

という経験はできませんよね。

でも、それが、こと「政治」になると、
「後悔先に立たず」ですショッキング

ところで、
最近半月ほど、体調がすぐれないままでした風邪ひき
発熱から始まり、熱が下がっても身体がだるく、
食欲がない。
食欲旺盛で食べることが好きな私にとって、
食欲が出ないことは、何よりも苦痛でした困り
「食べたくない」
「ごはんを作る気にも買って食べる気にもなれない」
          下矢印1
    「元気が出ない・・・困り

何とか教室で生徒さんたちに対応はしましたが、
それ以外、普段普通にできていたことが、できない青ざめ
その時痛感したことは、
当たり前のことではありますが、
「普通においしく食べることができて、
 普通の日常が過ごせることがいかに幸せか」
ということです。
健康を害したら、
普段当たり前だったあらゆることが吹っ飛んでしまう。
「野菜を摂らなきゃ」
「たんぱく質も摂らなきゃ」
というふうに、健康な時は意識していたのですが、
野菜もお肉もお魚も食べたくなくなってしまい、
とりあえず、
「食べられるものを食べよう」
「食べられればOK」となりました。
最低限の選択です顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

そういうふうに、
「これが壊されたら、他のどんなことも吹っ飛んでしまう」
ということを、何より大事にしないといけない
と、
改めて思ったのでした。

さて、勘のいい方は、もしかしたら、
私が何を書こうとしているのか、
察しがついたかもしれません。

はい、選挙です(^^;;

「どこを選んでいいのやらわからない」
「行くのが面倒」
「自分が入れたところでどうせ変わらないし」
と、選挙に行かずに「おまかせ」してしまうと、
後で「えらいこと」になるかもしれません
ショッキング

一番いいのは、
きちんと各政党の選挙公約を読むことですが、
「それを読んでもわからない」
「それを読む気にもなれない」
「どうせいいことしか書いてないだろうと思ってしまう」
などなど、さまざまな思いから、
読まない人も多いかと思います。
読んでも、
「この公約については○○党がいいと思うけど、
 こっちの公約は△△党の方がいいと思うし・・・」
とかえって迷うかもしれません。

私も、全部読んだわけではありません。
では、私は何を基準に選ぶか。

一つ一つの公約や、細かい点では、
少々異論があったとしても、
「この党に任せられるか」という点で少々不安があっても、
前述の、
「これが壊されたら、他のどんなことも吹っ飛んでしまう」
ことは何か
、を考えた時、
「これしかない!」と思いました。

つまり、
私たちの意志を無視して、
とんでもないことを勝手に決められたりして、
主体性を奪われること、これは避けたい。

力を持つ人たちが、
「自分たちに都合のいいように、
 好き放題・勝手気ままに、暴走」したら、
「普段当たり前だったあらゆることが吹っ飛んでしまう」

のです。
だから、
権力の暴走に「ブレーキ」をかける存在であるかどうか。
教育でも、何でも、
「主体性は大事」と言われながら、
政治において、国民の主体性がないがしろにされていたら、
おかしいでしょう?

政治についての考え方、思想信条については、
自由ですから、さまざまな考え方があっていい。
でも、それが「上からの押しつけ」になったら困る。
それは、
自分の立場が「右」であろうが「左」であろうが、
「保守」であろうが「革新」であろうが、
自分とは相容れない考え方の人間が上に立った時、
国民の声を聞かず、有無を言わせず、
自分たちに都合のいいように暴走したら、
困る
でしょう?

力を持っている人が、
国民の声を聞かなかったり、
自分たちの都合が悪いことを隠したりごまかしたり、
議論の場さえも持たなかったり・・・。
「他に任せられる党がないから」という理由で、
そういう党を消去法で選んでしまったら、
これは「国民が我々を支持したんだ!」と理解され、
ますます暴走しますよ。

以前、「スペースわん」で、生徒さんが、
社会の教科書を持って来て、質問に来ました。
「『三権分立』って何?」と。
教科書の説明を読み、三権分立の図を見ながら、
「国家の権力を、立法・行政・司法に分けて、
 お互い抑制し合い均衡を保つこと。
 権力が一つに集中すると、
 そこが権力を濫用して好き放題やってしまえば、
 私らの権利や自由が侵されるからね。
 そうならないようにお互いにブレーキをかけるんだよ」
といった説明をしました。
「現実は三権分立守られてないやん」と思いながら・・・。

歴史を学べば、いえ、今現在でも、ある国のように、
権力が集中すると、
暴走し、独裁・専制政治が始まるのは明らかで、
それを防ぐ工夫がなされてきたのです。
なのに、そういう歴史が逆行するような感覚を覚えます。

政権選択の選挙と言うけれど、
現実は難しい。
なら、圧勝させないことが大事。
だから、「暴走」させないための「ブレーキ」は必要。
そして、どこが「ブレーキ」となり得るのか、
その見極めは大事。

「これが壊されたら、他のどんなことも吹っ飛んでしまう」の
「これ」というのは、
「国民主権」と、
「権力の暴走・腐敗へのブレーキ」だと思います。
また、
「国民を分断・排除」しようする姿勢は、
「国民主権」「権力の暴走・腐敗へのブレーキ」
を弱めることになる
と思います。

昨年の7月、次の二つのブログ記事を書きました。

https://blog.canpan.info/kikurinferin/archive/103
https://blog.canpan.info/kikurinferin/archive/104

私が今、選挙前に伝えたいことは、
これらのブログに書いています。
今回の記事と重なっている部分も多々ありますが、
よろしかったらお読み下さい。

そんなことを書いていたら、
このブログを見つけました。
同感です!
http://maga9.jp/soda171018/ 

Facebookされている方、
こんなのもあります。
https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1908256462521974?pnref=story
Posted by 永田 at 23:50
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