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幼児さんから、小・中・高・大学生・大人まで学べる塾「スペースわん」での出来事や
子育て中のパパさんママさんへのメッセージ、
そして、介護中のみなさんへお伝えしたいこと、などを
つらつらと書いてみます。
安心子育て、応援したい。安心介護も、応援したい。
そんな私の学びやつながりも紹介します。
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10年は続けると決めて決断したこと その2 [2018年12月02日(Sun)]
昨日のブログの最後の方で、
「なぜ、リフォームなどという、
 お金も時間も手間もかかることを決断したのか、
 それは、タイトルに書いたように、
 今後少なくとも10年は、この家に住んで、
 『スペースわん』を続けようと思ったからです」
と書きました。

では、なぜそう思ったのか。

私は来年還暦を迎えます(びっくり!熱
高校の教師を13年、
そして、「スペースわん」を始めて23年半。
教師を続けていたら、定年退職も間近ということです。
でも、今の仕事は定年がないので、
いつまで続けるのか、というのはあまり考えないまま、
今までやってきました。
先のことを考えるより、
目の前のこと、日々の生活を回すことで精一杯だった、
ということです。

教師を辞めた後、
実家の一室を借りる形で「スペースわん」を始め、
1年経たないうちに、父が脳梗塞で倒れ、
退院後も右半身麻痺になったので、
結局同居することになり、
いつか戻ろうと思ってそのままにしていたマンションも
引き払うことに。
4年後に父は亡くなりました。

数年後、今度は母が認知症に。
自宅介護の間は、
次第にいろいろと大変になっていき、
新しい生徒さんに入会してもらいにくくなりました。

「らくだメソッド」は、「自分で学ぶ力をつける」ので、
基本、私が母の介護に手を取られていても、
長年「スペースわん」に通っている生徒さんたちは、
「大丈夫! 自分でやっとくから」
「プリントも丸つけもやって、宿題も決めとくから」
と言ってくれ、何ら問題はありません。
しかし、新しい生徒さんはまだ慣れないので、
いきなりそこまでできるわけではありません。
また、
小さい生徒さんや「障がい」のある生徒さんも、
それはちょっと難しい場合もあるので、
その場合は、手や目をかけてあげねばなりません。
なので、
新しい生徒さんに入会してもらうことにためらいがありました。

しかも、
私自身、腰痛や肩・首・背中の凝りなどで、
それまでのように動けなくなり、
老眼もあいまって、字を読むのがつらくなり、
時間的にも状況的にも遠出できなくなる、という事態に。
なので、
通信の原稿を書くこともできず、
当然それをお店に置いてもらうこともなくなり、
いろんな集まりやイベントに参加することも減り・・・。

というわけで、生徒さんも少なくなっておりました。

6年前に母がグループホームに入ると、
私の身体の不調もましになり、
時間を気にせず動けるようにもなり、
再び通信を書いてお店に持って行けるようになりました!

それでも、すぐには生徒さんは増えずあせあせ(飛び散る汗)
新しい生徒さんも入会されましたが、
その入れ替わりのように、
長年通ってきていた生徒さんたちが、
高校卒業やら、新しい生活開始やら、
「もう自分で勉強できるから大丈夫!」状態やらで、
「スペースわん」を「卒業」(めでたいクラッカーことではあります)

それが、昨日書きましたように、
半年前ぐらいから生徒さんが増えてきました!
「5〜6年かけて減ったものが元に戻るには、5〜6年かかる」
ということを痛感しております。

というわけで、
生徒さんの数が少ない時には、
とても考えられなかったリフォーム。
昔は、
「生徒さんが少なくなってゼロになったら、
 ある意味リフォームのチャンスかも!?」
と、強気に思っていましたが、
実際に生徒数が減ると、
とてもそんなふうには思えず、
しかも、自分の年齢と、抗えない老化を考えると、
「いつまでやれるのかな?」という不安もよぎりました。

認知症になった母のことを考えると、
私も、たとえ身体が元気でも、
いつ認知症が始まるかわからないし、
「人間、いつどうなるかわからないなあ」と思い、
「私は、いつまでこの仕事を続けられるのだろう」
「私は、いつまでここに住み続けられるのだろう」
と思うと、リフォームする気にはなれなかったのです。

それが、
生徒さんが増え、
さらに、
保護者さんから、「いずれ、下の子も」と言われたり、
元生徒さんの保護者さんから「孫も」と言われたりすると、
いつのまにやら、後10年ぐらい続ける気になっていました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

また、10月に、
「らくだメソッド」の開発者である平井雷太氏が
大阪に来られた折り、久々にお会いしました。
平井氏は来年70歳。
今も指導者を続けておられ、テニスもされているとのこと。
お元気力こぶ
「私も後10年ぐらいやれるだろう」と思えました(単純顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

というわけで、
この家で少なくとも後10年は
「スペースわん」を続けよう!
もしかしたら、
途中で病気になったり、
認知症を発症したりするかもしれないけど、
そんな考えてもわからないことを考えてもしかたがない。
そうなったらそうなった時のこと!
と割り切りましたにこにこ
(なので、もし、私がおかしな言動をするようになったら、
 みなさん、遠慮せずはっきり言ってくださいね顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

しかし、そのためには、まず、今のトイレが問題困り

9月の台風では、うちは大きな被害はなかったものの、
午後1時過ぎ〜7時過ぎぐらいまで、停電になりました。
うちは、オール電化ではないということもあり、
ガスもトイレもお風呂も影響はなかったのですが、
マンションなどではトイレが使えなかったと聞き、
「トイレが使えなくなるっていうのは、大変だなあ青ざめ
と・・・。

うちのトイレは、家を建てた30数年前のもの。
調子が悪くなれば、修理をお願いして、
何とか今まで使ってきたのですが、
修理をお願いしていた方が亡くなったこともあり、
また、水の流れがイマイチだったり、
2階のトイレなどは、
レバーを長〜く持ってないと流れなかったりで、
いつ使えなくなるかヒヤヒヤものなのですあせあせ(飛び散る汗)
1階のトイレが使えなくなると、
生徒さんたちも困ります。
何より、変な段差があるので、
私が今後、段差でつまづいてこける可能性も・・・青ざめ

段差と言えば、お風呂もです。
お風呂は、何より、カベも床もタイル張りで、寒い青ざめ
10年以上前の浴室暖房機もつかなくなっており、
さらに、1年ほど前にシャワーが出なくなって、
しかも、浴槽が深い・・・困り

トイレやお風呂でつまずき、大ケガする未来の私、
ヒートショック現象で倒れる未来の私が、
チラッと頭をかすめましたあせあせ(飛び散る汗)
「先生、トイレで大ケガしたってよ」
「お風呂で倒れたってよ」は、
笑い事ではすまされない・・・顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
(ちなみに、父は、2回、2階のトイレで倒れ、
 2回目に亡くなりました)

なので、
今後この家に住み続けるには、
トイレもお風呂も、
いつかリフォームしなければならないとは思っていました。
ただ、お金も時間もかかりますあせあせ(飛び散る汗)

今まで、お金がかかり、工事が必要なものは、
ひたすらガマンしてきました。
エアコンも、そう。
去年まで、
これも、家を建てた時からのエアコンが、
動かなくなっていたのに、ガマンして
(教室のエアコンだけは買い換えてます)、
何とかグリーンカーテンで乗り切ろうとしたのですが顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
昨年は、暑さがこたえたのか、秋に体調がすぐれず・・・。
この夏は、もう乗り切れないと判断し、
ダイニングキッチンと寝室のエアコンを買い換えましたにこにこ
もう「ガマン」で乗り切れない年齢になってきていることを、
自覚せねばなりません。
体調に大きく影響することは必要経費と考え、
リフォームする元気のある時にしておかないと、
と思いました。
「体調がすぐれない」で済めばまだましで、
ヘタすると、命にかかわる、ということもあり得る、
そう思うと、少々お金がかかっても、
「何が何でも、生き延びるのだ〜パンチ
 そして、仕事を続けるのだ〜きらきら
と強く思ったのです。

ただ、お金の問題は大きい困り
これについては、
また別の問題も絡んで、決断に至りました。

このことを書き始めると、また長くなるので、
今日はここまで〜バイバイ             つづく

DSCN3761.jpg
Posted by 永田 at 22:04
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