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書籍「被災地の聞き書き101」販売情報 [2013年11月05日(Tue)]

書籍『被災地の聞き書き101』は、下記の書店と通販サイトから好評発売中です!
(※2013年11月5日現在)

◆書店販売◆

・丸善 仙台アエル店:仙台市青葉区中央1-3-1 AER 1階
Tel:022-264-0151
http://www.maruzen.co.jp/corp/shop/aer.html

・ジュンク堂 仙台本店:仙台市青葉区中央4-1-1
Tel:022-716-4511
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=20

◆通販サイト◆
・Amazon:ご購入はこちら

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Posted by 田中 at 12:36 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
東日本大震災の全出版記録「本の力」展に出品しています。 [2013年08月06日(Tue)]

東日本大震災の全出版記録を集めた「本の力」展に、「被災地の聞き書き101」が出品しました。「本の力」展とは、東日本大震災3.11以降の全出版記録を集め、全国を巡回するプロジェクト。会場では、出版各社の協力のもと、未曽有の災害と向き合いながら編まれた出版物、約1400点が無料で閲覧できます。

会期は8/1(水)〜11(日)10:00〜20:00
場所は、日本出版クラブ会館3階鳳凰の間(新宿区袋町6)

皆さん、ぜひ、参加してみてください。

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Posted by 田中 at 17:05 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
USTREAM配信のお知らせ <3/14(木)20時〜> [2013年03月11日(Mon)]

3月14日(木)20:00~

明日につながる101人のことば「被災地の聞き書き101」--個の物語から、社会を考える--


【日時】3月14日(木)20:00〜22:00
【URL】http://www.ustream.tv/channel/tokyofoundation

先日お会いした復興に従事する方の言葉です。「震災からしばらく経って最近自問している。お金だけで明日をつくれるのだろうか。被災地にお金だけを入れることは復興の遅れにつながるのではないだろうか。−本当に地域に寄与するには、その地域のこと、そこに暮らす人々の暮らしを知ることが大事なことだと気づいた。」

「被災地の聞き書き101」(以下、「聞き書き101」)は、大学生を含む47名が、東日本大震災で被災された101名の方々に、それまで営んできた暮らし、その中に溶け込んだ生活文化などを1対1でお聞きし、その話し手の言葉で文章にまとめたものです。(ウェブサイトはハーバード大学東日本大震災デジタルアーカイブなどに収録。書籍はAmazonなどで発売中)。

2012年11月、「聞き書き101」の話し手と聞き手をお招きし、被災地での歩みの状況や、この取組みを通して話し手と聞き手が感じたことをお話いただきました。その対話から半年経ったいまも、彼らのことばは色褪せることがありません。
震災から2年経ったいま、政策や制度とともに社会を形づくる、私たち一人ひとりの社会のイメージを見つめ直す機会にになればと思います。

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・塩野米松氏(注)が「被災地の聞き書き101」の話し手・聞き手に聞く
   第1部:岩手県大槌町吉里吉里地区の「話し手」に聞く
   第2部:「聞き手」(社会人、大学生)に聞く
・質疑応答

※この配信は、2012年11月に実施されたイベントを編集したものです。
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書籍『被災地の聞き書き101』は、amazonでご購入いただけます。677P、1500円。

(注)〔プロフィール〕一九四七年、秋田県角館生まれ。東京理科大学卒業。芥川賞四回ノミネート。聞き書きの名手としても異才を放つ作家。失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。著書に『手業に学べ』『聞き書き にっぽんの漁師』『木のいのち木のこころ―天・地・人』など多数。
Posted by 田中 at 12:30 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
銀座4丁目の書店「教文館」でも書籍発売してます! [2013年03月05日(Tue)]

震災から2年が経とうとしていますが、被災地はまだ本格的な復興には至っていません。社会的課題が山積するなか、政治家がビジョンを語り、政策を世に問い決断していくことが必要な一方で、私たち一人ひとりは何を大切に思い、どのような社会に生きていきたいのかという基本について、改めて考える時期に来ていると思います。個々の価値観やイメージ、それに基づく日常の行いの積み重ねが、制度とともに社会のかたちをつくる基底です。この書籍の、話し手自身の体験から紡ぎ出された言葉には、社会のあり方や社会への関わり方について私たちが具体的に考える際のヒントがちりばめられています。共感を覚えるもの、自分の価値観とは違うものなど、様々な出会いがその考えを深めてくれることでしょう。より多くの方々がこの101名の物語と出会い、明日の日本社会を考えるきっかけにしていただければと思います。

書籍『被災地の聞き書き101』は、銀座4丁目の書店「教文館」でも購入できます。
お店の2階に「被災地の聞き書き101」特設の本棚があります。
ぜひこの機会に、店頭でお手に取ってみてください。

◆教文館 :〒104-0061 東京都中央区銀座4−5−1
http://www.kyobunkwan.co.jp/about_us/map

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Posted by 田中 at 15:30 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
『かがり火』に掲載 [2012年12月19日(Wed)]

東京財団の冨永です。『かがり火』148号(2012年12月)に「被災地の聞き書き101」の論文を載せました。この取組みを通じた気付き、11月7日に開催された東京財団フォーラムでの学び、そして、「聞き書き101」の種が関西で芽を吹きつつある様子を紹介しています。
「個の物語から、社会を考える」(『かがり火』2012年12月号).pdf

ちなみに、『かがり火』<http://www.kagaribi.co.jp/>は、発行人の菅原歓一さんが文字通り全国を飛びまわり、また各地の支局長からの情報をもとに、テレビや新聞に掲載されない、地域の小さな話題を紹介するヒューマンネットワークマガジンです。「エラそうなことは言わないことを常に自戒している」と言う菅原さんの姿勢は、「被災地の聞き書き101」の趣旨と同じであると思っています。以下、少し長いですが、菅原さんのコメントを紹介します(『かがり火』145号、2012年6月)。

 評論家、政治家や作家、コメンテーターなど有名人に、日本が抱えている問題について質問すると、たちどころに明快な答えが返ってきます・・・専門家はあらゆるテーマについて快刀乱麻に解説してくれて便利です。が、なぜか心に残らないことが多いんですね。マスコミ慣れしているというのでしょうか。
 ところが無名の方々には、はっとするほど考えが深い人もいらっしゃるのですが、文字化することは大変で、論理矛盾もいっぱいあります。だからといって専門家よりも考えが浅いかということではなく、単に自分の考えを言語化することに慣れていないというだけなのです。なぜなら、それが仕事ではないからです。
 ある農家の方に、「TPPについて賛成ですか、反対ですか」と質問したことがあります。その方は、数分間じっと考えてから「分からん」というのが答えでした。この方は、米や麦を栽培しているのですから、TPPに無関心というわけではないはずです。その人にとっては大学教授や評論家のように第三者的な立場で返答できるほど簡単な問題ではないということでしょう。「分からん」という返答の中には・・・さまざまな「分からん」が含まれているわけです。・・・この「分からん」に耳を傾けるのが本誌の役割だと思っています。

私も聞き手として「聞き書き101」に参加しましたが、どのような活動に携わるにせよ、耳を傾けることの大切さ、難しさを忘れずにいようと思います。

Posted by 田中 at 16:49 | 報告 | この記事のURL | コメント(0)
「東京財団フォーラム」(11/7)のご報告 [2012年11月27日(Tue)]

11月7日に開催しました「被災地の聞き書き101」の東京財団フォーラム。
約150名が参加するなか、岩手県大槌町吉里吉里地区の話し手2名と3名の聞き手にお話を伺いました。モデレーターは、聞き手の指導に当たった作家の塩野米松さんです。

話し手との対話では、お二人の暮らしを通じて吉里吉里という集落の変遷を垣間見るとともに、復興の現状についてもお話いただきました。そのなかで、震災復興に対する私たちの向き合い方について改めて考えさせるエピソードも出ました。他方、聞き手からは、話し手とのつながりが感じられた体験談がいくつか紹介されました。

モデレーターの塩野さんは、その都度話をまとめながら会場に問いかけていました。
「共にという部分がとっても大事だろうと思う。復興は瓦礫の処理から始まるのに、それができないでいる状況は、国が悪いとかの前に、被災というものを共有できていないんじゃないかとさえ思えてくる。とにかく一人でもいいから会って話を聞く。その人の歴史と生活に少しでもふれることができたならば、物事を想像するための一個のきっかけをつかめるだろう」、と。参加者の方々も、共有することの大切さを改めて感じられていたようです。

「被災地の聞き書き101」の物語には、個人の体験の真実、記憶の真実が詰まっています。
その物語にふれることが、塩野さんの言うきっかけにつながるのではないかと思います。フォーラムの映像や議事録をご覧いただくとともに、是非、書籍をお読みください。

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◆フォーラムの映像/議事録はこちら

◆書籍のご購入はこちら
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Posted by 田中 at 14:15 | 報告 | この記事のURL | コメント(0)
『被災地の聞き書き101』書籍、アマゾンで販売 [2012年10月31日(Wed)]

「被災地の聞き書き101」が書籍になりました(税込み1,575円)。
ウェブサイトに掲載されている4つの地域、101名の暮らしの物語に加え、聞き手の指導にあたった作家の塩野米松さんの寄稿が収録されています。

より多くの方々がこの書籍を手にとり、震災復興のあり方、そして日本社会のあり方を再考するための問いを見出していただければと思います。

ご購入はこちら

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Posted by 田中 at 11:44 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
「東京財団フォーラム」開催のお知らせ [2012年10月22日(Mon)]

第53回東京財団フォーラム

被災地の聞き書き101
〜個の物語から、社会を考える〜



「被災地の聞き書き101」のフォーラムを、以下の要綱で開催します。


【日 時】2012年11月7日(水)18:30〜20:30(18:00会場)

【場 所】日本財団ビル2階 大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)

【プログラム】
 18:30〜18:40 「被災地の聞き書き101」の概要説明
 18:40〜20:15 塩野米松氏(※)が「被災地の聞き書き101」の話し手・聞き手に聞く
 ・第1部:岩手県大槌町吉里吉里地区の「話し手」に聞く
 ・第2部:「聞き手」(社会人、大学生)に聞く
 20:15〜20:30  質疑応答

※1947年、秋田県角館生まれ。東京理科大学卒業。芥川賞4回ノミネート。聞き書きの名手としても異才を放つ作家。失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。著書に『手業に学べ』『聞き書き にっぽんの漁師』『木のいのち木のこころ―天・地・人』など多数。
「被災地の聞き書き101」では、聞き手の指導に当たった。

なお、ご来場の方には「被災地の聞き書き101」の全作品が掲載された書籍を進呈いたします。

震災から約1年半経った今、「聞き書き101」の話し手と聞き手をお招きし、被災地での歩みの状況や、この取組みを通して話し手と聞き手が感じたことをお話いただきます。
そして、政策や制度とともに社会を形づくる、私たち一人ひとりが描く社会のイメージを見つめ直す機会にしたいと思います。是非、ご参加ください(先着200名)。

お申し込みはこちら ⇒ http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=191
Posted by 田中 at 14:51 | 報告 | この記事のURL | コメント(0)
「地方行政」に掲載 [2012年09月19日(Wed)]

被災地の聞き書き101」に関する論文『個の物語から社会を考える』を、東京財団の冨永が『地方行政』9月6日号に寄せました。

社会人や大学生など47名の聞き手が、101名の方々に震災前の生活についてお聞きした趣旨は何か。話し手と聞き手の対話から紡ぎ出された、個々の暮らしの物語に潜む可能性はどういうものか。

震災から1年半経った今、「被災地の聞き書き101」の意義を改めて紹介するとともに、どの地域も長い間取り組んでいる地域の再生・活性化を進める上で大事な視点を投げかけています。

個の物語から社会を考える(地方行政2012.09.06).pdf
Posted by 田中 at 14:15 | 報告 | この記事のURL | コメント(0)
「森と海・暮らしの復興」大槌町吉里吉里地区ボランティア・ツアー [2012年08月23日(Thu)]

「被災地の聞き書き101」ウェブサイトに、101名の方々の作品が公開されました。

被災地の聞き書き101は大槌町吉里吉里地区から始まりました。当地区では50人以上の方々からお話を伺い、聞き書きを通じて、吉里吉里の人々、個人、地域とつながり、寄り添ってきました。その関係性をいかし、NPO法人共存の森ネットワークでは、今後の支援のあり方を見つめる機会として、この度、大槌町吉里吉里地区を訪問するツアーを企画しました。

ツアーは聞き書きの中で話が出てきた場所をめぐるツアー、地域の方々と交流しながら行うボランティア作業、1年を経過しての地域の方々の様子をうかがう語り場、そして地域の復興を支援する朝市の開催などを行います。
このツアーを通じて、参加者の方々が、これからの被災地の未来を地域の方々と見つめる機会になることを願っています。

下記にツアーの概要を記しますので、ご参考ください。
共存の森ネットワーク 事務局

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          森と海・暮らしの復興
    岩手県大槌町吉里吉里地区ボランティア・ツアー
          参加者募集のお知らせ

    開催日■2012年9月28日(金)−30日(日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

岩手県大槌町吉里吉里地区。

井上ひさしの小説「吉里吉里人」の舞台ともなった当地区は、
三陸海岸の豊かな自然に恵まれ、ワカメや牡蠣、ホタテの養殖などが
盛んに行われてきました。東日本大震災による津波は、当地区にも
甚大な被害をもたらしましたが、その直後に住民は一致団結し、
災害対策本部を設置。道路のがれきを自ら撤去し、避難所では
女性たちが炊き出しを行うなど、コミュニティの強い結束した姿は、
まさに「吉里吉里人」の自主自立の精神を彷彿とさせる光景でした。

「吉里吉里は隣近所もみんな親戚みたいなもの」
「自分たちのことは自分たちでやる」
「やっぱり漁師は元気ないとね」

そんな吉里吉里の地で学ぶことはいっぱいあります。
ぜひあなたも、「吉里吉里人」に会いにいきませんか。
一緒にボランティア活動し、汗を流しながら、地域の未来を語り合いましょう。

○日時
2012年9月28日(金・夜)〜30日(日)

○スケジュール
▼9月28日(金)
バスで移動
(21:00横浜発→22:00東京駅経由→岩手県大槌町)

▼9月29日(土)
8:00 大槌町吉里吉里地区公民館到着
9:00 オリエンテーション
10:00 吉里吉里ミニツアー開催
  (オリジナルマップを片手に町内を散策)
<昼食>
13:00 地区の皆さんとボランティア活動
   (町内会の掲示板設置、草刈り、花壇作り等)
<夕食>
19:30 聞こう、語ろう「震災の記憶」(地区の方にお話を伺います)
<就寝>

▼9月30日(日)
9:00 復興朝市開催
  (伝統芸能の披露の他、地区の海産物等を販売します)
11:00 バスで移動
  (昼食はお弁当を配布します)
<解散>(21:00頃東京駅、22:00頃横浜駅)

○参加費
※宿泊先によって異なります(お部屋は相部屋となります)
【1】民宿 8,000円(定員60名 夕食・朝食付)
【2】浪板地区交流センター 5,000円
   (定員20名 布団あり。参加者で協力しながら自炊)
【3】大槌町きらりベース 3,000円
   (定員30名 ボランティア施設のため、宿泊代は無料。
    寝袋、懐中電灯持参。トイレは施設の外になります。
    食事は復興食堂で提供予定)

○お申し込み方法
共存の森ネットワークのホームページよりお申し込みください。
https://www.mmjp.or.jp/ssl.kyouzon.org/form05.html

○申込締切
2012年9月17日(月・祭日)
※定員になり次第、締切させていただきます。

○プログラム主催
企画: NPO法人共存の森ネットワーク
旅行主催: 神田交通(株)神田ツーリスト
協力:かながわ東日本大震災ボランティアステーション、NPO法人遠野まごころネット
特別支援: 株式会社ファミリーマート

○備考
※このボランティアツアーチラシはこちらからご覧いただけます。
https://www.mmjp.or.jp/ssl.kyouzon.org/kirikiri.pdf

※参加者は必ず近隣の社会福祉協議会で、平成24年度ボランティア活動保険
(天災タイプ)にご加入下さい。

○プログラム背景

NPO法人共存の森ネットワークでは、東日本大震災直後から、
被災した地域の人々の震災以前の暮らしや営み、これからの復興への想いを
聞き書きし、文章にまとめる「被災地の聞き書き101」プロジェクトを
公益財団法人東京財団と協働で行ってきました。
そこで出会った50人以上の地域の方々とともに、
復興に向けた一歩を共に歩んでいく一環として本企画を実施します。

関連情報:

■被災地の聞き書き101
(東京財団と協働で実施した「聞き書き」作品をご覧いただけます)
http://kikigaki101.tokyofoundation.org/

■暮らしの復興に向かって
(国連大学高等研究所及び環境省と協働で製作した同地区のビデオ映像)
http://satoyama-initiative.org/video
Posted by 共存の森ネットワーク at 16:09 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
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