チャイルドライフスペシャリストに出会った[2012年04月18日(Wed)]
千葉県こども病院ではたらく千葉県でただ一人のチャイルドライフスペシャリスト(CLS)、木村智聡さんのお話を聴く機会がありました。
私たちのNPOが、地域の子どもの文化コーディネーターと連携して実施している事業「病院と地域をつなぐ〜こどもが笑顔になる贈り物〜」のコーディネート研修会(4/17)としてです。
「子どもの権利条約」(1994年日本政府が批准)の理念を柱に開設、運営されている千葉県こども病院で、木村さんは、入院してくる子どもたち一人一人に、子ども目線に立って「子どもが、遊びながら、気持ちを出しながら、本来もっている力で病気と向き合えるように」向き合い、寄り添う、という専門的な仕事をされています。
CLSは、1950年代に北米でできた資格で、95%の病院にCLSが義務づけられているそうです。日本には1998年、初めて、米国で資格取得をしたCLSが位置づけられましたが、日本に教育機関がない、診療報酬制度の外にあることから、日本では、米国で資格をとったCLSがまだ25施設に26人にとどまっているそうです。
・手術や施術の心の準備を、五感をつかった治癒的あそびでおこなう。
・処置に同席して、リラックスできるように子どもの側にずっといる。
・病気治療の理解、受容を、子どもの言葉、におい、音などにおきかえて話す。
・痛い、怖い、わからない、などの感情はどんな感情も否定せず、大切なことを伝
え、言葉にださせてあげる。
・言葉の選び方を考えて子どもには”うそ”をつかずに話す。
・グリーフケアも含めて、きょうだいや父母にもかかわる。
こういう仕事の内容を木村さんから聴けば聴くほど、もっとCLSが日本の病院にも増えてほしいと願わずにはいられません。
(by理事長)









