8月23日(日)に仙台市でひきこもり大学が開催されます[2015年08月05日(Wed)]
ひきこもり大学KHJ全国キャラバン 宮城山形
ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組み作り
2010年度の内閣府による調査で「ひきこもり」は全国で推計70万人と発表され、有効な解決策も見いだせないまま長期化や高年齢化が懸念されています。
私たちKHJ家族会は、1999年の結成以来、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきましたが、ともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。
一方近年になって、様々な参加者が集まり対話する場「フューチャーセッション」や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。
この度、関東で対話の場を開いているグループと、関西で当事者主体の活動をしているNPOの協力を得て、ひきこもり大学を全国で開催します。家族が当事者や一般の方との対話をする中で、当事者の側に立った新しい支援を共に考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。
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日時:8月23日(日)13:30〜16:30
(受付開始13:00〜)
会場:みやぎNPOプラザ
(仙石線榴ヶ岡駅下車 徒歩7分)
対象:若者の社会参加に関心がある方、ひきこもり当事者・経験者、家族、支援者など
定員:50名(申込不要)
参加費:1,000円(当事者・経験者は無料)
司会進行:池上正樹(ジャーナリスト)
1限目:ひきこもり大学社会通念学部
[テーマ]発達障害による社会通念における多角的思考領域の促進
講師:鹿間健史
プロフィール:発達障害(アスペルガ―症候群)
1981年生 34歳
幼少期より人と何かが違うと感じる。学生時代は授業に参加せず本から学ぶ。社会に出るも、世の中の人間関係に苦しみ勤めてはひきこもるを繰り返す。昨年12月に病院で発達障害と診断されてから、自分の使い方を編み出し、現在NPO法人から・ころセンターにて就労継続支援B型を利用しながら、発達障害者やひきこもりのサポーターを目標に活動中。
幼少期より人と何かが違うと感じる。学生時代は授業に参加せず本から学ぶ。社会に出るも、世の中の人間関係に苦しみ勤めてはひきこもるを繰り返す。昨年12月に病院で発達障害と診断されてから、自分の使い方を編み出し、現在NPO法人から・ころセンターにて就労継続支援B型を利用しながら、発達障害者やひきこもりのサポーターを目標に活動中。
2限目:社会共同構想創造学部『みんなで器を広げあおう学科』
テーマ「〜ひきこもりもキャリアにできる自分と社会になるためのひきこもリテラシー〜」
ひきこもり・不登校・ニートなど、一般に空白期間や「負の選択」とみなしがちなものすべて、「キャリア」にもできるくらい器のデカい自分と社会を創るためのリテラシー(知恵・活用力)を学び合おう。
講師:高橋優磨
プロフィール:元不登校・ひきこもり・ニート。「NEET株式会社取締役」・「ひきこもり大学講師」・「愚放塾生」などの貴重な経験に恵まれ、自分と社会それぞれの器を広げてゆきたいという思いがさらに強まる。「うつわびらき」の一環として、今夏に「えぽな行政書士事務所」をひらく予定。
3限目:それぞれのグループからの発表と共有
主催:NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
共催:NPO法人宮城県「タオ」
NPO法人山形県「から・ころセンター」
協力:ひきこもりフューチャーセッション庵 -IORI-
お問い合わせ
キャラバン専用メールアドレス: info@khj-h.com
または
03-5944-5250(KHJ本部)
080-3193-6715(武田)
※都合により内容などが変更になる場合があります。
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