重宝していた播種機
[2019年09月14日(Sat)]
ねぎの種まき状況です。
現在は苗を作って移植しています。
道具は25cc程度のエンジンを搭載しています。
約1.5PS。10人力といったところです。
畑を耕運機で耕し、畝立て機で畝をつくり、
種まき機で種をまき、潅水設備で水を撒きます。
人間発動機は数が減り、便利な機械が増えています。
消費される人達の手元に届く野菜には、
以上の道具に加えて、
農薬(除草剤・殺菌剤・殺虫剤など)、化学肥料などが
加えられています。
ネギの栽培には、土中の悪い?菌を殺すため
きつい毒を使っていた時期もあります。
臭化メチルなど現在では考えられないような薬品も
使っていたがほんの数年前まで存在していました。
現在は世の流れが変わって来ています。
草に対して除草剤を使わなくて済むよう
苗移植に切り替えて年数も経ちましたが、
草抜きの時間は確実に増え、我慢比べ状態です。
安全のため、手間とコストをかけ、外見の悪い野菜を作り、
見合うコストが貰えない状態が続いています。
その一方で、世界の大半が販売を控える除草剤が
日本では堂々とホームセンターなどで迄販売されています。
「消費者の保護」というより「消費者をバカにした」
業界・お役所の現実に情けなくなります。
情報発信についての能力が薄い私達には
愚直な体力マラソン競技に感じられます。
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