境界線はどこに?
[2018年11月14日(Wed)]
私たちは「障碍者」対象の仕事を運営しています。
そろそろ8年弱になるはずですが、
いつまでも勉強の連続です。
何で?と考えてみれば
1.「A型事業所」もしくは関係事業所に
求められるものが著しく変化するために生じるもの
2.構成する職員・利用者が替わること
3.事業所として求めるもの(手段のレベルですが)ものが
変わること
が考えられます。
理想を言えば「向上無限」ですが
現状は「ずり下がり防止」くらいかも知れません。
開始当時も今も素朴な疑問が続いています。
「障害・健常の境界線はどこで誰が決めたのか」
誤解を恐れず言えば、
特に「精神障害」とお役所が言う範囲に入る人たちと
それ以外の人たちの線引きについて
私には確たる境界線がわかりません。
私はないのではと思っています。
責任回避のため医師の判断を用いるようになっているようですが
本人にも健康時・不健康時があります。
それを割り引いても、長いカタカナの病名を観ると
湧き上がる猜疑心を否定出来ないことがしばしばです。
時にはもがき苦しむ利用者さん達に接する度に
他人が決めた範疇よりも自分で決めた方向に
進んでほしいと願うばかりで、
そのお手伝いが出来ればと強く希望しています。
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