新型インフルエンザと小児がん [2009年05月20日(Wed)]
続けて新型インフルエンザの話題になりました。
SAYAKAが外来で通院をしているとき、外国でSARSが流行しました。幸いと言っていいのかわかりませんが、日本にはそれほど大きな影響はなかったように記憶しています。 病院内にはSARSに関する注意書きの看板や張り紙がいたるところにありました。 そんな中、普段でも感染に気をつけて生活しなければならなかった私たちは本当に恐怖の日々を過ごしました。 普段でも控え気味な外出はさらに控え、外にはアルコール消毒グッズを一通り持ち歩きました。外来に行くことさえとても危険に思えました。 外から帰ってくる主人にもまず玄関でアルコール噴霧。「うわぁ!やめてくれ〜」とよく言っていました(苦笑) 今回の件でも、小児がんのこどもとその家族は大変です。 友人も「もう一歩も出たくないわ、、、」と言っていました。 弱毒性のインフルエンザということで、普段のインフルエンザのような扱いに方針が切り替わったようですが、普段のインフルエンザでも十分脅威な小児がんのこどもたち。 次に間もなく季節性のインフルエンザの時期を迎えると思うと、、、 「いったいどうすればいいのだろう、、、」と思います。 普通に日常生活を送れる人達が基準になってしまう社会ですが、弱い立場にある人達は自分で色んなことを犠牲にして生活をコントロールするほかないのでしょうか? 守ってくれる場所と「これさえしてれば大丈夫」という方法がありませんでした。 感染しても「ついてなかったね、、、」ということで話が終わるんだろうな。 事態が終息するまで、気がつけばビクビクしている毎日を過ごした記憶がよみがえります。 何とかみんな無事に乗り切ってほしい。。。と願います。 まさみさま |