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がんを生きる2 [2008年12月30日(Tue)]

息子、ゆうとの闘病を温かく励まし続けて下さった方々の中に、新聞記者の方がいました。
記者の福田さまの記事は、私たち家族を元気づけてくれるものも多く、この場をおかりして是非みなさまにも読んで頂きたいと思い、毎日新聞の許可の下ご紹介致します。
亜紀子

◆ 2008年04月21日  毎日新聞掲載

がんを生きる:/2 小児がん 「もっと自信を持とう」/周囲に支えられ、笑顔取り戻す

 桜の花びらが舞い始めた4月のある日、茨木市内の市立小学校で始業式があった。グラウンドには約2週間ぶりに、たくさんの子どもたちの笑顔が並んだ。マスク姿の田村結人(ゆうと)君(7)の姿もあった。

 そわそわムードの中、新2年生のクラスが発表された。先生が「先月まで入院していたお友達もいます」と言うと、結人君は友だちにつつかれながら、照れ臭そうに手を挙げた。「体育の時間にみんなと同じことができない時もあるので、知っていてくださいね」と先生。かわいい声で「ハーイ」と児童たち。結人君は免疫が弱いためマスクが欠かせないが、そうした事情もクラスは理解している。

 母亜紀子さん(34)は「結人は、友だちや先生たちに二重、三重に守られている。本当に感謝しています」と目を細めた。

   ◇   ◇

 結人君は2歳9カ月の時、乳幼児に特有ながん「神経芽腫(がしゅ)」と診断された。亜紀子さんら親族がショックを隠しきれない中、父太郎さん(36)は「自分はしっかりしていなければ」と平静を保った。

 診断後、付き添いの亜紀子さんを病院に残して、一人で帰宅した。インターネットで神経芽腫について調べ、一般的に治療が難しく、予後(病後の経過)も良くないことを初めて知った。客観的で具体的なネット情報は、あまりに残酷だった。「助からない」と思い、夜中に一人で泣いた。その後、太郎さんは仕事を休み、家族を守るために全力を注いだ。

 しかし、大人たちの落ち込みは結人君にも伝わり、そのうち、結人君から笑いが消え、話しもしなくなった。そんな時、ある知人から「結人君をリーダーにして、病気と闘うチームを作ったらどうか」とアドバイスされた。そして、「親がふびんに思うことが、子どもにとって一番つらい。結人も私たちも、何も悪いことはしていない。もっと自信を持って入院生活を送ればいい」と悟った。そこから家族は危機を脱した。

 「これだけつらい経験をしているのだから、今よりも良い医療作りに生かさない手はない」と太郎さん。同じ経験を持つ家族や医師らと力を合わせ、化学療法と生活の場を融合した理想の施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(通称チャイケモ)作りを進めている。【福田隆】=つづく(月曜掲載)
「夢のプレイルーム」毎日新聞記事 [2008年12月26日(Fri)]

本日(26日)まで展開中の、プレイルーム建設資金の寄付金募集についての記事が25日の毎日新聞で紹介されました。→毎日新聞東京朝刊(2008.12.25)

最終日ですが、ご支援よろしくお願い申しあげます。
小児がんの子どもたちに夢のプレイルームを [2008年12月16日(Tue)]

チャイルド・ケモ・ハウスと日本財団canpanが開催するクリスマス特別企画
小児がんの子どもたちに夢のプレイルームを

木〜X’mas Gift for Cancer Children 2008〜木


こんにちはびっくりすっかりとご無沙汰しております。みなさまお元気ですかはてな
このたびチャイルド・ケモ・ハウスは『小児がんの子どもたちに夢のプレイルームを!』というクリスマス寄付特別企画を開催致します。
クリスマス特別企画ブログには各界のチャイケモ支援者から寄せられた応援メッセージも掲載されます。そして今回から、クレジットカードを使ってのご寄付が可能となりますびっくりぜひお立ち寄り下さいウインク
この企画で集められたご寄付はチャイルド・ケモ・ハウスが目指す「夢の病院の夢のプレイルーム」の建設資金に使わせていただきます雪

がんになったからといってあきらめなければならない事なんてないんだ!ということを子どもたちは教えてくれます。私たち大人は子どもがあきらめず、こどもらしく成長してゆける環境を作らなければならないと思います。みんなの力で夢の病院への第一歩『夢のプレイルーム』を作りましょう!!
がんになっても子どもが子どもらしく成長できる環境を。。。

みなさまからのご支援お待ちしています!!12月17日STARTはさみ



クローバーまさみさまクローバー

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特定非営利活動法人 チャイルド・ケモ・ハウスは、12月17日から12月26日までの10日間、日本財団canpan事務局のご協力によりクレジットカード決済のできるクリスマス特別企画を開催致します。

<「かわいそう、、」から「応援しよう!」へ>
このX’mas Gift for Cancer Children 2008は、小児がんと闘う子どもたちと、子どもたちを応援したい人をつなぐ架け橋となるプロジェクトです。たくさんの方々が小児がんの子どもについて、テレビや新聞を見て「かわいそう」と心を痛めた経験があると思います。このプロジェクトの目的は、小児がんの子どもたちからのメッセージを一般の方々に届け、具体的な支援の方法を提示することにより「かわいそう」から「応援しよう!」というアクションを起こしてもらうことです。

<夢のプレイルームが必要な理由>
長期入院と厳しい治療でストレスを抱える小児がんの子どもたちにとって、唯一の癒しは「あそぶこと」。副作用で食事が喉を通らない時、体中の痛みがひどい時、どんなに苦しい状態でも子どもたちはあそぼうとします。現在の小児病棟では、プレイルームはありますが感染面の不安やプレイルームがひとつしかないことにより、子どもたちのニーズを満たすことができていません。一人ひとりの状態にあったあそびができる夢のプレイルームが必要です。

<開催中のご寄付は、小児がんの子どもたちの夢のプレイルームに>チャイルド・ケモ・ハウスでは、現在2011年春のオープンを目指して小児がんの子どもたちの小児がん専門病院設立を計画しています。開催中のご寄付は、夢のプレイルーム建設費および整備費に充てさせて頂きます。募金総額は1,000万円を目標としています。開催中にご寄付いただいた方のお名前(もしくはペンネーム)は、夢のプレイルームで紹介させていただきます。


<概 要>

寄付使用目的:建設予定の小児がん専門病院内プレイルームの建設および整備費として

実 施 期 間 :2008年12月17日(水)〜2008年12月26日(金)

寄 付 金 額:一口2,000円から

寄付目標金額:1,000万円

参加方法: チャイルド・ケモ・ハウスのクリスマス特別企画ブログ

よりクレジットカード決済でご寄付していただけます。

チャイルド・ケモ・ハウスのHP 
チャイルド・ケモ・ハウスのブログからも
アクセスしていただけます。
がんを生きる1 [2008年12月15日(Mon)]

息子、ゆうとの闘病を温かく励まし続けて下さった方々の中に、新聞記者の方がいました。
「連載記事」「取材」を精神的に負担がかかっている闘病中に受ける事ができるのかなと最初は不安も少しありましたが、記者の福田さんはゆうとへの取材は5分程、あとはいつもカメラをほおったらかしてゆうとと夢中で遊んで下さいました。そんな福田さんの記事は、私たち家族を元気づけてくれるものも多く、この場をおかりして是非みなさまにも読んで頂きたい思い毎日新聞の許可の下、ご紹介致します。
亜紀子

◆ 2008年04月07日  毎日新聞掲載

がんを生きる:/1 小児がん 家族の幸せ、一瞬で暗転/経験生かし理想の医療施設実現へ

 イチローが大リーグ・シアトルマリナーズと正式契約を結び、日本中の注目を集めていた00年11月、府内の病院で3200グラムの赤ん坊が産声を上げた。固く握っていた妻の手を放し、「男の子や!」と声を上げる夫。看護師が体をふくと、赤ん坊は勢いよくおしっこの「噴水」を披露し、お祝いムードは最高潮に達した。指をしゃぶる表情はなぜかしかめっ面で、とにかくかわいくてたまらない。その名前には「人と人を結びつけるような存在になってほしい」との思いを込めた。

 田村結人(ゆうと)君(7)=茨木市=は太郎さん(36)、亜紀子さん(34)夫婦の長男だ。2歳になったころ、走ったり跳びはねたりする動作が、他の子どもより「ちょっと遅れてるかな」と感じたが、「運動が苦手な両親の特徴を遺伝したのだろう」くらいに思っていた。

 夏になると、38度前後の熱が続いた。「夏風邪かな」と思いながらも、鼻水やせきがないことから、納得できないでいた。すると、両目のまぶたが腫れてきた。血液検査の結果の紙を持つ医師の手は震えていた。「鉄分不足ですか?」との問いに「そんな簡単なもんじゃない」と医師。結人君はみるみる弱り、おなかがふくれた。そして、2歳9カ月の時、乳幼児に特有のがん「神経芽腫(がしゅ)」と診断された。おなかのふくらみは、腫瘍(しゅよう)そのもので、がんの段階は既に最も重い「ステージ4」だった。亜紀子さんは取り乱し、泣きわめいた。太郎さんは結人君を動揺させまいと、努めて冷静さを保った。当たり前の幸せが突然、暗転した。

   ◇  ◇

 発病から4年半が経過した3月末、記者は大阪大学病院の小児科病棟に、結人君を訪ねた。同じ入院中の友だちと頭をくっつけて、ゲームに夢中だ。自宅に外泊することもあったが、ようやくこの日、退院となった。化学療法などの効果で、地元の小学校に通えるまで回復したが、完治したわけではない。退院後も通院治療に加え、マスク、手洗いなど感染防止策は欠かせない。結人君は、医師や看護師、院内学級の先生たちに笑顔で見送られ、跳びはねるように病棟を後にした。

 田村さん家族は、がんをきっかけに、同じ経験を共有するたくさんの人々と出会い、思いを分かち合ってきた。名前に込めた思いを反映するように、結人君が生み出した人の縁は、化学療法の場と生活の場を融合させた理想の医療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(通称チャイケモ)の実現に一歩ずつ進んでいる。【福田隆】=つづく(月曜掲載)
祝!!剛直&広子 [2008年12月13日(Sat)]

2008年12月13日 剛直 くんの結婚式がありました。
私も挙式、披露宴と参加させていただきました。

                   ハート  挙式  ハート
意外にに剛直くんはリラックス。



指輪の交換。さすがに緊張していました。



                     ハート  披露宴  ハート



本当に幸せそうなお二人です。

つづく。
祝!!剛直&広子 2 [2008年12月13日(Sat)]

実はこのブーケ、剛直くんがこの日のためにビーズで作りました!!
花嫁おもわず、うれし泣きハート



お色直し後、着物姿もきれいでした。



キャンドルサービスに来てくれました。



最後の挨拶を立派に(?)やりとげました!



小児科医の仕事は、そのこどもが結婚するまで見届けることだと思います。
自分が診させてもらったこども(というには大きすぎるが、、)の結婚式に、初めて参列させていただきました。

今日ほど『小児科医になってよかった!!』と感じた日はありませんでした。
挙式から披露宴まで、ずっと目頭が熱くなっていました。

剛直くん、広子さん 心より おめでとう!!

s.kusuki
左抱きのなぞ(つづき) [2008年12月05日(Fri)]

まず、右利きでも、左利きでも、赤ちゃんを左抱きをする頻度は同じ80%という報告がありました。つまり、利き手には関係なさそうです。

実は、左抱きの原因は心臓(の位置)ではなく、脳の左右差にあるようです。

赤ちゃんの顔の表情は、母親の左側の視野(右脳で認識されます)に置いた方がより速く、より正確に認識され、また、その方が母親の左側の顔の表情表出も上手だそうです。そして、母親が発する呼びかけ・話しかけ・歌いかけなどの声、特に、そのメロディー、イントネーション(抑揚、強勢)は右脳で制御されています。つまり、右脳が活性化されている方が、赤ちゃんとの感情のやりとりに有利だということのようです。

赤ちゃんの左耳は音楽やメロディーを認識するのが得意で、左抱きされた赤ちゃんの左耳が母親の胸で塞がれていないことも、左抱きでは有利に働きます。(これも赤ちゃんの右脳のなせるわざ)

母親の音声だけでなく、微笑みかけや愛撫といった愛情表現も、主に右脳でおこなわれます。赤ちゃんにとって母親の声は、左抱きされている方がより安心感を覚え、右抱きされている場合はより刺激的に聞こえるようです。

心(心臓ではなく、こころ)の通ったコミュニケーションが、赤ちゃんの心理的安定、発達にとても重要ということですね。今回の話、老婆心ながら、右抱きをしてはならないということではないと思います。愛情をもって赤ちゃんと接することが何よりも大切です。

私の五臓六腑は煮え返ることはめったにありませんが、アルコールが染み渡ることがときにあります。この時は、左右の脳まで染み渡ってしまいます。(ちなみに、六腑とは、大腸、小腸、胆、胃、三焦、膀胱。三焦は何を指すのか不明)

by Ohta

(参考文献)
中村雄二郎、山口昌男 「知の旅への誘い」
Sieratzki JS, Woll B. Why do mothers cradle babies on their left? Lancet 347: 1746-1748, 1996
Sieratzki JS, Woll B. Neuropsychological and neuropsychiatric perspectives on maternal cradling preferences. Epidemiol Psichiatr Soc 11: 170-176, 2002