« 2006年11月 | Main | 2007年01月»
2006年12月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
まつ
どちらがつらいか (08/27)
s.kusuki
生い立ち2 (08/21)
s.kusuki
生い立ち (08/21)
hotty
生い立ち2 (08/19)
nikoniko
生い立ち (08/17)
亜紀子
なつやすみ (07/22)
蔭ながら応援してます!
なつやすみ (07/21)
nakimushi_tousan
なつやすみ (07/21)
最新トラックバック
子どもたちが描いた「夢の病院」D [2006年12月29日(金)]

さぁ、今年もいよいよ終わります。。。
色々あった一年でした。
そして私自身とても中身の濃い一年になりました

来年も同じく良い年になりますように

皆様におかれましても、良い年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます

来年もどうぞNPO法人チャイルド・ケモ・ハウスの応援をよろしくお願いいたします。。。

まさみさま




「星がた病院」
キラキラ ぴかぴか 明るい病院
願い事も叶うかな




「ききゅうびょういん」
気球に乗ってどんどん上へ素敵な景色が魅力の病院



「ケーキのびょういん」
ベットも扉もカーテンもお薬までもケーキかも





聖母被昇天学院からのクリスマスプレゼント [2006年12月29日(金)]

12月27日の記事にも掲載させていただきましたが、今月22日に聖母被昇天学院中学・高校の方々から、クリスマス献金を寄付していただきました。
毎年しているクリスマス献金を、先日の毎日新聞の記事を見て『今年はチャイケモに!』 と申し出て下さいました。

生徒会の学生4人と、2人の教師の方が大阪大学医学部附属病院までクリスマス献金を届けて下さいました。
少し時間をいただいて、院内学級の教室でいろいろとお話を聞かせてもらいました。

『誰でも毎年1万分の1の確率で小児がんになる可能性があることを知った。この1万分の1という確率は高いと思う』
(もし自分が、白血病と言われたらどう思いますか?という質問に)
『今まで考えてきたこれからの人生のことが、すべて考えられなくなってしまう気がする』
『生活が一変すると思う』
最後に、生徒会会長の方が『無知の恐ろしさを知りました』とコメントしてくれました。

私からは『小児がん経験者だけではなく、誰でも何かを背負って生きていると思います。しかし、みんなが正しい知識を持ち、ちょっとした気遣いをすれば素晴しい社会になると思います。そういう社会を創って欲しい』とお願いしました。

聖母被昇天学院では、クリスマス献金以外にも様々なボランティア活動をされているそうです。
これからの社会を支えていく中学・高校生が小児がんのことについて興味を持ってくれたことに、チャイケモメンバーは感激しています!!
聖母被昇天学院の学生の方々、保護者の方々、本当にありがとうございました。

s.kusuki

一生懸命集めて下さった募金を、生徒会のみなさんからチャイケモ理事長楠木ドクターと家族ワーキンググループ大崎さんへ



入院中の子どもたちの笑顔の写真を見て、「かわいそう」ではなく、「自分たちは何ができるかな」と考えてくれた様子。最初は緊張していた生徒さんたちからも笑顔がこぼれ、チャイケモメンバーも「ほっ」



入院中の子どもたちへ、チャイケモの設立イベントで作ったリースに一言を書いてもらいました。元気でかわいいメッセージ!!
ホーミング [2006年12月28日(木)]

きょうは少し医学的な話題から話を始めます。皆さんは骨髄移植(*1)という言葉をご存知だと思いますが、具体的にどうやって移植がおこなわれるかご存知でしょうか。全くご存知のない方は、ドナーさんから骨を取ってきて患者さんの体内に埋め込むと思っていらっしゃるかもしれません。そうではありません。まず、ドナーさんの背中の腰当たりの骨盤の「腸骨」と呼ばれる骨に、注射針を刺して骨髄液を吸引することで骨髄(液)を採取します。この骨髄液に血球の源になる「造血幹細胞」が含まれているのです。そして、この骨髄液を点滴で患者さんに輸注します。これが骨髄移植です。ですから、患者さんは骨髄移植そのものは点滴をするだけのことです。
続きを読む・・・
レジデント [2006年12月26日(火)]

皆さんは「レジデント」という言葉をご存知でしょうか。英語の "resident" をそのままカタカナで表示したものですが、「居住者、住み込み」というのが元々の意味です。転じて、米国では研修医を指す言葉でもあります。日本では、以前から医師免許を取って3年目ぐらいから5年目ぐらいの医師を指してよく使われていましたが、現在では研修医を指して使われることもあるようです。

先々週、私は米国に出張しておりましたが、12月12日付けのUSA today という新聞の1面に、「研究結果:長時間労働、睡眠不足が患者を殺す ー 疲労したレジデントはより多くの医療ミスを犯す ー」という記事(*1)をたまたま見つけました。
続きを読む・・・
退院後の居場所 [2006年12月25日(月)]

メリークリスマス

今年も無事にウチの娘たちへサンタが訪問してくれました
そして、長女はご機嫌で、終園式へ行きました

さて、今日はあっこちゃんの書いてくれた「退院後」をご紹介します。
私はこの文章を最初に読んだとき、一緒に泣きそうになりました。。。
「言いたくても言えない想い」「伝えにくい、我が子の現状」「居場所がみつからない寂しさ」などなど、、、すべて私も同じように抱えていたものでした。

「そんなに気にしなくても、、、」「それくらい大丈夫よ、、、」との世間の反応に「それくらい気にしないとこの子を守ることができないのに、、、」「ぜんぜん大丈夫じゃないよ、、、」といつも思っていました。

やっと退院したけど、一番気にしなくてはならない「安全」と「清潔」が保障されている場所がなかったこと。理解者も少なかったこと。「親の過剰反応」だととられてしまう違和感、、、
短い文章ですが、そんな想いがぎゅっと凝縮されています。

では、あっこちゃんの「退院後」です。



退院後 

待ち望んでいた退院でしたが、病院との環境の変化に不安も多かったです。

元気な子どもとの接触や、人ごみをさけての生活のため一日中私と二人で過ごす日々が続きました。
安心して出かけられる場所がいかに少ないかがわかりました。

また感染の心配に加え、血小板の数が低いまま退院したため、けがなどには特に注意が必要でした。
近所の子どもと遊びはじめたときに階段で長男のことを押された時は、その子どもを大声でどなりつけてしまいました。
他のお母さんに「わざとじゃないのよ。軽く押してしまっただけなんだけど」と言われ、でもその「押してしまった」が長男にとっては一大事なんです、、、と声には出せず何度も心の中で思いました。本当にその時はそうだったのです。

でもだからといって血小板の数があがるまで、お友達と遊べないというのは何かが違う、やっぱり元気な子どもと遊ぶには、周りにもわかってもらう必要があると思い、押した子どもに「階段では、わざとじゃなくても人のことを押さないように、できるだけ注意してね」と説教しました。でも、家に帰って、なぜか涙が出たのを覚えています。。


まさみさま
研修医には期待していない。病院に期待している。 [2006年12月25日(月)]

医師1年目のころから、白血病・脳腫瘍の患者さんを受け持つことになりました。
毎日不安で、緊張の連続でした。

そんな時、多和先生に
『患者さんは、別に先生に治してもらおうなんて思ってない。この『国立大阪病院』という看板に治してもらおうと思ってんねん。だから先生は、そんなにプレッシャーを感じる必要はない。患者さんのことだけを考えて、なにかあれば相談すればいい。それが先生の仕事や』
と言われ、気持ちが楽になりました。

研修医の頃というのは、いきなりみんなから『先生』と呼ばれだし、プレッシャーを感じると思います。
でも病気のこどもは医師一人で治療するのではなく、チームで治療するものです。いわゆるチーム医療です。

その中で研修医の役割は患者さんと密に接し、的確に状況を報告することだと思います。
その時の自分にできることを精一杯すれば、たとえ病気の難しい質問に答えられなくても患者さんの信頼を得ることはできる、と信じて私は今までやってきました。

実際大学で診療をしていても、時々来る偉い医師より、研修医のほうが信頼されていることも多々あります。

ちなみに、医師になりたての研修医に対して使われる『先生』 という呼び名に、はっきり言って尊敬の気持ちは全くありません。
『先生』=『お前』くらいに思っておいた方がいいです。
『せんせい〜〜どういうこと〜〜頼むわ〜〜しっかりしてや〜』 
『それ、先生って呼んでる人に対して使う表現ちゃうやん、、、』
ベテラン看護師と研修医の頃の私とのやりとりです。

s.kusuki
子どもたちが描いた「夢の病院」C [2006年12月24日(日)]


「ロボットびょうん」
最新ハイテク便利な病院
自由に動けるロボット病院



「みどりいっぱい いいにおいのするびょういん」
みどりいっぱいいいにおい
森林浴で心もからだもリフレッシュ



「ケーキびょういん」
甘くてふわふわおいしいよ
全部がケーキでできています
子ども記者ギャング [2006年12月24日(日)]

引き続きCANPANブログでご一緒だった団体のご紹介です。佐多岬ウォータージュニアさんは、学校のこどもたちがブログを書いてアップするというとても素敵な試みをされています。いつか、大泊小学校の子どもたちと入院中の子どもたちが、ブログを使って一緒に何かできたら、、そう思います。大泊小学校の自然豊かなイキイキとした画像に負けない、夢の病院で過ごす子どもたちの楽しそうな表情をアップできるようにがんばります
キウイ [2006年12月24日(日)]

CANPANブログ大賞の授賞式でご一緒させて頂いた、「畑のついてるエコアパートをつくろう」の平田さんよりキウイを頂きました!届いた時には、まだ硬かったキウイですが、同封してくださった注意書きにあった通り、りんごと追熟させて2週間、、チャイケモ研究会の時には見事にちょうどよい感じになりました本当にみずみずしくっておいしかったです!研究会後の疲れをとってくれました。平田さん、本当にありがとうございました!!


闘病中の「あそび」 [2006年12月21日(木)]

みなさま。こんにちは今日の著者は夕子ちゃんです

夕子ちゃんが、入院中の「あそび」について書いてくれたものです。
ここでもまた、日常生活で本当なら「当たり前」に保障されているはずのことが苦労しなければ手に入らない闘病生活の現実が書き表されています。

制限された生活の中でも、子供はあそびをみつける天才だということ。
あそびはお薬と同じくらい大切なものだということ。。。

子供にとってあそびとは、、、どうすれば闘病中の子供達が少しでも楽しいときを過ごせるのか、、、一緒にお考えいただけると嬉しいです。

それでは、夕子ちゃんの「あそび」です。。。



遊びといっても、ベッドの上で遊ぶことには限りがあり、それに、とてもアクティブだった長女にとって病院の中での遊びは物足らないものだったと思います。部屋から出てもいいときは「お散歩、行く!!」と部屋を飛び出していくのが常でした。そして、足繁くプレイルームに通っていました。中でも、幼稚園ごっこはとても楽しみにしているものでした。元気だった頃、保育園に通い、毎日朝早くから夕方まで友達と走り回り、歌を歌い、時には泥んこになって遊んでいた彼女にとって、入院生活はとても退屈なものだったに違いありません。それでも、幼稚園ごっこで同じように、大きな声で歌を歌い、工作をしたりと、楽しい時間を過ごすことができました。しかし、小さいながらも自分が病気で、我慢しなければいけないことがあるんだということを、なんとなくではあるものの、理解していたのだと思います。

幼稚園ごっこのある日は、朝からソワソワして、一通りの診察が終わると、プレイルームに一番乗りしていたものです。幼稚園ごっこの無い日でも、もちろん一番乗りです。プレイルームにあるおもちゃを次から次へと引っ張り出し、大満足でおもちゃに埋もれて遊びます。人見知りをすることなどなかった彼女は、プレイルームにやってきたお友達に、まるで自分の部屋に遊びに来たんじゃないかと思うくらいに、おもてなしをします。おもちゃを貸してあげ、場所を譲ってあげ、何か話をするわけでもなく、そばに寄っていき、ニコニコ笑って見ているのです。プレイルームで遊んでいる最中、ルートを引きちぎってしまったこともありました。(すべりだいに引っ掛けて・・・)

幼稚園ごっこの無い日や、幼稚園ごっこが終わったあとは、いつものように廊下を『お散歩』です。まず廊下のつきあたりに窓の外にやってくる鳩を見に行きます。「今日もいっぱいウンチしてるねぇ・・・」と、いつものセリフ。次は反対の端まで歩きます。何度も何度も往復して、廊下ですれ違う人には、手を上げて挨拶をします。ついには、病棟にいる人たち、医師、看護師、ボランティアの人たち、お友達、そのお父さん、お母さん方、ほぼ把握していたように思います。そして、他の病室に遊びに行ったりもしました。病院側からすると、とても迷惑なことだったかもしれません。しかし、今までの生活からすると、彼女にとってお友達と遊ぶということは、あたりまえのことなのです。ベッドの上でしか遊べないときのお友達と触れ合った後、自分がベッドの上から動けなくなったとき、そのとき遊んだことを思い出し、「○○ちゃんみたいにして遊ぶ!」なんてこともありました。

やはり、病気になり、入院しなければならなくなった小さな子供たちの遊びには、制限があり難しいと思います。しかし、小さな子供たちにとって、遊び自体が学習であると思います。生活をしていく上で切り離せないものなのです。当たり前のことを当たり前にすることが難しいのですが、他の子供たちとも、もっと触れ合えるようだったらなーと思いました。(もちろん、調子の良い時に限りますが・・・)


まさみさま
| 次へ