第1回研究会のご案内 [2007年07月11日(Wed)]
チャイルド・ケモ・ハウス
2007年度 第1回小児がん患児のケアに関する研究会のお知らせ (詳細は https://blog.canpan.info/kemohouse/archive/285) テーマ 「闘病生活と社会」 西村 剛直さん 今週の土曜日、彩都まちづくり会館にてチャイケモ研究会を行います。 事前に発表者の西村さんより、発表内容の文章を頂きました。 化学療法、移植を実際に経験した西村さんの文章は、誰を責めるでもなく、でも自分自身のがんばれない部分も正直にみつめておられ、飾り気のないとても素敵なものでした。 西村さんの文章を読み、私自身、小児がん患児の母としての付き添い経験でははっきりとわからなかったことを教えて頂ける貴重な機会だと本当に嬉しく思いました。 今回は西村さんから頂いた文章のほんの一部をご紹介します。 7月14日の研究会は、あと20名程度ご参加頂けますので、参加ご希望の方は右の研究会案内にある申込用紙を添付頂くか、お名前、連絡先を事務局までメールを頂ければ幸いです。 西村さんの文章 「移植後感じたこと」 骨髄移植をする為に抗がん剤という化学療法をするとあらゆる副作用があります。抗がん剤は悪い病気も壊しますが、体の良い機能も壊します。体で毎日起こっている成長がとまり、髪の毛が抜けたり、口内炎になったり、爪がのびなくなったり、ということが起こります。移植後に抗がん剤をやめたら、髪の毛が生えてくるということしか頭になかったので、さまざま事が起こるごとに生命力のすごさに感動しました。 |