産科病棟にて [2011年10月23日(Sun)]
病院の中で一番幸せにあふれている病棟。
おそらくそれは、産科病棟だと思います。 新しい生命が生まれる病棟です。 検査などのために、赤ちゃんをエレベーターで運ぶこともあります。 エレベーターの中で、偶然乗り合わせた他の病棟の患者さんも、赤ちゃんを見ると思わず笑顔になります。 もちろん出産後のお母さんたちにも悩みはあります。 例えば、となりのお母さんはよく母乳が出るのに、私はなかなか出ない、など。 小児科が関わる赤ちゃんは、治療が必要な赤ちゃんです。 ほとんどが軽症ですが、時々大きな病気もあります。 稀に、小児がんの赤ちゃんもいます。 生まれてすぐ、手術が必要だったり、抗がん剤を投与することもあります。 小児がんの赤ちゃんを授かったお母さんが、産科病棟で過ごすことは、精神的にもかなりのストレスだと思います。 しかし、産後のお母さんのケアは、産科病棟でしかできません。 このような状況の中で、医療者は何をすべきでしょうか。何ができるでしょうか。 ほんの少しでも家族の気持ちを支えることができればと思います。 facebookでも記事を配信しています。もしよろしければ、『チャイルドケモハウス』で検索し、友達申請をお願いいたします。 s.kusuki(Just giving 挑戦中 http://justgiving.jp/c/7074 ) |
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