きょうだいさんのための本 [2011年10月02日(Sun)]
「しぶたね」さんから、「きょうだいさんのための本」が届きました!!
https://blog.canpan.info/sib-tane/archive/222 からダウンロードできます。 「しぶたね」さんは、病気の子どものきょうだいを支援されている団体です。 小児がんなど長期入院が必要な病気で入院すると、親はどうしても病気の子どもの方に手を取られてしまいます。 家に残されたきょうだいは、どんな気持ちで毎日を過ごしているのでしょう。 きっと、親に甘えたい気持ちをぐっとこらえて、子どもながらにたくさんの想いを胸にしまいこんでいるのだと思います。 子どもらしくないこの状態が長期間続くことは、どこかで心に破綻を来たし、身体・精神の異常を訴えることも少なくありません。 例えばある時期をさかいに、全く身長が伸びなくなってしまった子どもがいました。そして、数ヵ月後ふたたび身長が伸び始めました。話を聞いてみると、その数カ月間、きょうだいが小児がんで入院していたらしいのです。 これは、愛情遮断症候群というもので、親からの愛情の不足により身長が伸びない病気です。 他にも、不登校、精神異常、発熱、嘔吐などの症状を訴えるきょうだいもいます。 「きょうだいさんの本」を最初見たときに、幼稚園から小学校低学年のための本かなと思って読んでいたのですが、小学校高学年や中学生も、身体は大きくなってもまだまだ親の愛情への欲求は強いので、この本を読むと全くの子どもに戻れて、こころが和らぐのではないかと思いました。 私が一番好きなのはこのページです。 あなたがうまれてきたとき、みんなはどんなきもちだったのかな?書いてもらおう! きょうだいさんが、病院に来たら、笑顔で挨拶をする。 「○○くんのおにいちゃん・おねえちゃん」とかじゃなく、「○○くん」「○○ちゃん」など、名前で呼びかける。 「しぶたね」さんに、数年前教えていただきました。 「しぶたね」さん、ご無沙汰していますが、これからもお互い頑張りましょう!! s.kusuki(Just giving 挑戦中 http://justgiving.jp/c/7074 ) |
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