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がんを生きる4 [2009年01月21日(Wed)]

息子、ゆうとの闘病を温かく励まし続けて下さった方々の中に、新聞記者の方がいました。
記者の福田さまの記事は、私たち家族を元気づけてくれるものも多く、この場をおかりして是非みなさまにも読んで頂きたいと思い、毎日新聞の許可の下ご紹介致します。
亜紀子

◆2008年06月23日  毎日新聞掲載

がんを生きる:/10 小児がん 人気漫画のキャラ、心の糧/記者再会、ゲーム手に「さあ、やるで!」

 「なぁなぁ、はよう家に帰って遊ぼうや!」。6月中旬の阪大病院。記者は乳幼児に特有ながん「神経芽腫(がしゅ)」を持つ田村結人(ゆうと)君(7)=茨木市=と、約2カ月ぶりに再会した。感染防止のため身に着けている帽子とマスクの間からのぞかせる瞳は、らんらんと輝き、早く遊びたくて仕方がない様子だ。

 結人君は化学療法などの効果で容体が落ち着いたため、今年3月に退院し、地元の公立小学校に復帰していた。しかし、そのころ、腫瘍(しゅよう)マーカーの値が少しずつ上昇し、やがて集中的な治療が必要となり、5月中旬から再入院していた。記者と再会した日は、外泊で帰宅するところだった。

   ◇   ◇

 再入院した当初、結人君は病室のベッドとカーテンを見て「なんか、しんどくなってきた」「嫌なこと思い出す」と言い、いすに座り込んだ。久しぶりの院内学級には張り切って通ったものの、2日目は「しんどい」と休んだ。母亜紀子さん(34)の目には、身体だけでなく、心も参っているように見え、つらかった。

 この現実にどう向き合うか。父太郎さん(37)が「今回は『魔人ブウ』で行こう」とアイデアを出した。「魔人ブウ」とは、人気漫画「ドラゴンボール」シリーズに登場するキャラクターで、しぶとい相手だ。

 「結人の体には魔人ブウのような、やっつけてもやっつけても出てくる者がいて、それを結人と先生、看護師さんたちと一緒にやっつけるために、病院にいるんや」

 「じゃ、おれ孫悟空!?」

 「そう。孫悟空もそうやけど、強い人は強い悪者と戦うことになってしまうねん」

 「そうかー、おれ、強いんやー」

 結人君と家族に勇気が宿った。

   ◇   ◇

 話を記者との再会の日に戻す。家に着くなり帽子とマスクを脱ぎ去り、手洗いを済ませると「さあ、やるでっ!」と“宣戦布告”する結人君。ドラゴンボールのテレビゲームだ。孫悟空を操る結人君に、記者は3戦ともボコボコにやられた。「魔人ブウには負けない」というプライドを見せつけた、この強くてかわいい孫悟空は、別れ際「また来てな」と余裕の言葉をくれた。【福田隆】=つづく(月曜掲載)





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