先生の給料いくら? [2008年10月16日(Thu)]
『先生の給料いくら?』
以前、医師を目指していた中学生の女の子からよくこの質問をされました。 なんだかんだと、ごまかしていました。 本日の読売新聞が『医療改革の提言』と題して、1面+6ページにわたり特集をしていました。 その中の記事に 大学病院の一般医員の平均月給は30歳の場合、国立大学で約30万円、(略) 本給が少ない分、大学病院の医師は、他の病院でのアルバイトで収入を補っている。(略) アルバイトが多いと大学での診療がおろそかになりかねない。(略) 大学病院の勤務医には、給与の水準だけでなく、正規職員でない医師が多いという問題もある。講師や助教のポストに定員があり、非常勤扱いの医師が半数近くにのぼる。非常勤の医師は、給与が日給制で、年収は300万円程度にとどまる。ある国立大病院長は『非常勤医師は、正職員と違い住宅手当もでない。信用がないのでローンも組めない』と窮状を訴えある。 とでていました。ちなみに私は非常勤医師です。 安月給についてのコメントは、愚痴になるので控えます。 それよりも、このような事実がこれだけオープンになってきていることにびっくりしました。 つまり、本当に深刻な問題だということです。 この記事で、こどもたちが『お医者さんになりたくない』と言い出さないことを願います。 『儲かる』と思って、こどもを医者にしようとしておられる方、考え直してはいかがですか? と、まあ暗い話題はおいておいて、みなさまいよいよチャイケモイベント第3弾です!!(https://blog.canpan.info/kemohouse/archive/551) 今年も天気が良くなることを祈っておいてください!! そして、たくさんのこどもたちとそのご家族のお会いできることを楽しみにしております!!! s.kusuki |
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