CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«日経新聞・春秋にチャイケモ記事掲載 | Main | アフリカ部族の話»
<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
nayuno
オープンハウスです (11/29) mn
【 模擬家族プロジェクト(看護師対象)の募集! 】 (05/10) かな
8月の建設現場にて (08/28)
24時間テレビ (03/05) まさみさま
新年です! (02/14) s.kusuki
小児がん治療の集約化(後) (02/09) ゆっきー
小児がん治療の集約化(後) (02/07) いつこ
新年です! (01/10) s.kusuki
産科病棟にて (12/05) nico*nico
産科病棟にて (11/29)
最新トラックバック
自然 [2007年12月20日(Thu)]

「自然と科学」というのは古くからよく取り上げられたテーマです。この両者、調和のとれているうちは問題となりませんが、科学が自然に極端に食い込み過ぎると困ったことになります。原子物理学の進歩により「核」が開発され、人間社会を含めた自然への脅威となっていることは言うまでもないことでしょう。今、問題となっている地球温暖化が二酸化炭素排出増加に起因するとすれば、これも自然への脅威です。そして、医学の進歩は人間の自然な営みをないがしろにする危険性をもっています。

自然とは何か。この問題、東洋と西洋でとらえ方が違うようです。自然の「自」という字は、もともと「鼻」の象形文字です。人は自分のことを言うのによく「鼻」を指差します。つまり、「自」とは自分(おのれ)のことを意味します。自然とは、おのれがしかるべきものということです。松は松でしかるべきあり、犬は犬でしかるべきと考えます。方や、西洋ではどうか。英語で自然はnature、神によって誕生させられたもの(神の創造物)という考えに根ざしていると思われます。東洋的な考えでは自然を自律的、能動的な意味でとらえ、西洋的な考えでは他律的、受動的なものとしてとらえられています。

西洋的な考えでは、そうすると、この「自然」をものごとや思考の対象としがちで、自然を征服するといった思想に容易につながります。あるがままの自然を大切にするのでなく、自然をコントロールしようとするのです。

ここで言う「科学」というのは、自然を対象とした「自然科学」のこと。純粋な医学もここに含まれます。自然の真理を追究する自然科学が自然を破壊してしまっては本末転倒かもしれません。実際の臨床医学は少し違うと思っています。

子どものしかるべき姿、ありのままの姿、自然な姿を大切にしたいと、チャイケモは考えています。

by Ohta

(参考文献)鈴木大拙・講演CD 「最も東洋的なるもの」


チャイルドケモハウスでは現在応援メッセージを募集しております。
http://www.kemohouse.jp/cgi-bin/regist_members/regist.html

詳しくはこちら http://blog.canpan.info/kemohouse/archive/341
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント
大輔さま、コメントありがとうございます。

調和と共生、とても大切なことだと、私も同感です。

医学の進歩には著しいものがあります。そのおかげで、小児がんも治る時代になってきました。しかし、医学の進歩に、人間が振り回されているように感じることも時にあります。一方、医学の限界に直面することもしばしば経験します。

生老病死。人間は逃れることができないこと、いえ、それこそあるがままに受け入れるべき運命、宿命。人間らしさを失わず、科学の進歩と調和を保ちながら共生することが現代を生きる人間に必要なことだと考えています。
Posted by: Ohta  at 2007年12月21日(Fri) 05:46

自然と科学について、チャイケモを絡めて考えてみると、それは理想と現実に置き換えられるような気がします。
一つの生命が誕生し運命や宿命によりまた死を迎えるこれはまさに自然です。
しかしながら人間で生まれ生活していく中で感情が生まれその感情から研究、ここでいう科学が生まれ発達する。
しかしながら人間はまた自然の大切さを実感する・・これもまた自然の原理です。
現実はあくまで今、目の前の問題でありこの現実に目をそむけては前に進めません。O先生が書かれた文章の中で調和と
いう言葉がありました。また、今の総理大臣がいっています自立と共生の共生、私はこの調和と共生がものすごく大切だなぁと日々思い暮らしています。
チャイケモの実現に向けて応援してます。
具体的な長期計画、短期計画などがあればそれにそってお手伝いさせていただきますのでまた声をかけてください。
Posted by: 大輔  at 2007年12月20日(Thu) 10:15