昨日行われたパラカップ2008。
2000人規模のチャリティーマラソンで得た収益は、概算で約500万円。(近日中に、パラカップのサイトにアップされると思いますが。)
打ち上げの席でパラカップ事務局のメンバーが、「これで今年もフィリピンの子ども達に胸を張って会いにいける!」と熱く語った。
以前の記事にも書いたけど、見えないところで努力していた人たちに気付かされた今年のパラカップは、私にとって、昨年ランナーとして出場した時よりも、沢山のことが見えてきた良い機会だった。
◆パラカップで学んだこととは?・・人を動かす仕組み作り
表に見えているのはランナーと支えるボランティア。
でもその裏には、そのボランティアを動かす人、
つまり、今回ボランティアリーダーを務めさせていただいたパラサイヨメンバーがいて、
さらに、そのパラサイヨメンバーを
「ボキャマンが大事。
ランナーにもボランティアスタッフにしても満足してもらえる大会にしよう!」と言って
突き動かした事務局メンバーがいて。そういう事務局メンバーは、一般のパラサイヨメンバーに見えないところで多くの仕事をこなしてくれていた。(←直接伝えなくてはならないことだけど、この場を借りて、「ありがとう」を伝えたい。)
◆社会を変える仕組み作り
今、仕事で「夢の貯金箱」というプロジェクトに関わっている。
通常は競艇の売上の一部で事業を行っているが、この「夢の貯金箱」でもって、一般からも寄付を受け入れて社会を良くして行こう!という試み。
社会を変える仕組み作りに関心の高かった(株)ランクスとの出会いがきっかけで、今、企業からの寄付を受け入れようと動き始めている。
表に見えているのは、寄付をして下さる企業と日本財団。
でも、その裏には(株)ランクスが居て、多くの企業の方々に、その売上の一部を日本財団にご寄付いただければ、日本財団を通じて社会貢献ができますよ、と伝えてくださっている。◆見えないところ・・・人々の土台となる仕組み作り
たまたま昨日電車で乗り合わせた斜め前の人も手にしていた「ウェブ時代の5つの定理」。
その中に大学時代の仲間、はてな創業者近藤君のコメントがある。
「人間が作ったものならばすべてその成り立ちを理解することができ、自分でもつくれるはずだ」。
その言葉を聞いて思い出したのは、彼が大学1年の時に、いつも自転車屋で自分のレーサーの部品を1つ1つばらしてはきれいに磨き上げていたことだ。
長年かけてやっと解けた謎、というよりやっと言葉にして考えてみると、彼はそうやって「成り立ちを理解していた」ということだ。
普通の人は、出来上がった仕組みをいかにうまく使うかを理解していればいいが、彼の関心はその仕組みにあったからこそ、はてな起業へと行き着いたのだと勝手に推測する。
(シリコンバレーに乗り込んで、ほんの2年もしないうちに帰国してきたのは恐らく、彼が必要としていたものを既に吸収してきたからだろうなぁと思っていたら、本を読んで、あらためて確信した。)
表に見えるのは、「はてな」ユーザーと「はてな」。
「はてな」のユニークなサービスで、多くのユーザーが満足している。
しかしその裏には、「はてな」近藤とその他スタッフの、「社会」を、というより「世界」の仕組みを変えてやろうとする強いマインドがある。◆与えられた使命とは何か?
パラカップ事務局のメンバーも、(株)ランクスも、(株)はてなも、全てに共通するのは、多くの人々を説得し、動かす力があるといういうこと。そういう人々は、それこそが使命なんだと思う。でも同時に、そういう人々を見るにつけ、自分に与えられた使命はなにかな?と思う。
・・・んー。この答えを見つけるには、まだまだ私には、深い思考と多くの挑戦と失敗、それに楽天的な考え方だけでなく、時に神経質くらいの視点が必要だ。
そういうことに気付かせてくれたパラカップだったように思う

