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右脳人で良いじゃないか! [2009年05月27日(水)]


右脳と左脳のバランスが大事だということはわかっているけれども、、
例えば先日のスポーツ選手に勇気を持って名刺を渡したという件も、
「ご縁があるかどうか、将来がとても楽しみ♪」という風に話を聞かせた相手からは、
「普通はそういうことはしないよ」と冷ややかに返されてしまった。

本を読んでいて、多分それは、左か右か、みたいな違いなんだろうなぁと思った。

右脳人と左脳人は、基本的にはリアクションが全部違うわけなんだけれども、
私が完全なる右脳人というわけでもなくて、
話が結論から要領よく話せず、
なんとなく言葉が空回りして長くなってしまうのなんかは典型的な左脳人タイプというし、
ただ年齢とかを全然気にせず、知っていいる話で何度も笑えるというところは右脳人タイプというし、
結果、まぁ、人間どちらの脳みそも持っているんだから、そんなに簡単に割り切れるもんじゃないよなーと思った次第。

何か新しいものを生み出すユニークさみたいなものは「右脳」の方が得意なようなので、
もしかすると世間一般から見てちょっと異様だと思われるかも知れないけれども、
精一杯、「普通」の枠に収まるよう努力はしつつ、この“ユニーク”さを追求していきたいと思う。

ところで、この著者の中谷彰宏さんは驚くほどに本を書いている人なんだけれども、、
何がどう特別すごい人なのか素人の私にはちょっと具体的にはわからないけれども、
この本はとっても面白かった。


「そうじ力」であなたが輝く! [2009年01月12日(月)]
ちょいと恥ずかしながら・・今読んでいる本を取り上げます。。

年明けすぐにぴろりと会った時にも言われた言葉・・
「古くて使わないものを処分すると、新たな運を呼び込める!」

しばらくブログを更新できていなかったのは、風邪を引いて寝込んでいたからなのですが・・
病院帰りにふらりと立ち寄った図書館で見つけたのがこの本
“「そうじ力」であなたが輝く!幸運を呼び込むカンタンな魔法”(舛田光洋著)。

ご存知の方も多いかも知れないけれど、私はものを捨てるのが苦手で、かといって片付けるのも苦手で、いろんなものが溢れかえってしまっていた。片付けようとすれば、一つ一つの品々に思い出が詰まっており、いちいち振り返っていると片付けられなくなってくる。

で、昨日は本当は職場に出てくるつもりが、道中、チャリティーバザーをやっている方に出くわし、品物を引き受けてくれないか聞いてみると良いよと言ってくださる。
そこで!私は出かけるのを中止し、家に戻って色々なもの・・家にある全ての不要な衣類とまではいかないけれども、アメリカに居たころ買ったスーツやセーターとか、やせていた頃に買ったズボンなどなど、大きな袋に2袋ほど、気持ちよく引き取っていただいた。

まだ片付けは途中なのだけれども、そうだ!カーテンも洗濯していなかったや!と思って、カーテンもまるごと洗って・・
今朝はレースのカーテンだけの部屋で、明るい日差しの中に目覚めて気分は最高!

この本、なかなか良いことが書いてあって、3日坊主を目指して、21日間かけて片付けて、家の中に良い磁場を作るとのこと。

まぁなんにせよ、少しずつ片付けて、処分して、新しい空気と風と出会いを一気に呼び込めるように、体制を整えて行こうと思っている。年始に大吉を引いたんだもの、これからの日々、「良いこと」が沢山舞い込んで来るように、努力を続けたい
「アフリカの瞳」 [2008年07月31日(木)]


昨年、一緒にアフリカ出張に行った毎日新聞の手塚さやか記者から譲ってもらった本。
南アフリカを舞台に、アパルトヘイトの後、エイズ禍にさらされる多くの黒人の貧民層の中で医師を務める作田の立場を中心に物語が進められていく。

海外からの援助が被援助国の自立を妨げている現状
アパルトヘイト後の黒人政権が掲げる「アフリカン・ルネッサンス」は、何も意味していないという現実
海外の製薬会社のビジネスの実験台として、エイズ感染者のアフリカの人々が犠牲になっている現状・・などなど。

本来であれば、製薬会社の抗HIVウィルス剤は、できるだけ多くの人間を救うため、低コストであるいは無料で全世界で提供されるべきものだが、実際はそうではないという状況を知った。仮に、先進国で売られている売価の10分の1だったとしても、アフリカの途上国では年収を超える金額だったりするそうだ。
フィクションでありながら、かなり現実味を帯びたストーリー構成。

・・むしろ、どこがフィクションなのかわからない。

国際協力の裏には、相手国側の政治情勢や国内の土壌がどうなのかという問題があるというのを痛感させられる本。
そして、「日本」に生み落とされたことを心から感謝する本だと思います
「言い残された言葉」曽野綾子先生著 [2008年07月14日(月)]


曽野綾子先生の作品に、先程書いたばかりの「文は人を表す」を痛感。

曽野先生ならではの人生の歩みが、先生が今、自分自身で納得できるような価値観を形成し、今の社会に対して言うべきことをストレートに伝えている作品。中には、昨年6月に私も同行させてもらったアフリカのマラウィ、マダガスカル訪問に触れられた部分もあり、懐かしく読む。


あらためて、人生の先輩である先生の作品を、そして、時代を越えて当時の記者が伝えようとした事件記事を、読むことを通じて学ぶ大切さを再認識した。


元々、この本を読んだのはある人からの寄付に関する問い合わせ電話だった。この本を読んで、曽野先生の言葉に心動かされ日本財団への寄付を決めて下さったという。読み終えた今、その方にまた連絡してみようと思う。
巧告。 [2008年06月27日(金)]


つい、このタイトルだけで引き込まれてしまった「巧告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること」。
知人から勧められた本だったのですが、なかなか面白かった。

広告クリエイターたちに必要なのは「ふつうの人」の感覚で、
「そうなんだよ、そうそう、うまく言えなかったんだけど、そう言ってくれてありがとう」と受け手に感じてもらうようなCMこそが、求められている、と。

また、「コピーはコミュニケーションの扉の鍵」とも。「コピーライターには、その扉がどういう扉なのかを見きわめて、適切な言葉の鍵を選んで使い分ける能力が求められている」、と。

広告のコミュニケーション、先日の囲碁もコミュニケーション・・
時代がどんなに変わっても、人々はコミュニケーションに飢えている。
それは、先日、テレビで見た目も耳も不自由だが、東大で教授をしている方が言っていた
「コミュニケーションは、水や空気と同じように、人間に無くてはならないもの」というような
言葉を思い出した。

コミュニケーション、
コミュニケーション、
コミュニケーション・・・

結局、それは機械を通じてではなく、人と直接触れ合う中で場数を踏んで身に付けていくしかないんじゃないか、、そんなことについて考えさせられた本。

実はこの本は京都の広告塾の講師たちの話をまとめたもの。
大学時代に京都にいながら、その存在に気が付かなかったことがとても残念。
「京都」という、都会とも田舎とも違う歴史ある町だからこそのクリエイティブな空気が渦巻く都市。友人の会社も最後はそこに住みかを変えたほど。

またいつか京都であれやこれやと思索にふけってみたい。




ダモイ遥かに 辺見じゅん [2008年06月17日(火)]


映画化された「男たちの大和」を見たことがある。
同じ作者の辺見じゅんさんが、今度はシベリア抑留された日本人たちにフォーカスをあてた。

「日本人」としての誇り
日本の景色の美しさ
日本語の美しさ
相手を思いやるやさしさ
将来を見通す目
正直さ
謙虚さ

話の中心に居る山本幡男さんという方が、どれだけ素晴らしい日本人だったかは、よくわかる。山本さんが素晴らしかったからこそ、その周囲には同じように素晴らしい人たちが集い、山本さんの遺書を「暗記」して数年がかりでその遺族達に伝えた・・

こんな話はなかなか無いだろうと思うのに、実際にそれが事実だということにまた驚く。

自分の才能にうぬぼれてはいけない。
学と心理の道においては、徹頭徹尾敬虔でなくてはならぬ。
立身出世など、どうでもいい。
自分で自分を偉くすれば、君らが博士や大臣を求めなくても、
博士や大臣の方が君等の方へやってくることは必定だ。

要は自己完成!
しかし浮世の生活のためには、いたしかたなしである程度打算や功利もやむを得ない。
度を越してはいかぬぞ。
最後に勝つものは道義だぞ
。」


今の我々にも向けられた山本さんの言葉に、胸を打たれた。
今の世の中を動かしている政治家や役人のどれほどが、このような精神を共有できているのだろうか。



「残業ゼロ」の仕事力 [2008年06月13日(金)]
トリンプ元社長吉越浩一郎さんの作品。帯に微笑む吉越さんと“「夜の3時間」は自分に投資する”。

吉越さんは「ノー残業デー」を金曜日だけ91年に開始。その後、職員に業務の効率化を推奨(というか、強制?!)しながら、03年に完全「ノー残業デー」を達成!

他社が実現した12年に渡る長い組織変革を、我が日本財団は突然導入。そりゃ、一時的なショック症状が出るのも無理はない。

でもこの本。社会の多くの人々は、ロジカルシンキングが苦手で、全力で頑張った“つもり”だが「人事を尽く」しておらず、そのくせ仕事を楽しむどころか、疲弊している、と指摘。


最終章でワークライフバランスを主張しているところに、より人として共感。


冒頭の「自分に投資する」という言葉。スピードを上げることを求め、ON OFF両方、頑張りたいと思う。
世界を変えるボタンエニグモ [2008年06月10日(火)]

同じ歳の須田将啓さんと田中禎人さんが立ち上げたベンチャー株式会社エニグモ。

世界を相手に、世界を変えようと頑張っている人達の物語に、ワクワクが止まらない。

「はてな」の近藤も同じ発想だろうと思った。「エニグモ」や「はてな」に共通するのは、変化の早い世の中で影響力を与えることではないか?

別に日本だけにこだわっている訳ではなくて、世界を視野に入れていること。アタシなんかの視野よりずっと大きいから驚く。

視点の違う私が考えたのは、いかにこういう最新の発想を財団の広報に用いるか。仕組みを作る側の人間と使う側の人間の違い。

以上、「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」(ミシマ社)を読んだ感想。
30% の幸せ [2008年05月25日(日)]


「30%の幸せ」(内海隆一郎著、メディアパル出版)
↑写真がとてもキレイなHPです

知人から勧められて読んだ本だったのですが、読み終えて最初に思ったのは
ヒトの人生は全てドラマである」ということ。

色んなことが自分の日常と重なって・・
例えば、いくつも収められた短編の中で「パズルのかけら」。
私と同じ“一人娘”を送り出す両親はこんな気持ちなのか、と想像しては涙をにじませた。
いつかの城山三郎さんの作品と同じように、涙流した顔で通勤した日々。(恥ずかしい・・)

話の中で、パズルを両親が始めた様子を読むにつけ、
私が大学に入るときから、ずっと2人で支えあっている自分の両親と姿が重なる。
私の両親は、様々な懸賞に当たっては喜び、時に文句を言い合いながらも、必ず家でおにぎりをこしらえて父の運転する車であちらこちらに出かけていく。
そういう姿は、この物語の中の両親と全く重なるような気がしたから。

父さん、母さん、元気ですか?

いつも両親からの絵葉書に励まされている。
近いうち、私からも手紙を送ろうかな・・。

・・全然、書評になっていないけど、日々の生活の中に喜びを見つけるヒントが沢山詰まった1冊。おススメです
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 [2008年05月20日(火)]

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」(米原万里著)。彼女の作品は元々好きなのですが、この本で自分が完全に遠い国の昔の話と思っていた歴史的な背景が、彼女の目線で生き生きと語られているのを読み、違う人たちとお互いの“違い”を認め合わざるを得なかった彼女と、違いに対する意識が低い中でのほほんと生きてきた自分との視点の違いを痛感し、ただただ感服した。


アイデンティティとは何か?


彼女の同級生3名のそれぞれの立場を通して、自分のアイデンティティについて考えさせられる。私もアメリカに出て初めて考えたこと。


歴史を自然に取り入れたエッセー、かなりの傑作だ。
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