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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


三好保健所相談 [2019年03月28日(Thu)]
年に4回、6月・9月・12月・3月と「ひきこもり相談」を、
三好保健所で担当させてもらっています。

もう、ここも10年超えることとなりました。
ある保健師さんとの出会いがあり、その翌年からですが、その頃からずっと相談に来て下さるお父さん、1回だけのお母さん、年1回毎年来られる家族の方と様々です。

 時々訪ねて来られるお母さんは、ひきこもっている子どもをどう見守るべきか、父からは意見を云ってもらえるが、協力は得られない。このやり方でいいのかと不安になる様です。

 私への相談は、母・父・家族がほとんどであり、家族と一緒に当事者の若者もやって来ますが、めったにいないのです。

ここ10年で三好地域は支援連絡会議を作り、支援の協力関係により支援が途切れないように、どこかの機関・団体が常に関わっていられるように年4回の会議を持っています。
他の地域でも、同様の取り組みをお願いしたいものです。

先日の13日にも伺い、二人のお父さんと話し合ってきた。

一人目の方は、次々と家庭内のお話をされ、聞きながら相談のポイントを絞っていくと、「そんな訳で、大丈夫なんですわ」と、話が終わってしまい困惑しました。そこから保健師を含めた
3人で、次の取り組みを決めていきました。

二人目の方は、再びひきこもっている息子さんの健康管理の
相談で、心配の気持ちが先にたち、周りの協力者・団体・医療や福祉機関の各役割分担が整理できていない様でした。それらを総合的に理解し、成り行きを見守ろうと話し合いました。



 ひきこもり相談は、日ごろ接する家族の理解とコミュニケーションの成長で、環境を安心できるものに変えることが第一歩です。
安心の家族の中で、「生きる力」を養うことなのです。

※ 相談内容は個別の内容ではなく、一般化しています。
Posted by 林 at 12:12 | 活動 | この記事のURL | コメント(0)
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