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“平和の灯”を点すトリウム原発開発[2011年02月11日(Fri)]
http://yamada-shuzo.dreamlog.jp/archives/52017909.html
「衆の雑感」ブログより

携帯電話やパソコンなどハイテク製品に必要不可欠なレアメタル(希少金属)の一種であり、中国の輸出枠削減を受けて先高観が強まるレアアース(希土類)鉱山の開発が世界中で盛んです。しかし、レアアース鉱山で掘り出される放射性物質「トリウム」を含んだモナザイト(モナズ石)等の鉱物資源については、放射能を帯びた厄介な不純物としてトリウムを取り除かなければならず、その使い道が確立されていません。また、トリウムを安全に廃棄するための処理コストも嵩んでおり、トリウムを核燃料として使う原子力発電(トリウム原発)の普及が俄に注目されています。

モナズ石


<出所>独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター地質標本館
モナズ石は、花崗岩や片麻岩、砂鉱床から産出され、セリウム・ランタン・イットリウム等のレアアースを含む燐酸塩鉱物です。特にインド産モナズ石には、重量の約8%という高濃度のトリウムを含み高品質です。

レアアース採取とトリウム利用を両輪の如く扱うトリウム原発では、解体した核兵器や使用済み核燃料に含まれる有害な放射性廃棄物であるプルトニウムを、トリウムと一緒に燃やせば殆ど消滅できる点が最大のメリットです。トリウム自身が核分裂をしないため、火種としてプルトニウムを使うことで燃料利用と廃棄処理が両立します。また、トリウム資源保有国も米国や豪州、インド、カナダなど政情的に安定した国々に分散しており、手付かずになっているため保有量も合計130万tと潤沢です。そこで、レアアースの副産物として各国が個別で蓄積しているトリウムを戦略的に備蓄するため、“核の番人”と呼ばれる国際原子力機関(IAEA)で創設を検討している「核燃料バンク」の対象にトリウムを加え、トリウムが不用意に廃棄されることなく核燃料として保管するという観点から共同管理(トリウムの商品化・トリウムの取得保証・トリウム価格の高騰抑制等)することも一考に値するのではないでしょうか。


“Thorium Minerals Yearbook 2011(USGS)”

これまでトリウム原発が日の目を見なかった主な理由としては、第二次世界大戦後の米ソ冷戦構造や核開発競争に伴い原子力の民生利用と軍事利用が密接に結びつき、核兵器に転用可能なプルトニウムを生成する原発の核燃料としてウランを使う軽水炉(ウラン原発)が主流となった結果、トリウム原発の要諦となる溶融塩(液体)炉の実用化が遅々として進まなかったためです。溶融塩炉は、軽水炉と比べて単純なシステムであることから安全運転が確保し易く小型化(大型の軽水炉に見られる大規模集中型のベースロード電源から小規模分散型のピークカット電源への移行)に適し、軽水炉と違い沸騰しづらいため圧力が低く、高い熱効率で運用性・経済性にも優れています。温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量や放射性廃棄物の負担を大幅削減し、設置場所の制約解消に寄与するトリウム原発がウランを代替する核燃料と新規原子力産業の興隆を促します。



溶融塩炉では、トリウム232(天然・非核分裂性)+中性子→トリウム233→ウラン233(核燃料)となります。トリウムをウランに変換する中性子源としてプルトニウムを使います。ウラン233は、強力な電磁波であるガンマ(γ)線を同伴するため核兵器への転用が困難です。そして、軽水炉で用いられる制御しづらい金属製の燃料集合体(出力変動に弱い燃料棒の束で、1年程度の間隔で交換を強いられる)格納容器やシュラウド(炉心部を構成する燃料集合体・制御棒等を内部に収納する円筒状の構造物)を冷却するための海水が不要なグラファイト(温度変化に強い黒鉛)部分で核分裂反応を冷やさずに保つ仕組みです。

 日本では現在、再処理工場(青森県六ヶ所村)の本格操業が待たれるなか、発電後にウランから発生される残渣であるプルトニウムの扱いに腐心しており、苦肉の策としてプルサーマル発電や高速増殖炉「もんじゅ」開発を行っています。余り馴染みのないトリウムについてもウランと共に「原子力基本法」で既に定義されており、トリウム原発の実用化に支障は全くありません。原子力を地球温暖化対策の切り札とする先進国のみならず経済成長でエネルギー需要が伸びている新興・途上国において原発導入の動きが活発化している「原子力ルネサンス」である一方、国内では脱原発や原発反対の不毛な「原発漂流」議論が続いている原子力政策を打開すべく、今こそ地球温暖化防止やエネルギー安定供給、そして核軍縮・核不拡散という崇高な理念に基づく「核なき世界」の実現に向け、軽水炉に固執・拘泥せず高速増殖炉の呪縛に囚われることなく、“平和の灯”を点すトリウム原発開発に唯一の被爆国である日本がリーダーシップを発揮して取り組むべきであると考えます。

 世界の核兵器の9割以上を占める核超大国である米国とロシアとの間で2011年2月5日、新しい核軍縮・核不拡散の枠組みとなる「第2次戦略核兵器削減条約(STARTU)」が発効しました。また、核兵器の原料となるプルトニウム等の生産に歯止めを掛けるための「兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約」を推進する動きも加速しています。近い将来、エネルギー戦略の要諦となるトリウム原発を梃子に、人類が核兵器のない恒久的な平和を享受しながら地球環境を守り、子々孫々に禍根を残さない持続可能な社会が構築されることを期待しています。

【補足1】1955年に制定された原子力基本法の第3条(定義)
この法律において次に掲げる用語は、次の定義に従うものとする。
1 「原子力」とは、原子核変換の過程において原子核から放出されるすべての種類のエネルギーをいう。
2 「核燃料物質」とは、ウラン、トリウム等原子核分裂の過程において高エネルギーを放出する物質であつて、政令で定めるものをいう。
3 「核原料物質」とは、ウラン鉱、トリウム鉱その他核燃料物質の原料となる物質であつて、政令で定めるものをいう。
4 「原子炉」とは、核燃料物質を燃料として使用する装置をいう。ただし、政令で定めるものを除く。
5 「放射線」とは、電磁波又は粒子線のうち、直接又は間接に空気を電離する能力をもつもので、政令で定めるものをいう。
(網掛けは筆者)

【補足2】核兵器には、大きく分けて弾道ミサイル等で大陸や大洋を跨いで攻撃する長距離の「戦略核」と、直接的な戦場で使う短距離の「戦術核」があります。STARTUの削減対象は前者です。

<参考文献>
『平和のエネルギー―トリウム原子力』
亀井敬史・(財)国際高等研究所招聘研究員著、雅粒社、2010年
ISBN 978-4-9901388-6-8

Posted by そよ風さん at 19:40 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

2010 年NPT運用検討会議の成果と今後の核軍縮[2010年10月10日(Sun)]
立法と調査 2010.10 No.309より抜粋

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20101001014.pdf


一橋大学 国際・公共政策大学院 秋山信将

1.はじめに

2010 年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議(議長:リブラン・カバクトゥラン比大使)が5月3日から28 日までニューヨークの国連本部で開催された。NPTの運用検討会議は、条約第8条に従い、条約の履行及び運用状況について検討し、さらに条約の目的の達成を促進するための方策について議論・決定することを目的として、5年に一度開催される。

今回の運用検討会議は、失敗に終わった2005 年の会議を受け、その成功が国際社会
から強く望まれていた。しかし、NPTおよび運用検討会議を取り巻く国際情勢は、楽観的な要素と予断を許さない、難しい要素が混在していた。

核軍縮の面においては、キッシンジャーらいわゆる4賢人がウォール・ストリート・ジャーナル紙に2007 年に発表した評論の中で「核なき世界」の概念を打ち上げ、それに共鳴したオバマ大統領は、2009 年4月にプラハにおいて「核なき世界」を目指すことを謳う演説を行った。2010 年4月には、核の役割の低減を盛り込んだ『核態勢見直し(Nuclear Posture Review)』を発表2し、さらに米ロが新START(戦略兵器削減条約)に合意するなど、核軍縮に向けた機運が高まっていた。また米国は2009 年の準備委員会から協調的な姿勢を示すなど4、成功への期待感を高める要素があった。

その一方で、「原子力ルネサンス」という言葉に象徴されるように、逼迫するエネルギー需給の見通しや地球温暖化問題への関心の高まりから、原子力の新規導入や増設を計画する国が増加し、原子力への需要が高まっている。すでに、北朝鮮やイランの核開発問題を抱え、国連安保理決議による制裁などにもかかわらず、国際社会は実際の拡散事案の解決をすることができないでいる。このような中での原子力への関心の高まりは同時に、核拡散に対する懸念がさらに高まることを示唆する。

核拡散の懸念に対しては、2000 年代に入って様々な手法が新たに議論され、あるいは導入されるようになってきた。例えば、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長が提唱し、米国やロシアなども構想を提唱する核燃料サイクルの国際管理、大量破壊兵器(WMD)や関連資機材の移転を公海上や上空などで阻止することを目的とした国際的な協力の枠組みである拡散に対する安全保障構想(PSI)、非国家主体がWMD拡散に関与することを国内法で禁止する国内法制の充実を義務付ける国連安保理決議15407などである。

また、NPTの枠の中では必ずしも直接扱われては来なかった核テロ(もしくは核セキュリティ)の課題についても、米国が自国の安全保障上の脅威として極めて重要な位置付けをし、4月にはワシントンで47 か国の首脳などを集めて「核セキュリティ・サミット」を主催したことなどから、この核セキュリティがNPTとどのような関係にあるのか、今後どのような関わりが生まれるのかも興味深い点であった。これらの核不拡散、核セキュリティをめぐる論点は、NPT第4条の平和的利用の「奪い得ない権利」との関係において、原子力供給国側と、受領国の多い非同盟諸国(NAM)グループの間で見解の隔たりが存在し、これらの事項については合意が難航することが予想された。

さらに、2007 年に米国がNPT非加盟国であるインドとの間で原子力協力協定の締結で合意したことは、核不拡散をめぐる国際秩序の規範のあり方に波紋を投げかけた。

米印の合意は、NPTの三本柱である「核軍縮」、「核不拡散」、「原子力の平和的利用」
の間に存在すると信じられている「グランド・バーゲン」のバランスを崩壊させかねないインパクトを持っていた。実際に国際秩序にどのように影響が出るのかは今後の評価を待つ必要があるが、後述のように今回の運用検討会議においてはその議論の行方に影響を与えたといえよう。

最終文書の内容を見ていくと、これから核軍縮、核不拡散を進める上で手掛かりとなるような、前向きに評価すべき点と、コンセンサスが得られずに積み残された重要課題が見えてくる。また、最終文書に向けたコンセンサス形成の過程を見ると、「グランド・バーゲン」を構成する諸価値の間の新たなバランスのあり方や、「グランド・バーゲン」をめぐる新たな政治力学が見えてくる。それは、核不拡散・核軍縮をいっそう進め「核なき世界」を実現させることが前途多難であることを予感させる。本稿では、最終文書の核軍縮の分野の分析を中心にこのような問題点について論じる。

花火全文:
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20101001014.pdf


Photo:天の欠片さん

Posted by そよ風さん at 21:19 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「米印原子力協定はnpt違反」 ― ダナパラ元国連事務次長語る[2010年08月30日(Mon)]
ダナパラ元国連事務次長インタヴュー (動画)

http://www.youtube.com/watch?v=LhQ9AZGtX5U&feature=player_embedded#!

元軍縮問題担当国連事務次長で、1995年核不拡散条約(NPT)再検討・延長会議の議長を務めたジャヤンタ・ダナパラ氏(スリランカ)が2008年8月、広島、長崎、東京を訪れ、米国・インドが進めようとしている「米印原子力協力協定」への強い懸念を訴えました。

NPT未加盟の核保有国であるインドに対し「例外的措置」として核協力を可能にする米印原子力協定は、世界的な核不拡散体制を崩壊へと導きかねず、インドの核軍備の拡大、南アジアの軍拡競争にも繋がりかねません。

ダナパラ氏は、08年8月後半に開かれる予定の原子力供給国グループ(NSG)会合がこの動きを止めるチャンスであるとして、日本の市民に行動を呼びかけています。いまこそ「被爆国」日本の姿勢が問われています。反対の声を外務大臣に届けましょう。詳しくは以下をご参考ください。

http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=677

Posted by そよ風さん at 22:18 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

長崎平和式典 2010[2010年08月30日(Mon)]


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被爆65周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典
http://www.youtube.com/watch?v=6g2_Re-yqmk&feature=related-


原爆犠牲者慰霊平和式典
http://www.youtube.com/watch?v=LYLwL37W844


長崎平和宣言  田上冨久市長
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/appeal/



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Posted by そよ風さん at 21:36 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

広島平和式典 2010[2010年08月30日(Mon)]


---------------------------------2010年 広島平和式典----------------
広島ムービーチャンネル
http://www.city.hiroshima.lg.jp/riyou/douga/peace/index.html

秋葉忠利広島市長あいさつ
http://www.youtube.com/watch?v=YqnCJMVvkSo&feature=channel


国連事務総長:潘基文氏あいさつ

http://www.youtube.com/watch?v=gJ2skwJdRcs

2010年 広島平和宣言
http://www.youtube.com/watch?v=W52TKhHfICg

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クローズアップ2010: 広島・平和記念式典参加 米、大統領訪問へ布石


 ◇世論の反応、慎重に見極め
 今年の広島・平和記念式典(6日)に米英仏から初めて代表が出席することになった。長崎(9日)については米国は未定だが、英仏は出席する。米英仏の政策転換の背景には、核軍縮・不拡散への積極姿勢を示す狙いがある。特に原爆投下国・米国は、将来の大統領による被爆地訪問を見据え、国内外の反応を慎重に見極めようとしている。(9面に「記者の目」)

花火全文
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100804ddm003010066000c.html




社説:論調観測 原爆投下65年 「謝罪」で自問続ける米国

 1人の米国人の姿がこの夏の広島を特別なものにした。ルース駐日大使。原爆を投下した国の代表が初めて平和記念式典に出席したことから、日米両国でヒロシマ、ナガサキがかつてない関心を集めたようだ。

 日本国内では、「核なき世界」を目指すオバマ米大統領の決意の表れとして米国の参加を歓迎する論調が目立った。さらに「核軍縮の機運が高まる今こそ、唯一の被爆国である日本は核廃絶への道を主導したい」(毎日)などと、日本の積極的な役割を望む声も多かった。

 米メディアは何をどう伝えたのだろう。キーワードの一つとなったのが「謝罪」だ。保守系ニュース専門局のFOXニュースは原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」機長の息子にインタビューし、ルース大使の出席は「無言の謝罪にあたる」との非難の声を報じた。

花火全文
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20100816ddm004070175000c.html



広島原爆の日:鎮魂から核軍縮の場へ

広島は6日、65回目の原爆の日を迎えた。秋葉忠利広島市長は平和宣言で、日本政府に非核三原則の法制化や「核の傘」からの離脱を求めた。平和記念式典には潘基文(バン・キムン)国連事務総長や原爆を投下した米国の代表らも初めて参列。

核兵器廃絶の潮流を加速させる「8・6」となった。鎮魂から核軍縮に向けた象徴の場へヒロシマの位置付けも変わりつつあるが、核廃絶の実現には政治の現実が立ちはだかる。

花火全文
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100807k0000m040113000c.html

Posted by そよ風さん at 20:48 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「核なき世界」への疾走という課題[2010年06月20日(Sun)]

パグウォッシュ会議・議長 ジャヤンタ・ダナパラ博士と潘基文事務総長 /資料:UN Photo

 
        Pugwash President Jayantha Dhanapala called on UN Secretary-General
       Ban Ki-moon on 23 October in New York and briefed him on the activities of Pugwash


核不拡散条約(NPT)の2010年運用検討会議の最後の数日、メディアでは暗い見出しが躍り、多くの識者は交渉は決裂に終わるだろうと考えていた。しかし、最終宣言が全会一致で可決された。意見対立の多い問題について一致を見たことは、核軍縮への道における重要な一里塚となった。



花火PDF http://www.polyglot.indepthnews.net/pdfs/Japanese_The_Challenge_of_Moving_Fast_toward_a_Nuke_Free_World.pdf

Posted by そよ風さん at 23:15 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

NPT再検討会議 アメリカとイラン 激しく対立[2010年06月13日(Sun)]

Posted by そよ風さん at 22:43 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

NPT運用検討会議に関する日豪外相共同声明[2010年06月13日(Sun)]
2010年NPT運用検討会議に関する日豪外相共同声明
平成22年6月2日


本2日(水曜日), 岡田克也外務大臣は,スティーブン・スミス(Mr. Stephen Smith)豪州外務大臣と共に,2010年NPT運用検討会議(5月3日から28日)において包括的で前向きな最終文書が全会一致で採択され,同会議が成功裏に終了したことを歓迎しつつ,日豪両国が,引き続きこの前向きな機運を維持し,NPT運用検討会議の成果を更に発展させていく決意を示す共同声明を発出しました。

同共同声明は別添のとおりです。


別添: 日豪外相共同声明(仮訳)

別添: 日豪外相共同声明(正文)

Posted by そよ風さん at 20:48 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

閣僚による結束の呼びかけ[2010年05月28日(Fri)]
2010年NPT運用検討会議に関する緊急閣僚声明
「核兵器のない世界」のビジョンを支持する閣僚による結束の呼びかけ


外務省サイトより
花火http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/npt/kinkyuseimei100527.html

Posted by そよ風さん at 22:26 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

原爆被害から見た核兵器とその廃絶に向けての提案[2010年05月17日(Mon)]
資料 >>> 日本反核法律家協会(JALANA)に関する資料より

原爆被害から見た核兵器とその廃絶に向けての提案

日本反核法律家協会
弁護士 内藤 雅義


第1、原爆被害から見た核兵器への基本的視点

1、原爆被爆と被爆後の苦しみ

  1945年7月16日、アメリカニューメキシコ州アラゴモードの砂漠で、地球に生命が誕生して以来最初の核分裂反応である原爆実験が行われた。それから3週間後の8月6日には広島、その3日後の8月9日には長崎と人々の住む都市の上空で原爆が炸裂した。

  原子爆弾が起爆され、核分裂による連鎖反応が始まると、炸裂の中心に数百万度,数百万気圧にも達する高温高圧状態のプラズマ,即ち火球が形成された。爆発から1秒後、この火球は爆発地点を中心に半径約150mの大きさになり,表面温度は約5000度となった。頭上数百メートルのところに人工の太陽が出現したのである。

  この火球は、超高圧の大気の膨張となり,音速を遙かに超えて伝わる衝撃波を生み出し,瞬時に建物を破壊した。それを追うように爆風が吹き、その風速は,爆心地から500m地点で秒速280mという強烈なものであった。その結果、広島と長崎の街は、10秒で壊滅したと言われる。

  超高温の熱線は,人々の皮膚の奥まで焼き,皮膚を肉体から剥離させた。強烈な衝撃波と爆風は,眼球を眼窩から押し出し,人を木の葉のように吹き飛ばし,たたきつけた。人は,血と体液をしたたらせた皮膚を垂れ下げ,あるものは眼球を眼窩から垂れ下げながら,歩き彷徨い、救いを求めた。広島と長崎の川は,無数の死体で埋まった。

その瞬間,人々はその瞬間、何が起こったのか分からなかった。熱線によって発生した火災は,破壊された建物に生きたまま下敷きになった人々を襲った。人はわれがちに死体を踏みながら逃げ惑い,子が親を捨て,場合によって親が子を捨てることさえ起こった。

  原爆は、街を壊滅させ、焼き尽くしただけではなかった。人々が原爆の光を見る前に、火球の中心部から放出された放射線が人々を射抜き、街を放射能に変え、放射能に充ちた巨大のなキノコ雲が街を覆い、黒い雨が人々の上に降り注いだのである。人々は、何も知らないまま、焼かれ傷ついた人々を救うために、放射能に汚染された街に入った。被爆時に傷つかなかった人、人々を救いに入った人の中からも体に異変が生ずるようになった。人々は、得体の知れない現象におそれを抱き、それを「ガス」と呼んだ。

  原爆は人々を無差別に殺し、そして戦争が終わった後も、被爆者を苦しめ続けた。ケロイド、白血病、白内障、癌、そして、様々な病気が被爆者の体を繰り返し襲った。
  更に、恋愛、結婚、妊娠、出産、そして学業、就職、人生のあらゆる場面で原爆が被爆者の心と体に影を落とし続け、被爆者を苦しめ、殺し続けた。

2、原爆症認定訴訟

  日本被団協の呼びかけにより、2003年原爆症認定訴訟が提起された。提訴裁判所は全国でその原告数は、300名余となった。そして、各地の弁護士は、連携しながら、これらの原告を全国的規模で支援した。

  原爆症認定集団訴訟は、原爆放射線の被害を爆心地から2km以内で高線量の初期放射線に被曝した被爆者の白血病を含むがんと白内障に限られるとする日本政府の科学的見解への挑戦であった。

全文を読む

日本反核法律家協会


 

Posted by そよ風さん at 10:53 | アーカイブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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