ワークライフバランスの本質 [2010年06月30日(Wed)]
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みなさんこんにちは。
私は、大学院で「都市部における自治体のワーク・ライフ・バランス施策と地域コミュニティ」をテーマに修士論文を書いています。11月までには完成させたいと考えているため、仕事をしながら北川正恭先生と稲継裕昭先生の2名から演習指導を受け、平日や土日を利用してちょっとずつ書き進めています。 官公庁のHPや書籍、行政が出している様々なハンドブック、セミナーへの参加、ヒアリング・・など積極的に調べているところです。 先週やっと第一章「ワークライフバランス(WLB)について」という概論を書き終えたところなのですが、WLBの本質が何なのかということについて、大学院の演習で、先生や同級生との会話からたくさんの事に気づかされました。 WLBの本質が何なのかということについては様々な議論があり、誤解されている部分もありますが、ポイントは大きく分けると3つあると考えられます。 1.WLBは子育てをする女性だけのものではなく、老若男女全ての世代に必要なものである。 女性の子育て支援、男性の育児参画といった部分も大切なのですが、子育てだけではなく、介護との両立以外にも、自己啓発、社会参加、リフレッシュ・・・など様々な要素があります。 様々な要素のある「生活」と「仕事」を、個人個人が自分のライフステージや要望に合わせて配分し、その人なりの生活をデザインするという意味合いのものなので、全ての世代に必要なものです。 また、生き方・働き方も人によって様々なので、多様性を生かす視点というのもとても大切です。 今の私の場合は、仕事と家庭と、学業や地域活動などとの両立といったところです。 仕事と家庭のほかに、学業や自己啓発に取り組むことは、社会人にとって自己の成長や、人脈づくり、地域参画など、様々な道を自分で切り開くことができるので、人生の充実につながる、ということは私が今実感しているところです。 仕事と家庭の両立から更に一歩進んだワーク・ライフ・バランスを社会で実現できるようにする、ということには私も今後の人生のテーマとして掲げていきたいと思います。 2.WLBは「仕事」と「生活」を50%ずつ、という配分ではなく、仕事も生活も100%というように欲張って両立させ、両者の相乗効果により、人生全体を充実させるという考え方である。 これはとても大切な視点です。WLBというと、仕事と生活という2つを両立させるために、1つの時間を削ったり、あきらめたりしないといけないのでは?と考える方もいらっしゃるのですが、相乗効果で全部楽しむ!というのがポイントです。 欲張りな私にとってもぴったりの考え方です。私自身も大学院に入学したとき、「ワーク・ライフ・バランス社会を今後推進していく人間になるため、自分自身でも「仕事」と「学業」と「家庭生活」を全て捨てずに両立させ、自分自身でWLBを体現しよう!」と考えて行動するようにしています。意識すると、時間の使い方も、考え方も前向きに変わってきます。 3.ワーク・ライフ・バランスは、「少子化問題解消」や「生産性向上」のためだけに必要とされているのではない。 「少子化の解消」「生産性の向上」ももちろん大切ですが、それは構成要素の一部です。 WLBで最も大切なのは、個人個人がどれだけ幸せに生きることができるか、多様性のある社会の中で自分らしい生き方を選択できるかということで、個人が輝く社会をつくることが結果として、少子化の解消や経済生産性の向上につながるということだと考えています。 WLBは、現代社会の諸問題を解決するためになくてはならないことであり、21世紀の社会を構築する際のキーワードになっていくと思います。子育て支援・教育・福祉・雇用・経済・・・様々な分野の見識を深めつつ、この先の地域の在り方、日本社会の在り方について考えていきたいと思います! |
Posted by
かたりば
at 17:50


