校長ブログ

　桜の季節がやってきました。令和６年度のスタートです。霞ケ浦聾学校、校長２年目となりました鈴木です。本年度もよろしくお願いいたします。
　４月８日に新任式、始業式を行いました。学校に子供達の元気な声が響きました。新任の先生方の紹介、校長先生の話の後に、担任の先生の発表があり、新しい教室へ移動。その後は各教室で１年間の話をきいたり、学年学級の目標を決めたり、春の花がいっぱい咲いているグラウンドに出て、遊んだり、写真撮影をしたり・・・元気に活動していました。
　皆さん、進級おめでとうございます。笑顔を大切に、自分の「夢」に向かって、一日一日を大切に過ごしていきましょう。

　３月22日（金）幼稚部、小学部、中学部の修了式を行いました。担任の先生の呼名にしっかりと返事をし、修了証を受け取ることができました。子供達は笑顔いっぱい。この１年間、目標をもち、先生方や友達と一緒に、いろいろなことに取り組んできたことへの達成感や満足感が感じられました。
日々の積み重ねが一人一人の大きな成長につながっていることを改めて実感しました。
　最後になりますが、本校教育にご理解ご支援をいただきました保護者の皆様、本校に関わって下さった沢山の方々に心よりお礼申し上げます。
　また、春が巡ってきました。今後とも霞ケ浦聾学校をよろしくお願いいたします。

　３月15日（金）小・中学部卒業式を挙行し、小学部６年生３名、中学部３年生１名が卒業証書を受け取りました。在校生の「贈ることば」では、卒業生との沢山の思い出、感謝の言葉を伝えました。卒業生の「巣立ちのことば」では、一人一人が学校生活の中で学んだこと、考えたこと、今後の目標、そして、保護者の方々をはじめ、これまで支えてくれた沢山の人への感謝の思いを自分の言葉で伝えました。沢山の拍手とともに見送られ、新しい世界へ旅立つ４名の姿はとても輝いていました。
　卒業おめでとう。皆さんの活躍を心から期待しています。

　３月８日、幼稚部５歳ひまわり組の修了式を行いました。幼稚部棟の階段の壁には思い出の写真が沢山貼られました。修了生はしっかりと修了証書を受け取り、楽しかった思い出を発表しました。ちゅうりっぷ組の「おくることば」、みんなで元気に歌った「思い出のアルバム」など心温まる式となりました。最後は「ありがとう、大好き」の気持ちを込めて、修了生からお家の方に花束を贈りました。
　これからも沢山の幼稚部での思い出を大切に、笑顔いっぱいの１年生になってください。
幼稚部修了おめでとう。

　２月29日、小学部、中学部の在校生が卒業式の会場準備を行いました。小学部生は床に長いシートを敷き、椅子を並べた後に１つ１つきれいに拭きました。中学部生は紅白幕や卒業式次第を丁寧に貼りました。今回はこれまで先生方が行っていたステージ上の大きな看板の準備にも挑戦。みんなで大きな紙をそっと持ち、画鋲を使って貼り付け、その後はステージの上から先生方が釣り上げました。
　卒業生への感謝の気持ちを込めて作成した会場は温かな雰囲気に包まれています。

　第３学期が始まりました。元気な「おはようございます」の挨拶とともに「あけましておめでとうございます。」「今年もよろしくお願いします。」の新年の挨拶がいっぱいです。
　小・中学部の始業式。年末に学校に届いた贈り物の箱を６年生が開けてみると、大谷翔平選手から贈られた３つのグローブが表れました。みんな大喜びです。
　大谷選手のグローブに託された「夢」と「勇気」をしっかりと受け止め、そして、大谷選手への「ありがとう」の気持ちを忘れずに、大切に使いましょう。
「（みんなで）野球、しようね！」

　あけましておめでとうございます。新しい年を迎えました。令和６年のスタートです。
学校では３学期に向けて、先生方が子供達を迎える準備をしています。準備をしながら
「冬休み、何をしているかなあ」「元気にしているかなあ」など、話題は子供達のことでいっぱいです。
　３学期の始業式は１月９日。子供達に元気に会えることを楽しみにしています。この書に
表現された天高く上がる「龍（辰）」のように、これまでの頑張りが大きな成功につながる１年、
皆さんにとって実り多い１年になりますように。

コロナ禍で実施できていなかったPＴＡ研修会を、感染対策を行いながら、久しぶりに実施しました。「聞こえない先輩の姿をのぞいてみよう」というテーマで、亜細亜大学特任准教授の橋本一郎先生にご講演いただきました。聴覚障害のある子どもたちがどのように成長し、社会人としてどのように活躍しているかを、たくさんの事例をもとに話していただきました。「知らないことがたくさんあり勉強になりました。」、「明日からまた頑張ろうという気持ちになりました。」等の感想があり、保護者の方が卒業後の生活について考える機会となりました。

交流及び共同学習は、同年齢の幼児児童生徒との活動を共にすることを通して、社会性、豊かな人間性を養うことを目的に、各学校と継続的な取り組みを行っています。小学部１、５、６年生が阿見町立本郷小学校に行きました。1年生は「むかし遊び」という生活科の学習を一緒に行い、５、６年生は「薬物乱用防止について」外部講師の先生の講義を聞きました。本校の児童は、相手に伝わりやすいコミュニケーション方法や手段について考え、伝えたい相手にわかりやすく話すことを実践する場となりました。また、「よろしくお願いします。」「また、遊ぼうね。」という手話を本校児童が紹介し、一緒にやってみるなどの場面もあり、相互理解の場となりました。

始業式は感染症対策のため、リモートと対面を併用し、幼児児童生徒の実態に応じて行いました。感染症対策を講じた上で、充実した学校生活を送れるようにしていきたいと思います。始業式後にリモートで児童生徒会役員の任命式を行いました。生徒会と児童会の会長が「みんなが楽しく過ごせる学校にしたい。」、「学校のために頑張りたい。」と、役員を代表して抱負を話し新役員の活動がスタートしました。