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ブログをリニューアルします。 [2015年03月31日(Tue)]

いつもからくわ丸公式ブログ「唐桑航海日誌」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度、ブログをリニューアルすることとなりました。
こちらをご覧くださいませ。
「唐桑航海日誌」
http://karakuwamaru.tumblr.com/


これからも「活動の発信」を大切に、精進して参ります。
どうぞ2015年度も引き続き、からくわ丸をよろしくお願いいたします。

2015.03.31
からくわ丸 本部事務局長 加藤拓馬
第3回ふるさと からくわ いなか学校 [2015年03月27日(Fri)]

こんばんは。
からくわ丸学生部隊新3年のじゅんです。『第3回ふるさと からくわ いなか学校』の報告をさせて頂きます。

3/21,22にからくわ丸本部・広島・学生部隊の3部隊合同で、唐桑の小学生対象に『ふるさと からくわいなか学校』を開催しました。

僕自身いなか学校は昨年の夏に参加して以来、2回目の参加でした。
何人か見覚えのある子がいたり、ほとんどの子がリピーターだと聞いてビックリしました。

1日目の始まりは『御崎観光港』。
午前中は缶けりをして子供たちと遊びました。
大人が鬼になった時、子供たちの『絶対に一泡吹かせてやるぞ』というイキイキした顔が印象的でした。

昼食は飯盒炊飯でカレー作り。
子供たちは火打ち石での火起こしに悪戦苦闘!
めげずに何度も挑戦し、子供達は闘志もメラメラ燃やしていました。

野菜を切る場面では普段お手伝いをしている子が大活躍!
家庭によって人参の切り方がイチョウ切りだったり、乱切りだったりと違いがあって面白かったです。

午前中に走りまわっておなかはペコペコ。
鍋いっぱいあったカレーも、あっという間に完売しました。

昼食後は大人も子供も交じって三角鬼ごっこをしました。(三角鬼ごっこの遊び方はコチラ→http://www.kodomonoasobi.com/sankakuonigokko.html
普段とは違う遊びに、みんな大混乱!!
たくさん体を動かした一日でした!


2日目はウォークラリーを実施しました。
天候にも恵まれ子供たちも気合十分!!
チェックポイントは8ヶ所で
➀中井小学校で宝探し
➁松圃集会所で輪を使ったレク
B畑作業
➃津本浜でシーグラス集め
Dメカブ削ぎ体験後の昼食
E➃で拾ったシーグラスで写真立て作り
Fビジターセンター前の銅像でクイズ
Gゴール
という内容でした。

1日目の飯盒炊飯以上にチームワークを発揮し、幾多の課題も難なくクリアー!
他学年や小学校の子と仲良くなれたかな??
それと同時に自分が住んでいる地域の自然や文化や食に触れ、興味津々な子供たちを見れて僕たちも嬉しいです。

今回の参加を終えて…
冒頭にも書きましたがリピーターの子供が多いということは『地域に根付いてきた企画』と言えると思います。この様になったのも先輩方や地元の方達が地域との信頼関係を築き上げた結果です。
今春、4年生の先輩方が卒業して来年度から自分達の代になった時に企画面や運営面において先輩方を超えられるようなものにしていき、いつしか唐桑町の子供全員が参加するような大きな企画になることを夢見て今後の活動に精進していきたいと思います。

「ふるさと からくわ いなか学校」は熊本県水俣市で行われている「ふるさと みなまた いなか学校Ⓡ」をお手本に、
『小さい頃の思い出が地域の愛着形成に繋がる』ということで、
地元メンバーと広島、東京の大学生で企画、運営しました。

水俣での取組みも是非ごらんください!

「ふるさと みなまた いなか学校Ⓡ」
http://heartrelay.com/inakagakko/
http://heartrelay.com/inakagakko/policy.html

ご協力頂いた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

からくわ丸学生部隊FBページ→https://www.facebook.com/KarakuwamaruGakusei?ref=tn_tnmn

からくわ丸学生部隊 高島淳

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【唐桑ルポ25】原田燎太郎氏の唐桑中講演会〜Part2〜 [2015年03月22日(Sun)]

「唐桑は奇跡のマチだって言う人がいるんだよ」
事務局・加藤がそういった途端、中学生の目つきが変わった。

奇跡のマチ・唐桑
鈴木重雄さんとtkm.png



唐桑の国民宿舎唐桑荘の前にこの銅像が建っている。
故・鈴木重雄さん。彼は唐桑出身のハンセン病回復者だ。
優秀だった彼は、東京商業大学(現在の一橋大学)在学中にハンセン病が発病した。

当時の日本は「らい予防法」によるハンセン病患者の隔離政策の真っ只中であり、
中国と同様、一家からハンセン病患者がでたことが世間に知れたら家族も差別対象になった。
もう故郷には帰ってこれないと思った故・鈴木さんは両親にもハンセン病だということを告げず、
海外への亡命を装い、自殺場所を探す旅にでる。
旅の途中でハンセン病の国立療養所に行き着き、療養所で「田中文雄」として過ごした。

その後、ハンセン病も陰性となり社会復帰をした彼は、ふるさと唐桑のために尽力する。
それを知った一部の町民が町長選挙に推薦。1973年。鈴木重雄さんは町長選挙に出馬した。

この話を紹介した後、加藤は続ける。
「結果、僅差で負けたのですが、この話は実はすごい。」

当時の日本のハンセン病差別は世界にも類を見ないほど徹底していた。
警察を動員して、ハンセン病患者刈りを行ったほどだ。

そんな時代に、ハンセン病回復者である故・鈴木重雄さんが
自分がハンセン病元患者ということを明かし、出馬した。
この人だったらこのマチをよくしてくれるかも。と応援した人がいた。

「唐桑は奇跡のマチだって言う人がいるんだよ」

それから40年、東日本大震災が起き、からくわ丸の前身である、
FIWCのワークキャンプが唐桑に入った。
−−−−−−−−
「ワークキャンプで世界を一つの家に」
原田さん、加藤の共通の「志」を受けた中学生の中から、ワークキャンパーになる人が出るかも?!

(文:佐々木美穂)
【唐桑ルポ24】原田燎太郎氏の唐桑中講演会 [2015年03月21日(Sat)]

1月28日、「福祉と人権を考える会 」の授業の一環で唐桑中学校の学生に向けて
中国のハンセン病回復村で活動する原田燎太郎さんの講演が行われました。
また、からくわ丸事務局・加藤との対談もありました。
中国のハンセン病回復村と気仙沼市唐桑町。接点のないようなこの2つの場所で活動するおふたりには共通の志があったのです。
おふたりの活動の指針となっている「志」とは?それを受け中学生はどんなことを感じたのでしょう。
P1287930.JPG

「僕はかめさんになりたかった。」
冒頭で原田さんは
「いつも人と比べる子供で、言いたいことも言えない、やりたいこともやれない子供だった。中学2年までいじめをうけていたし、なんとか大学にも入ったけど就職活動で失敗して、僕は社会からもいらない存在とされてるんだ。と感じた。」と語った。

「どーんと、でっかいことやろうぜ!」
そんなとき、一人だけ原田さんを必要としてくれる先輩がいた。
その先輩が言うでっかいこと、それは『中国のハンセン病回復村でのワークキャンプ』だった。
IMG_0034.JPG

「明日出会う人が自分の人生を変えてしまうかもしれない予感」
原田さんはいう。
「行くまでは、中国のこと嫌いだったんだよね。メディアの言うことを信じてた。でも行ってみたら、そこで人生を変えてしまう人に出会った。」

ハンセン病は極めて感染力が弱く現在は薬ですぐに治るし、後遺症もでることはない。
しかし、かつては有効な治療法がなくその後遺症から恐ろしい病、遺伝病とされてきた。
ハンセン病を発症すると家族ごと村八分にされるため、山奥や孤島に隔離された歴史がある。
治っても家族のもとに帰ることはできない。

社会からつながりを断たれたハンセン病回復村で、原田さんは蘇おじさんという回復者に出会った。
彼は、ハンセン病を病んだという過去をうけとめ、ありのままの自分を受け入れる強さをもっていた。

「心の英雄の叫びに従え」
ありのままの自分をうけとめられない自分。就活に失敗して絶望している自分。
そんな自分が「ちっちぇー」と情けなくなった。と原田さんは語る。
「蘇おじさんに学びたい。」
そう決心して2003年、大学卒業後にハンセン病回復村嶺后村に住み込んだ。
「ありのままの自分を認められたとき、自分の心の中の英雄が叫びはじめた。」
原田さんが活動を始めて10年以上が経ち、今では毎年2000人程の日中の学生が回復村でワークキャンプを行っている。
つながりの破壊の象徴である村が、つながりを生む場となった。

「他人同士いがみあうそんな世界ではなく、仲間同士として支え合う世界を作りたい。」
中学生は目を輝かせて原田さんの話を聞いている。ヒーローでも見ているようだ。
しかし、次の言葉を聞いて、ハッとしたようだった。
「でも、でっかいことばっか言っててもだめで、大切な人は身近にいる。夢はもちつつ、周りの人を大切にして生きていきたいな。みんなに言っているようで、自分にも言い聞かせてるんだけどね。」
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パート2につづく。
(文:佐々木美穂)