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講座奮闘記

参加した講座と学習記録です。


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電話でつながる命綱 [2007年01月31日(Wed)]
『チャイルドラインは民間組織です。勿論、民間相談員がそこにはいます。【命の電話】の相談員の方に研修があるように、【チャイルドライン】の相談員にも研修があります。というより、耳を傾けるだけですから、私達のチャイルドラインでは【受け手さん】と呼んでます。』

『そしてその研修に、1年掛けます。「グループワーク」「ロールプレイ」などを絡めながら、「受け手役」「サポート役」そして、現役の受け手さんが電話を掛けてきた「子供役」に扮して、実技訓練もじっくり腰を据えて行います。』

『話しを聴くだけだからと言って一切の妥協はありません。逆に「話しを聴くだけだからこその難しさ」があります。ですから、一つの電話に二人付きます。一人は【受け手さん】、そして受け手さんを【サポートする人】が一人後ろに付きます。』

『電話によっては、10分、15分と終始無言のこともあります。しかし、電話の向こうに、確かに悩み苦しんでいる子供が居るのです。』

『「聞いているなら、受話器をトントンと叩いてみて?」…
…………………………すると、トン、トンと聞こえてきます。』

『チャイルドラインに電話をしてくれる子供のなかには、家族のつながり、地域のつながり、友だちとのつながり、ごくごく身近な人たちと上手くつながることが難しい今の子どもたちのもおうぜいいます。』

『声だけでつながる、ほんのちょっとの居場所を求めて、ありったけの勇気を振り絞って電話を掛けてきます。私達は、その期待を裏切る訳にはいきません。』

『そのための準備を怠る訳にはいきません。』
以上、牟田先生の話しです。

気合いが入ってます。なんとコメントを書けばいいのか…。

牟田先生がおっしゃるには、
『ボランティアは、「してあげる」ことではありません。そこには必ず、「させて貰っている自分」がいます。あくまでも【双方向】で成り立っています。感謝されることもあります。そうでないことも当然あります。しかし、変わらないのは、【必ずそこ(ボランティア)から何かを(生涯学習)学んでいる】と言うことです。』

※重ね重ね、恐れいりました。


…携帯より…
チャイルドライン [2007年01月30日(Tue)]
『チャイルドラインとは子どもの声を受けとめる電話です。問題解決の場ではありません。』こう切り出したのは、昨日の私のブログの主人公「牟田悌三」さんです。

先生がおっしゃるには、『行政の行う【相談電話】は常に結果が求められます。「こうしては」「ああしては」と、つい言ってしまいがちです。しかし、それでは【悩みを抱える子供たち】は益々追い込まれるだけです。場合によっては、二度と電話を掛けてはくれません。そこで、民間の私達が【解決を目的としない】チャイルドラインを立ち上げました。』

『【お説教ぬき】【押し付けぬき】【子どもたちの声にただただ耳を傾ける】それがチャイルドラインです。』

1970年代頃より欧米、東欧、アジアなどで始まり、日本では1998年に【せたがやチャイルドライン】が実施され、日本全国に広がっているようです。

電話をかけてきた子どもに、『どんなことでもいいよ』と、よびかけながら、子どもたちのささやかな話し相手となったり、また【問題をひとりで抱えている子ども】にとって、『だれかに話すこと』『話せたこと』で子供が自ら持つ力で問題に立ち向かっていくことを支えるのが目的だそうです。

この名称、発祥はともにヨーロッパで。イギリスではその電話番号を知らない子供はいないそうです。しかし、イギリスを視察した時、担当者が言うには、『まず、チャイルドラインが安心安全な電話であること、秘密が守られる事を子供たちに分かって貰うのに苦労しました。』の言葉に、1970年頃のイギリスの苦悩の深さが理解できたとおっしゃってました。

※1970年頃のイギリスと言えば、【学力の低下】【学級崩壊】【校内暴力】からの脱却を図ろうと、民間組織が立ち上がり【教育黒書運動】(退廃した教育の現状の告発運動)が始まった時期です。折しも、トピックス学習(日本の総合学習のルーツ)からの脱却を図ろうとした時期とも重なります。今の日本の状況と似ています。

家族、地域、友だち、など身近な人たちと上手くつながることが難しい今の子どもたちに【声だけでつながる、ほんのちょっとの居場所】を、ということから始めたそうです。

1、ヒミツはまもるよ
2、名まえは言わなくてもいい
3、どんなことでも、いっしょに考える
4、イヤになったら、切っていい

興味の有る方は是非【チャイルドライン】にアクセスして下さい。


…携帯より…
ボランティア道 [2007年01月29日(Mon)]
俳優になって良かったこと、『100人以上の妻を持てたこと』こうおっしゃるのが今回の講師「牟田悌三」さんです。今回の講演会、私は余り乗り気ではありませんでした。演題は『大切なことはボランティアで教わった』となってはいましたが、何かの広告塔(人集め)として俳優の方を呼んだに違いない!そんな先入観を抱いて参加しました。しかも、5分程遅刻して。

私は、知りませんでしたが、【教育再生民間会議】なるものを自ら立ち上げ記者会見(政府と同じ日)を行う程、子供教育に熱心で、昨今は、俳優業より教育ボランティアの世界で有名な方のようです。
(ケンちゃんシリーズのお父さんのイメージしかなく大変失礼致しました)

何でも、教育に関わり始めたのは、30年前PTA会長に無理矢理任命されたのが始まりだそうです。【世田谷区】が子供教育などで先進的な役割を果たしているのは、こんな方を担ぎ出したのも一つの要因なのかも知れません。

30年前の世田谷区のPTAは女性ばかりで、これではP(パパ)じゃ無くってM(ママ)、MPAじゃないかと泣きごとを言いたくなる位…。それどころか、圧力を感じてしまう程の女性(おばちゃん)の集まりだったそうで、男は教育には無関心なのが一般的で、子供達の『無気力・無関心・無感動』が社会問題となる中、母親に任すだけではなく、父親ももっと教育に参加しなくてはと思ったのが、今の教育ボランティアにドップリな生活の始まりだそうです。
(オヤジギャグが許された、数少ない方の中の、お一人のようです)

『生涯学習はボランティアの中にあり』が、先生の持論で、ボランティアをしてるつもりで、実は自分自身がボランティアされている。自分の気付かなかった様なことが見えてきて、自分自身の成長の糧となっていることに気付かされ、ある日突然はっとし。なんとなく、人間的にもレベルアップした気すらしてきたとおっしゃっていました。
(悟りの境地まで行ってらっしゃいます。)
(拝みたくなって来ました…。って、生きてるし!怒られっぞ〜)

何しろ、話し方、目配り、声の調子、そして何より「間」が絶妙です。流石長年「ミッドナイト○○○」をされてた方です。って言うか、ベテラン俳優さんですから、当たり前と言えば当たり前なんですが、これからも長生きして頂きたいと思います。
(たぶん、それも怒られっと思うぞ。)     ※詳細は、次回…


…携帯より…
ダイエットサプリ [2007年01月28日(Sun)]
『全然痩せんとよね〜ちゃんと食べよっとに…』カ○リーメ○トが発売された当時、カ○リーメ○トだけを食べていれば痩せられると言う地域限定の噂があったようです。

バランス栄養食品を栄養補助食品(サプリメント)と間違い、何処でどう取り違えたのか、食後に食べて栄養過多で太ってしまった女の子までいました。
『毎日食べよっとに…』って言いながらお弁当をパクパク。不思議に思った友達が、『あんたまさか?食後に食べよっと?毎食後?…』あり得ません。

思い込みとは恐ろしいものです。まさかダイエット食品と勘違いしてたとは…
恐るべし思い込み、誰かに相談すれば一発で解決したものを…。何キロ増えたのかはわかりませんが、大○製薬が悪い訳でも、カ○リーメ○トのせいでもありません。もちろん、その頃のテレビCMに出ていた王○治さんの責任でもありません。

『カ○リーメ○トだけ食べていれば痩せられるのか?』って疑問は残りますが、くれぐれもチャレンジしようなどと思わないで下さい。

うちの河添理事長が言いますには、『空腹時に、サプリメントだけで栄養は摂取できません。胃酸が栄養素(特にビタミン系)を破壊します。栄養補助食品は、食後でないと意味がありません。補助食品はあくまで補助でしかあり得ないのです。』と申して下りました。

バランス栄養やサプリメントに頼る生活も、それオンリーになってしまうと危険のようです。食育の先生が言うには、『早寝、早起き、晩御飯』と『一昔前のお袋の味』これが一番、日本人に合った食生活ですってことになるんですが、【一昔前のお袋の味】が今一番難しい物のような気がしますが…。


…携帯より…
禁煙ストレスと棺桶 [2007年01月27日(Sat)]
『タバコが何もかも悪かごつ言われよるバッテン、無理矢理止めた人ば見て観なっせ、結局早死にしなはっどがいた。○○さん所の婿どんもそぎゃんだったどがいた。タバコの害より、いきなり止むっとん方が、体にゃ悪かてばいた!うちん先生も言いよんなはったもんな。そるより、好きなもんば飲うじ、好きなんば食て、我が良かごつ、生きとる人ん方が長生きしなはっどがいた。○○さんば見て観なっせ、死ぬ死ぬ言うて、まだ生きとんなはっどがいた。あギャン肥えとらしたバッテン、痩せはしなはったバッテン、まだピンピンしとらすどがいた。してから、まぁ〜だ夜はビンビンてばいた。「ストレスも貯めきらっさんバッテン、金も貯めきらっさんもんな、うちん人は!」って奥さんの笑いよらしたばいた!痩せとっ人の方が弱かごたるな?今日ん人も痩せとらしたどがいた。まだ若かったつに…。』
『バッテン、あたは肥え過ぎばいた!棺桶からはみずるならおおごつばい!半分にゃされんとだけん。うちん先生も肥え過ぎはいかんて言いよらしたけん。』

熊本弁、丸出しの葬儀帰りの婆さん達の1コマです。

熊本弁が理解不能の方のめに標準語で要点を、
『あんまり無理してタバコを止めても、かえってストレスになることがある。食事も、気にし過ぎるとかえって逆効果、痩せてる人より、少し位、太っている人の方が、長生きなんじゃないの?』って話しです。

それにしてもこのお婆ちゃん妙に説得力がありました。「心療内科にお勤めだった」らしい、てのも効いていますが、『先生も言ってた』ってキーワードも効いてます、痩せてる人で早死にした人を、とっさにイメージさせ、次に、ポッチャリ型で長生きの人を連想させ、太っていた人か、痩せていきながらも生きていく姿をイメージさせる。ゆえに、太って居る方が良いという理屈に上手くつながってます。

しかし、太り過ぎはいけないとちゃんと戒めてもいます。天晴れ!初老?のお婆ちゃん!!
自信溢れるその姿…。うつる物ならうつして欲しい。粘膜感染なら諦めますが、インフルエンザ系ならOKです。婆インフルエンザ?縮めてババエン?婆援?なんか、おどろおどろしい物に変化してきましたが…。

ネタ元は、知り合いなんですが、エレキは苦手と言ってはばからない人ですから、ご心配には及びません。
(苦手だろ?せんて言うたっじゃなかろ?)
…ヤバかろか?

…携帯より…
細身でも生活習慣病 [2007年01月26日(Fri)]
『1日30品目を止めた理由は、食べ過ぎるからです。』食育の講座で、主催者のお医者さんが紹介されたエピソードです。私はやったことがありませんから、人のことはとやかく言える立場にはありませんが、30品目にこだわり過ぎると、かえってストレスが溜まりそうです。

メタボリックシンドロームは、内蔵脂肪症候群のことで、あくまで太った方の話しのようです。しかし、メタボリックの呼び名と、ウエスト男85?と女95?のイメージが先行し、肝心な【生活習慣病】まで『肥満の人の話しでしょ!』って言ってる声も聞こえてきます。

イメージが先行するのも考えものです。生活習慣病患者と予備群をいかにして減らし、医療費を抑え、人口減少に歯止めを掛ける(緩やかな減少)のが目的ならば、【生活習慣病の予防】が大切で、あたかも【太った人】だけを標的にした、やり方は如何なものかと思います。確かに太っていては介護も大変でしょうが…。

ホームページームページを検索してみても、生活習慣病患者と予備群の人数すら見つけられませんでした。あるのは、メタボリックシンドローム系のものばかり。『日本人の3分の2近くが生活習慣病でなくなっています。by健康日本21』ってのは見つけましたが、何らかの原因で死ぬ訳ですから説得力に欠けます。

今、子供に増える【糖尿病】などが良い例ですが、食生活と健康が重要なのは分かります。朝食が大切なのも分かります。しかし、生活習慣病の入り口をメタボリックシンドロームに置き換えるのは止めてください。

『太ってないから大丈夫』って空気が蔓延しそうです。行政サイド(今回のメイン講師)の方が、今の状況を持ってメタボリックシンドロームが周知されたと言うのは危険です。
生活習慣病=ウエストの大きさになってます。

ちなみに私は、デブ専です。(それってcanpanブログじゃ駄目なんじゃ?)


…携帯より…

天動説を支持する子 [2007年01月25日(Thu)]
『以前ある調査で、小学生の約40%が「太陽や星が地球の周りを回っている【天動説】」と思っていると記事がアリ愕然としました。またその反論記事に日本の未来が暗い状況にあることを観ました。その反論記事は「実感できない【地動説】を子供に教えて何になる」と言う意見の多さに唖然としました。これは、「歴史など昔のことを知っていて何になる」と言う意見と同じ発想からきているようです。』
以上、が友人の意見です。

今日の新聞の一面に『ゆとり教育の見直し』ってのが載っましたが、授業時間のの10%アップ位で溝は埋まるのでしょうか?根本的な教育内容の改善は視野に入っているのでしょうか?「日本がアメリカと戦った」ことすら知らない若者も育っています。私も歴史は大嫌いでしたが、それ以前の問題です。

ただでさえ「若い子と」話しが噛み合わずに困っているのに、「習ってない」ってことで別の意味にでもとられたりしたら一体どうしてくれるの…ただでさえギャップがあるのに。
地動説から天動説そして地動説に移りゆく様は、人権、宗教、科学が入り乱れ「思想誘導された人間がいかにもろいか」を教える絶好の教材だと思うんですが。『教える必要は無い』とバッサリ斬られてもね〜。

知らない子どもが大勢いるというのは、教えてないのと同じです。「ゆとり」って一体なに者?
教師を楽にさせるために現れたヒーロー?その上、イジメと学級崩壊ときた日にゃ〜たまりません。

『ゆとり教育』を推進した審議委員が、今回の教育再生会議に混じってないことを祈ります。ところで、『不適格教員の排除を視野にいれた…』とニュースでは続いていましたが、管理職もちゃんと含まれるんですよね?大臣!!

※辞めさせたい教頭が居るって言ってますけど、隣で…。


…携帯より…
豚に真珠と洗脳術 [2007年01月24日(Wed)]
初めて、電灯の灯りを見た人の驚き、いか程のものだったんでしょうか?そしてその様子を、どんな風に知らない人に伝えたんでしょうか?

叶う事なら、その衝撃、感動を私も味わってみたかった…。ワクワク感、ドキドキ感、一番今の私に欠けている物です。たぶん…
(なん見栄張りよっとや?足らんとは頭(脳と毛)と金だろ?)ドキッ!

電灯が点いた当時(明治24年)九州初ということもあり、熊本城近辺は、夜になると電灯を一目みようという人で、大変な賑わいだったようです。中には、『土産に買って来て』?って頼まれて来た人までいたというから驚きです。

しかし、情報はもっぱら「活字と挿し絵」、それと「噂話」の時代です。当然と言えば当然です。携帯電話を古代人に見せても解ってもらえないでしょうし、電話の普及しだした時代の人に、『電話・メール・カメラ・データベースが煙草入れ位の大きさに詰まっている』なんて事を理解してもらうには、それ相応の時間と根気が要りそうです。しかも画面は光ってるし、音楽なんて流れて来た日にゃ〜
…パナソニック間違いなしです。
(パニックだろ!クレオンしんちゃんじゃあるまいし!)(それ言うならクレヨン…)

『人間は目の前に提示されていても知識ががないとそれを認識出来ない』講師の先生が言ってた言葉なんですが、『豚に真珠』『猫に小判』的な事が、【知らない・知らされてない】というだけで、文明人の中でも簡単に起こるという意味だそうです。【豚・猫】【真珠・小判】優しい表現のようですが、今、一番危険な洗脳の理屈でもあるそうです。つまり、『情報を与えなければ、あり得ないようなことでも信じ込ませ、操る事ができる』となる訳です。

【情報操作】はお隣の国(北、中、ロ)では、当たり前のようですが、はたして今の日本はどうでしょう?『目の前の現実さえ疑う必要がある』『メディアは疑って観る位で丁度良い』とも言っておられましたが、「豚」「猫」の例えにならないように生きるためには、相当の努力が必要のようです。


…携帯より…
電灯と統合学習 [2007年01月23日(Tue)]
油からロウソク、そして電気と代わり始めたのは、まだここ100年の話しです。

(正確には、ロウソクの後に、明治前期より石油ランプが普及し始め昭和初めまで庶民の灯りでした。電気の本格的普及は、その後だったようです。)

ロウソクの始まりが紀元前三世紀頃と云われていますので、それから電灯に代わるまで、2200年もかかっています。そして、日本にロウソクが伝わったのは、奈良時代と言われていますので、西暦700年代の話しです。実に1000年もかかっています。しかし、電灯は実用化から14年後には、九州初の試みとして、我々の住む熊本にまで来ているのです。もうこれは一大事(ロマン)です。

そもそも、歴史の授業ってたらネアンデルタール、クロマニオン、縄文、弥生ぐらいから始まって明治維新後は暗殺と終戦で終わります。近代史に付いては、いつも三学期で、殆ど行き着く事無く、意図的にごまかしてると指摘されても仕方の無い状況です。つまり、近代史ごまかし、それ以外は時系列的に年号と事件を押し込むだけの勉強です。

ゆとり教育が始まって、今の状況がどうかは解りませんが。「教科書の厚さが半分になった」という講師の先生もおられた位ですから、もっとその傾向が強まったと考えた方が自然ででしょう。また、「必修飛ばし」の標的にされたのも学校のなかで【社会科(歴史)教育】が軽んじられている証しになるかも知れません。

『どういう理由・背景でそうなったのか?』が重要になることはまずありません。あったとしても、テストは丸暗記で挑むしかないので、ほとんどの場合興味がわくことは、ありません。

しかし、郷土の歴史をさかのぼっていくと(昨日のブログ)「社会科の勉強」も身近になり、歴史にも興味がわいてきます。私は四十半ばで初めて気付きました。

さかのぼって教える歴史の勉強。何となくイケそうです。別に「日本史」「世界史」と分けて教える必要は無く、日本史を近代史からさかのぼって、世界史と関わりをその都度、教えればいいような気がしますが、それには優秀な社会科の先生が必要となります。すると、「教科書をばらして教えることの出来る先生が居るのか?」ってことにはなりますが…。

恐竜先生の講座(12/6〜12/8)を思い返してみると、科(化)学と歴史そして倫理は、微妙に深くつながっています。【総合学習】があるとするなら、たぶんそんなものの事を言うのではないのでしょうか?
…いや【統合学習】の方がシックリくるかな?


…携帯より…
時系列的呪縛 [2007年01月22日(Mon)]
九州で電灯が灯ったのは、熊本城の横の市役所前付近らしいです。時に明治 24 年のことです。エジソンが初めて電灯を実用化したのが明治 10年頃だということを考えれば、14年後に熊本に電灯が灯ったというのは、画期的なことです。

当時は火力発電で、発電所(機)は、熊本城の掘りの近くにあり、100戸程の建物がその恩恵にあやかったそうです。

その頃の熊本は、明治 33年に作られた【鉄道唱歌】の歌詞の中にも唄われてるように
『♪眠る間もなく熊本の♪…♪九州一の大都会〜♪人口五万四千(人)の♪〜』
大都会?だったんです。熊本は…。
(あ〜あ〜♪果てしない〜♪夢を追い続け〜♪えええ?そら違うど!)

電灯が九州初というのは当時、当然の成り行きだったようです。しかし、幸か不幸か熊本には鉄鋼産業が無かったため、福岡に九州一の座を奪われていったのです。新幹線の終点の座も。

そんな話し授業で聞いた覚えないし〜。(勿論学生時分)
…って「郷土の歴史」って社会人になって自ら学ばなければならない物?
私の記憶に依れば、社会科なんて時系列的に、年号と事件を押し込むだけの勉強だったはずです。
(つまらないことこの上なし!惰眠を貪る絶好の場ではありましたが)

昨年暮れ、『受験に関係ないから飛ばしてしまえ』てのが問題になりましたが、郷土愛を求めるなら、話しは別の意味で違ってきます。また、『歴史に学べ!日本人にはその感覚が欠けている』と言われていた講師の方もいましたが。それならなおのこと時系列を飛び越えた社会科教育ってのが必要になってくる気がします。つづく…


…携帯より…
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