朝は冷え込む鉄工所。
しかし、ここ6日間、毎朝30分程度のヨガをしている。
鉄工所の3階、原寸室だった120uもある部屋で英語で個人レッスンをうける。
ヨガは他人と競わない、競ってはいけない。
手が床につかない? 膝をまげればいい。
アドリエンヌ先生と同じ動きは無理だ。
それでも効果を感じることができるはずだ。
薄いダウンを着て裸足てやっていると寒さも忘れる。最後はゆったりとマットの上で寝そうになる。
「英語の勉強になるな」なんて思っていたが、授業「伝統的健康論」でお招きしている守谷(青木)宝子先生の授業もそうだが、呼吸をしながら説明指示をどのように入れたらいいか勉強になる。話し方もいい。英語のニュアンスが分かるわけではないが、集中しながらやる気を高めるリズムがある。
ネット検索でたまたま選んだ彼女のレッスンを見終わって、彼女のビデオの魅力はオープニングとエンディングにしかBGM(音楽)が入っていないことではないかと気がついた。集中してもいいし、自分で好きな音楽をかけてもいい。
翌朝から30日間ヨガシリーズ受講が続いている。
英語のインストラクションがわからなければ映像を見ればわかる。英語力はいらない。たとえば「ひねって スクイ-ズ squeeze 」なんて映像を見るれば理解できるし、覚える。
「きちんと呼吸が理解できないと・・」などと言う人は、以下の単語を覚えておけばいいだろう。乱暴だが、多分大丈夫だ。
吸って インヘイル inhale
吐いて エクスヘイル exhale
背骨 スパイン spine
へそ ネイベル navel
あご チン chin
現在30日ヨガの6日目。「1ヶ月つづきそうだ。3週間21日の壁を破れそうだ」と思っていたら、来年1月2日からアドリエンヌ先生の新しい30日コースがはじまるではないか。
思わず登録してしまった。アドリエンヌ先生からメールが毎日来るらしい。またカレンダーや「裸のベンジーの写真」もダウンロードできるらしい。マッチョな男性(ベンジー)のヌード写真を期待してはいけない。ベンジーは彼女の犬の名前だ。
昨日、セルビアのスカイダイバー(私の英会話の先生ね)とskypeで話していて、ヨガが続いていることを自慢した。彼も私と同時期にヨガを始めたらしく、彼が聞いてきた。
「俺もはじめたんだよ。どこでやってるの」
「いやYouTubeだよ。アドリエンヌ先生っていうだ」
「えっ、俺も同じ先生だ」
彼女のサイト登録者数は280万人を越える。
日本人とセルビア人が登録していてもおかしくはない。
しかし、お互い驚いて大笑いした。