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ポントス最高得点 [2012年11月27日(Tue)]
障害者武道に関する活動のパートナーであるポントス・ジョハンソンがパリで開催された世界空手道選手権大会でスウェーデン代表として形演武を行った。

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ポントスから連絡があった。

「優勝か?」
「エキジビジョンは順位をつけないんだ」
「最高得点なら何れにしても金だ」

そんな会話をした。

日本代表として、このエキジビジョンに参加したのは柴田一哉君。彼は釧路の佐藤和明先生に指導を受け飛躍的な「進化」を遂げた、Speed Tour(国際武道大学学生達企画実施したスウェーデンツアー)に参加してくれたメンバーの1人だ。

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WKFのサイトにかっこいい写真も。

こんな活動が、空手道オリンピック競技化につながる。
障害者スポーツ指導者講習会 [2012年11月19日(Mon)]
日本障害者スポーツ協会公認の初級障害者スポーツ指導員養成講習会が開催されている。光栄なことに昨年に引き続き講師を引き受けた(実は武大の中島一郎教授がご推薦下さったのだ)。

今年の会場は淑徳大学。昨年は国際武道大学が会場であったので楽だったが、今回は受講者89名分の木刀、なぎなた、杖を運ばなければならなかった。「日曜日の夜には戻しますので」と恐る恐る言うと「障害者スポーツ指導者講習会、大丈夫大丈夫。どうぞどうぞ」と先生方は快諾してくださった。
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ゼミ生の新井康平君(野球部)が手伝ってくれた。「これ、警察につかまりませんか」「銃刀法じゃないだろ。凶器準備集合ったって集合してないし・・」

少々不安になって、防衛のためにツイートした。
「木刀62本、なぎなた10本、杖14本、帯100本。明日は淑徳大学に殴り込み、じゃなくて障害者武道講習会」

警察官がたくさんいる皇居周辺を走って、日本武道館の駐車場に車を入れた。午前中は日本武道館で全日本大学空手道選手権大会。竹前理子主将最後の試合。男子は強豪京都産業大学に破れたが、結果は結果。その家庭で得たものが今後につながる。

蘇我の淑徳大学へ急いだ。
講習会はいつもの調子。2時間3分やった。
話している方は楽だが、受講生は大変だったと思う。
中でも受講生の半数以上を占める武大生が盛り上げてくれたことには感謝だ。

前回り受身を板の間でやるのは私レベには痛い。
「おじさんは痛いので、次の瞬間立ち上がっている前回り受身をやって」とゼミ生の山田陽介君(野球部 柔道初段)を指名した。ドタッバンっと見事に立ち上がった。
「では女子」と武大女子柔道部の細川さんにお願いした。
彼女は音も無く受身をとり立ち上がった。大きな拍手がわき起こった。

「世界で最初、世界で唯一の対象と向き合おう」でしめて、最後はみんなで記念撮影。
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私の前の時間に講師を務められたパラリンピアンの花岡伸和さんも見学くださった(学生達は多いに刺激をうけたようだ)。千葉県障害者スポーツ・レクリエーション協会の林さん(昨年、私の講義を受けてくださっている)が補助してくださった。ありがとうございました。
これで競技を撮影したい [2012年11月17日(Sat)]


じっと見ていると、いろいろな想像ができる。

撮影したのはこれ。シネスター。


競技者に危ないのだろうか。
それは断念すべき危険なのだろうか。
こんなのでモチベーションビデオを撮ってみたい。

いや、シネスターが無くても近い映像を撮影する方法が編み出せそうな気がする。買わなくても借りられそうな気も。

宮崎さん、宮崎さん。至急研究室へ。

SPC 2013 既に出発 [2012年11月09日(Fri)]
来年2月末から2週間ほどカンボジアで活動する学生達のミーティングが毎週2回のペースで行われている。
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いつもいっているように、出発は2月末ではない。既に出発している。

週2回のミーティングの間には様々な担当活動を進めてミーティングで報告しないといけなし。クメール語ブートキャンプを仕切る宮崎悠衣軍曹(4年)がビシビシ行く。来週は筆記試験だ。

日本の大学生は勉強しない?
いやいや、部活もやれば活動もするし勉強もする。

今年は人数が多い。
メンバーそれぞれの背景は様々で。それが頼もしい期待の面々だ。

個性は十分。
課題は人数が多い中で全員が使命を共有できるかだ。
メンバーひとりひとりは優秀でもチームとしてのパフォーマンスに致命的影響を与える。今週の「スポーツマネジメント入門」でやったところだ。

ミーティングでは、ワンコイン募金の打ち合わせが行われていた。言葉にしないだけで共有しているのかもしれないが、こういうことは繰り返し繰り返し言わないとダメだ。

「どうして募金するんだろう? ノルマをこなすような感覚では絶対やめてくれ」と注文した。


どうして募金活動するんだろう?
お金がいるから?

だったらみんなでバイトすればいい。

どうして募金活動するんだろう?
昨年、500円募金してくれた人にTシャツやクロマーをあげている。
それだけでなく、現地からハガキを出すのは何でだろう?
単なる礼状ではない。

募金したお金でゴールネットが購入され、今日もバコン高校の校庭で活躍している。
目を閉じると、やっと乾季に入って校庭でサッカーを始めた校庭で、ゴールするとネットが揺れる。そんな物語を共有するために募金を集めるんじゃないかな。

金が必要?
金が必要なだけだったら、私が出せる金かな。
人望は無いけど、その程度の金なら私も持ってる。

担当の岩木睦君(3年)が研究室に飛んできた。
「すみません。説明が足りませんでした」

担当の三橋創太君(1年)もやってくきた。
ヨット・インターハイ選手も深く考えてくれているようだ。
トンレサップ湖では期待しているぞ。


カンボジアから募金者にハガキを出す。
そのハガキが日本に着く。
仕事から帰り、郵便ポストを開けるとカンボジアからのハガキが出てくる。
初めて海外からハガキをもらう人もいるはずだ。
「ああ」と募金したことを思い出す。
そして、まだ行ったことがないカンボジアを想像する。

われわれがカンボジアで感ずるであろう思いを共有したい。
そんなことにワクワクしたい。
初年次教育プレゼンテーション [2012年11月07日(Wed)]
初年次授業で1年生は各班にわかれてプレゼンテーションの準備をしてきた。先週8ページの報告書の提出締め切りがあり、昨日は5分間のプレゼンだった。

松井班はPreziでのプレゼンを準備し始めたが、学生達のコンピュータから、私の研究室のネットへのアクセス調子悪い。今年の学生はPowerPointは高校時代に習得した学生がほとんどで、Preziを使いたかったが断念した。

黒潮祭の最中にも研究室で絵を書き続けた前手画伯の絵をPowePoint 上で動かすプレゼンテーションに変更。樹希、松崎が台本をせっせと打ち、前田、水野、丸山がスライド調整し、ITパスポートを持つ眞下がプレゼン用のグラフをテキパキつくる。
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5分ピッタリに終わるまで、夜中の1時過ぎまで何度も練習。

昨日はお昼に集合して最終練習。本番では堂々とパフォーマンスをやってのけた。
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恥ずかしがらずにやり切ることは重要だ。
「ぜったいやるな」と禁止したのに、最後は綱島がS☆Gのアルバム紹介まで挟み込んだ。

準備の過程でゲットした2020年東京オリンピックのピンバッジを聴衆にプレゼントした。まだ幾つか残っているので、希望者は松井研究室まで。
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ネットオークションで900円で売っている輩がいるようだが、もちろん無料でプレゼント。
丸山宗太 前田章賀 綱島樹希 松崎賢太郎 前手駿佑 水野克則 眞下佳礼
お疲れ様でした。