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椰子の実 [2012年02月29日(Wed)]
学生達は翌日から始まる、サッカー・バレーボール・バスケットボール講習会の下見にサムデックアウ高校・プラサットバコン高校に出かけていった。

私は熱も下がり、頭痛も無くなった。下痢や風邪の症状も出ていない。しかし、念のためホテルで待機。

ホテルから出たのは昼食と夕食に隣のレストランへ行っただけ。昼食時はオクサレットさんが椰子の実を注文してくれた。
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「これ飲めば、直るよ」

塩気無いポカリスエット。

食欲は落ちていない。
これから午前・午後の2回の講習会が2日続く。それには同行したい。

夜遅くにヒーア君が尋ねてきてくれた。彼は6年ほど前に初めてアンコールコール高校で講習会を開催したときに話しかけてきた生徒だった。

「日本からたくさんの人達がお越し下さってありがとうございます」

完璧な日本語に驚いた。孤児院で学んだのだという。現在は孤児院を出て働きながら大学に通っている。プノンペンから戻って、夜に大学で試験を受けてからホテルを訪ねてきてくれた。講習会で通訳を務めてくれる。

来年3月に日本へ来る計画らしい。
「雪を見て、満開のさくらを見たいです」

今日は千葉は雪。勝浦にも雪が降っているだろうか。大変だと思う。こちらは外に立っているだけで汗が噴き出すぐらい熱い。お互いがお互いに憧れる。
38.4℃の熱 [2012年02月28日(Tue)]
朝から寝違えたように左首、左肩が痛く調子が悪かった。

シアヌークビルのホテルを後にした。
国道4号線を260km、プノンペンへ上る。
途中、給油している間に木村車に抜かれる。
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休憩所で合流。

休憩を終えて出発しようとしたら松井車のエンジンがかからない。バッテリーが弱い。飛行機の時間は迫っている。

荷物がいっぱい載ったワンボックスカーを学生が押しがけする。
ブブブ、ブルブル、ブウーン
どうにかエンジンがかかった。

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プノンペン空港に無事に到着。
チェックインを待っている間も左手が痺れる感じでだるい。
結局、飛行機は遅延した。待っている間に冷たいアイスバナナシェイクを飲んでいたら急に体が火照ってきた。顔色は日焼けしていてわからない。

鬼の霍乱(かくらん)か。
(霍乱って日射病のことなんだね)

学生が救急バッグをちゃんと手持ちで持っていた。体温計を借りたところで搭乗が始まった。

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ボーとしながら撮影した写真。

機内で計ると38.4℃。
気圧の関係関係かもしれないと高度を下げ着陸寸前に計っても38.3℃だった。インフルエンザだと学生に感染させる危険がある。

木村先生にお願いして、そのまままっすぐシムリアップ空港を出て1人ROYAL ANGKOR INTERNATIONAL HOSPITALに向かった。
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英語が通じ、タイ人医師が診療してくれる。海外旅行保険を使うのは気が引けるが、ここはしょうがない。

「インフルエンザが怖い。予防接種は受けているのだが」
「下痢は」
「通常範囲内だと思う」
「咳や鼻水もないね」
「はい」
「うーん。血液検査しましょう。1時間で結果を出します」

別室で採血。細い血管を探すのが大変だろうと、掌の開いて閉じてを繰り返していると男性看護師が聞いてきた。

「怖いの?」
「いや、僕の血管が細くていつも採血で苦労するんだ」
「ホントだ。これは難しいな」
「手の甲でやる?」
「手の甲は痛いぞ」
「3回トライまで受け入れるから、腕でやって」
「OK」

一発で採血できた。

検査結果を待つ間も高熱と頭痛でボーとする。しかし、のどの痛みも鼻水も出ない。

1時間後、結果の説明を受けた。
「デング熱などはネガティブ。インフルエンザでもない。白血球のうち特に好中球が増加している。何かのウイルスが入ったのだと思う」
「学生にうつすことは」
「ない。大丈夫。ただ、明日1日は安静に」

解熱剤と抗生剤で熱が下がり、頭痛も無くなった。
本日1日はホテル待機。学生達はオクサレットさんと明日からの講習会のための下見に出かけた。
本日オフ [2012年02月27日(Mon)]
本日はオフ。日本は寒いようだが、カンボジアは立っているだけで汗がでる。今が観光ハイシーズン。

なかでもシアヌークビルはカンボジアのリゾート地だ。空港が閉鎖されたままなので、日本人観光客には会わないが、カンボジア人はもとより、世界各国から人が集まる。

国家首脳の別荘と噂される建物。
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他の街よりも更に格差を感ずることが多い。

学生と共に島を巡りシュノーケリングをするツアーに出た。日本人には安い1人1200円。朝、ホテルまで車で迎えに来てくれ、海岸で朝食が振る舞われる。その後、他の外国人客と一緒に船に乗り込み出発。

波はなく湖ような海。
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3カ所のポイントを巡る。
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割烹の水槽を中を泳いでるようだ。

2カ所目の島で昼食。
学生達はイタリア人達とビーチバレーボールをしていた。

アクティブレスト。
今日はプノンペン経由でシムリアップへ移動する。
アヌワット小学校 運動会中継 [2012年02月26日(Sun)]
勝浦では国際武道大学オープンキャンパス。高見副学長が来場者にお話する際に、アヌワット小学校で実施する運動会を生中継しようと準備した。

運動会開始がこちらの8時=日本時間の10時。丁度オープンキャンパスが始まる時間だ。WiFiルーターを2万円でレンタルし(このレンタルの合理性の有無については後日レポート)スタンバイした。

昨年、先遣隊の山平(大学院)と実験したときにはUstreamでは映像が1分ほど遅れてしまう。Skypeは動画が駒落ちし、場合によっては音声も途切れる。

今回は回線状況が悪くなったときのために、朝Twicastingに録画し、携帯電話で音声を送る最終手段も準備した。


結局、Skypeでうまく繋がった。

学生達は昨日の反省を生かし、2日目の今日は良くなっている。声も出るし、クメール語で子供達を盛り上げる。
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勝浦は悪天候で雨が降っていた。そんな中、昨年を上回る来場者があった。遠くまでお越し下さったみなさんに、カンボジアの青空と学生達の活躍をお見せできたのではないかと思う。

午後からはオフ。学生達と海岸を散策した。
まずは焼きイカ(1本20円)を食べ、
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ドリアン(1個240円)をみんなで分けて食べ、
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孵化直前のアヒルの卵(1個40円)を食べた。
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ポンティアコーンという。中を見ない飲むと美味。
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何ヶ月もかけて準備した2日間の運動会が終わった。シアヌークビルでの活動は終了。日曜日にオフをとってシムリアップへ向かう。

全員元気。体調不良者なし。
オートレッチャ小学校運動会 [2012年02月25日(Sat)]
朝6:30に出発し、こんな凸凹道を走って
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こんな集落を通った先の大きな寺院の中にある小学校。
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子供達が登校してくる。売店で朝食を買う。
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人気はアイスパン。ビニールに入ったアイスをパンに挟んで食べる。

4,5年生は午後から授業で参加はなし。小学校入学のタイミングがずれたり進級できなかったりと、各学年とも年齢には開きがある(日本でも小中学生の留年が話題になっているようだなぁ。カンボジアの田舎でもNHKニュースを見ることができるのですよ)。6年生の女子の中には16歳を越える生徒が二人いる。そういう生徒を巻き込むのはなかなか難しい。

しかしこの二人にも「私と競争する」と声がけしながら運営する。日本式の運動会は楽しい。子供達は小刻みに飛び跳ねて自分の順番を待つ。サンダルを脱いで競争に臨んでいた。

2時間ほど実施して終了。
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折り紙で作ったメダルを胸に授業に戻っていった。

終了後、校長室に招かれた。
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地震や津波のことを心配してくれる。
「またいつ来てくれるんだ」とつい「また来年」と言ってしまう学生。

本当だな。
約束というのは難しい。とくに微妙なニュアンスを理解しにくい外国の方や知的障害者(実習のときは注意だね。「また来るね」なんて社交辞令と理解しない。翌日から君を待つことになる。「こないだの学生さんは今日来る?」と毎日先生に確認することになる)との約束は注意だ。

帰りに運転手さんが気をきかせて海岸沿いを走ってくれた。「5分間休憩!」とみんなで海外に出た。キャンピングカーで来ている外国人夫婦がいる。
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ナンバーを見るとドイツナンバー。
「これで来たの?」
「ああ」
「何日ぐらいかかった?」
「7年さ」


夕刻、街頭エアロビクスに参加。
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若者が参加する人から1000リエル(約20円)をとって教える。1時間たっぷり汗をかいた。
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次はアヌワット小学校で運動会。国際武道大学オープンキャンパスに中継する予定だ。
シハヌークビルへ移動 [2012年02月24日(Fri)]
宿泊したホテルは、3年前にシアヌークビルで熱を出して私と夜中にプノンペンの病院に行った伊藤馨君(現在エチオピアで活躍している)と宿泊したホテルだった。

朝7:30にチャーターした車2台でホテルを出発。事故に備えて木村先生と私は別の車に。途中休憩を挟んで約260km,4時間ほど。
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途中、炎天下でウイスキー瓶にガソリンを入れて売っている店で給油。よくあるパターン。

シアヌークビルは海岸沿いの町。リゾート地だが、空港が閉鎖されているためシムリアップと比べると観光客は観光客は少ない。

ホテルに荷物を置いて、すぐに翌日から運動会を開催する小学校へ偵察へ。

まずはオートレッチャ小学校。
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校庭の石拾い。子供達の足の裏は厚い。しかし地中からとがって飛び出している石を掘り起こして除去。メジャーを持ち建て50m走の走路を確保したりと動く。すぐに汗が噴き出してくる。インドネシアでの活動で活躍してきた鐘ヶ江君も「インドネシアよりスゴイ」との感想。

次に教員養成学校附属小学校へ
丁度、教育実習中の教員養成学校生が研修のため戻っており、その授業にお邪魔した。
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様子はUstreamでも中継
実習生達は低学年の授業などで苦労しているようだ。「トイレに行く」と行ったきり生徒が戻ってこないと困っている女子学生がいた。学級崩壊は同じなのか・・・。

急遽サッカー日韓戦ではなく日カン戦を行ったが、1−4で大敗してしまった。申し訳ない。人数が少なかったこともあるが、キーパー(私)がヘボであった。このままでは日本に帰れない。どこかで再試合だ。

夜ホテルでミーティング。気合いを入れた。
無事プノンペン到着 [2012年02月23日(Thu)]
変装したKARAが
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物資を押し込み
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無事出発。

韓国ソウル(仁川)経由でプノンペンへ。
毎回ながら仁川空港は国際ハブ空港としての意気込みを感ずる。クラシック音楽の生演奏を流れ(音大生かな?)、こんなショーもやっている。
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もちろん無料無線LANが完備されている。
(トラフィックを制限するためか、skypeは繋がらなかった)

カンボジアのプノンペン空港も無料無線LAN。有料の成田は見劣りする。

プノンペン空港に到着し、夜中の空港で携帯SIMカードを購入した。松井現地携帯電話は+855-93-203-502の予定。

「こんな情報ネットに載せて・・」

大丈夫、大丈夫。かけてもいいよ。

メンバーも元気。物資も無事。ASIAホテルに頼んでおいた迎えの車2台に物資とメンバーを乗せてホテルへ。どうにか22日中に到着した。ただし、日本時間では23日1AM。

23日は朝7:30に出発してシアヌークビルへ向かう。
出発 [2012年02月22日(Wed)]
国際武道大学バスで成田へ。
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心配されたインフルエンザ感染も無く全員出発。
今回はソウル経由でプノンペン入り。
明日、長距離バスでシアヌークビルへ。
小学校を回り日本式「運動会」指導を行う。

プノンペンに戻り、飛行機でシムリアップへ。
今度は高校生を対象にした競技力向上セミナーと対抗戦。

約2週間、最大にして最初のゴールは全員元気に帰国すること。
気をつけて行って参ります。
誇りに思う [2012年02月21日(Tue)]
カンボジアの話ではない。
午前中、会議が始まる前に妻に電話をしてみたが出ない。
既に発表されているはずだ。

暫くすると妻の携帯から電話がかかってきた。息子だった。

「どうだった」
「あー今、採寸している」
「えっ、合格してすぐ手続きしたんだ」
「ああ」

今日は息子の高校受験校の合否発表日だった。既に進学校の入試に合格して入学金を払った。しかし、彼は別の学校を更に受験した。試験直後に息子に聞いた。

「どうだった」
「自信ある」
「こっちも受かったら、どっちにするんだ」
「もう決めている」

今回受験した学校の偏差値は、既に合格している高校の偏差値よりも10以上低い。それでもやりたいことが今回受験した学校にはあるらしい。

アドバイスはした。最後は自分で決めればいい。ただ私も責任を持つ。今後、私は「お前が決めたから」なんて言い訳をしたり、「お前が決めたんだろ」と責めたりもしない。いつでも応援者だ。

偏差値が相当高い方を蹴って低い方へ行ったことを誇りに思ってしまうと、結局は偏差値で学校を判定することに与することになる。

注意深く表現しよう。

偏差値に惑わされなかったことを誇りに思う。

一般の評価に従わないと不安になる。しかし「天才」は「一般」とは全く別の見方をするんだよ。それが世界を変える力を持つ。いいねぇ。

今後不安になることや、選択の適否を振り返ることがあれば思い出して欲しい。「人間到る処青山有り」と腹をくくれば大丈夫。夢を持って進む人は、たとえその夢が叶わなくても9割がやりがいのある仕事をなす。心配いらない。目の前のことに真剣に取り組め。

明朝、カンボジアへ出発。
君の進学先も決まったし、今晩私は安心して家に帰らない。
パッキング [2012年02月20日(Mon)]
いよいよ出発が明後日に。
様々な方々、会社から提供されたスポーツ用品をダンボールに詰め込む。運ぶために学生の荷物は1人あたり6-10kg。今回は大韓航空で行くため、1人20kg、個数は制限無い。

学生達は朝10時から技術指導書の印刷製本作業。私はメンバー野原の母校で模擬授業のため、本日は夜19時過ぎから参加。荷造りは夜遅くまで続いた。

明日からCanpan ブログが改修の為、1週間ほど記事アップができなくなる。
その間の記事はこちらへ。

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