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SPC2010 解散 [2010年03月06日(土)]
午後1時から8208教室で、SPC2010ラストミーティング。Way12号製作プロダクション関係の方も同席した。

報告書、御礼送付などの確認を終えて、1人1人、教壇に立って感想を述べる。

背後のスクリーンに、1人1人のビデオや現地での写真を流した。なんか本当に目頭熱くなる。天井見上げたり、後ろ向いたり。こらえようとするが、感極まっ涙を流す者もいる。

木村先生からからの言葉も力強い。
「『今回できなかったので次回リベンジします』なんてふざけた発言がなかった。よかった。今回できるために必死に準備してきた。だから現地での急な要求にも対応できた。この同じメンバーで行くことは、多分今後2度とない。現地で指導した生徒も違う。同じ出会いは2度と無い。リベンジ?そんなのあり得ない。今回の人たちに誠実にベストを尽くす。それを実行してきたんだ」


私はリーダー金川光悦を称えた。彼は決して声高にリーダーであることを主張しない。華はメンバーに持たせた。サッカー班でも2名の後輩を前面に出して後ろに引いているように見えた。

全体ミーティングも毎回坦々と進んだ。しかしそれは、先輩や同校教員からの意見に対して即選択、決断した結果だったと思う。

静かな参加メンバーではない。みんな自分の意見を全面に出すタイプだ。その意見を上手くあしらう。しかし、誰も無視された気持ちは無かったと思う。

コツは、責任をさらりと取ることだったと思う。

金川光悦は「リーダーとして決めます」とか「決定に従って下さい」何て言わない。しかし、「・・・どうなの?」「・・・どうするの?」というような意見に即答する。

「○○します」
素早く軽く、静かに言う。

毎回、「こいつ責任取りやがった」と思っていた。昨日のミーティングを後ろで見学している日経の方に思わず同意を求めた。
「会社にも中々いないですよね、こういう上司」。

人はついつい言いたくなる。
「うーん、そうですねぇ。そういう意見もありますね。でもどうですかねぇ・・・」
「他の方はどう思いますか・・・」
みんなが決めたように装う。

説明もしないのに、金川も判断には基準が明確に感じられた。
AかBか問われて即選択できる。反射ではなく判断。
脳で考えている。サッカーで鍛えられた判断の能力だと思う。

私も彼を見習いたい。


Way12号のテーマは「つなぐ」
5年前、SPCを始めたときに「物語」について学生達と話した。

2048年、ニューデリー(インド)オリンピック。そこで活躍するカンボジア代表選手をテレビを見ながら応援する。そして、ひざの上で一緒に見ている孫に言う。
「爺ちゃん(婆ちゃん)はなぁ、あの礎を築く手伝いをしたんだ」

未来につながる物語。

未来を語る者は成長する。
過去の栄光を語る者は成長が止まる。
(555hamakoのさえずり)

全くその通り。
今語る物語だけにしておこう。孫にはそんな過去の栄光を語らず、ただ一緒に笑いながらスポーツをするジジババでいよう。


2048年。多分、孫と一緒に見るはずの「テレビ」なるものは無くなっているだろう。