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SPC2010 帰国 [2010年03月02日(火)]
学生達と木村先生が戻ってきた。
最初にして最大のゴールは、全員元気に帰ってくること。
お帰りなさい。

日焼けのせいだけではない。精悍に見える。前日2月28日午後にカンボジア人サッカー選手の救命処置をした学生に話を聞いた。

ホテルスタッフのブッダに誘われて、彼が出場する社会人リーグ観戦に学生5人が行った。ホテルスタッフの子ども(バリ君 10歳)も一緒にトゥクトゥク(3輪バイクタクシー)に分乗して出かけた。試合が始まり、ラフプレーが多いなと思った矢先に、ペナルティーライン付近で相手フォワードとキーパー・ディフェンダーの3名が交錯し、2人の間に挟まれるようなかたちになったディフェンダーが倒れた。

彼は前身を痙攣させ、周りの選手は彼を揺り動かしていた。

観戦中のライフセービング部の角口洋平と小林直樹が現場に駆けつけ、金川光悦、杉真登、濱名朋和が続いた。角口と小林は「気迫」で取り巻く人達をどけた。

口から出血し、痙攣している対象者に対し、角口は人工呼吸キューマスクは使わず心臓マッサージで対応する判断をし、小林が心臓マッサージを開始。角口は手を握って声がけを行った。
これらの写真はバリ君(10歳)が杉のカメラで撮影したもの。角口のバッグにキューマスクが付いているのが見える。

微妙な判断を直ぐに行った。
5分ほどで意識が戻り、病院に搬送、助かったという。

よくやった。だが、彼らの行動は事故があって現実化する。事故が無いのが一番。今回は残念ながら彼らの目の前で事故が起こった。

彼らは日頃の訓練通りに行動しただけだ。素晴らしいのはAlways readyであったこと。ライフセービング部の誰がいても、それができたということだと思う。代々、全員に受け継がれる姿勢。

2月23日、サムデックオウ高校で指導中の小林直樹の後ろ姿。
ホイッスルといっしょにキューマスクもalways ready。