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海の自然観察会を基盤とする沿岸環境保全の取組み
 東京大学三崎臨海実験所は、神奈川県の三浦半島西南端、三崎町にある海洋生物学の研究教育施設です。三崎は黒潮に乗ってさまざまな生物がやって来る生物の宝庫です。
 2005年度〜2008年度、東京大学臨海実験所は日本財団助成事業に採択され、自然観察会をはじめとする海と海に棲む生物に関する様々な事業活動を積極的に実施しました。
 このブログでは、2009年度以降も自然観察会等、引き続き社会活動に取り組む様子などをお伝えします。また、豊かな自然環境に囲まれた三崎臨海実験所のことなども紹介します。
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相模湾の生きもの講座 (09/21)
第2回自然観察会の報告[2009年07月31日(Fri)]
7月23日に開催した第2回自然観察会の様子を紹介します。

前日の7月22日第1回自然観察会とほぼ同じ実習内容、場所で行いました。


はじめに、伊勢優史助教によるスタッフ紹介、加藤実穂子教務補佐員によるガイダンスを行いました。ガイダンスでは、今日一日のプログラムや磯での注意事項のほか、採集や観察のポイント、素手では触ってはいけない危険な動物などについてスライドを使って説明しました。
ガイダンス終了後、参加者は磯へ出発しました。23日は最大干潮時刻が11時35分ということで、前日より約40分ほど潮が引く時間が遅いため、ゆとりを持って出発の準備をして、採集場所に向かうことができました。


磯とは、波打ち際で、特に石の多い海岸のことをいいます。岩礁を形作っている地質や形、寄せてくる波の大きさ、潮の満ち引きなどによって、磯に生息する種類や数が違います。自然観察会の磯採集では、大潮の日の最大干潮時刻にあわせて開催しますので、潮が満ちている時は波をかぶっている水面の下を観察することができるのです。岩のくぼみ、潮だまり、海藻のあいだをよく見てみると、普段は気づかないような様々な動物を見つけることができます。


三崎臨海実験所が行う自然観察会は、様々な種類の生き物を観察し、生物の多様性や環境を保全することの大切さを学ぶことが目的です。無駄に同じ生き物を採集してしまうと、磯枯れの原因にもなります。同じ種類の生き物がたくさんとれたら、海に帰すようにしています。また、ひっくり返した石は、観察し終えたら必ず元にもどし、海とそこに棲む生き物を元の環境にもどすようにしています。
このブログをご覧のみなさんも、磯で観察を行う時は磯を荒らさないように心がけて活動して下さいねびっくり


磯で観察と採集を行ったあとは、生理学実験室にて採集した動物の分類(仲間分け)をしました。


午後、伊勢先生による動物説明会の様子です。ホワイトボードには、動物の形態や特徴がびっしりと書き込まれました。
この日の最終的な終了時刻は15時。予定していた時刻を大幅に延長しましたが、参加者の皆さんは熱心にスケッチやメモを取ったり、デジタルカメラで動物写真を撮影したり、先生に質問をしたり、充実した時間を過ごしていただけたようです。

毎回、自然観察会の参加者の方には、会の終了時にアンケートと感想を記入していただいています。集計結果はまた後ほど、このブログ上で報告させていただきます。

今年度の自然観察会は、以上をもちましてすべて終了となりました。今年度も無事故で、参加者の皆さんに三崎の海での活動を満喫していただけたことが何よりの幸いです。

なお、7月30日のブログでお知らせしましたとおり、今年度は三崎臨海実験所が主催する実習船乗船体験のイベント等は行いませんので、実習船や海底の動物、所内の施設見学等に関心のある方は京急油壺マリンパークの夏休みの企画をどうぞご利用下さい船

2009年7月31日
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
教務補佐員 加藤実穂子
(自然観察会担当)


Posted by 東京大学臨海実験所 at 16:20 | 自然観察会情報 | この記事のURL | コメント(0)
京急油壺マリンパーク「すいぞくかん学園」[2009年07月30日(Thu)]
三崎臨海実験所では、毎年7月から8月の期間に、京急油壺マリンパークが主催する夏休みの親子向けの企画開催に協力しています。

京急油壺マリンパークと三崎臨海実験所が夏休み企画を開始して今年で5年目になります。
今年は京急油壺マリンパーク「すいぞくかん学園 『校外研修―生物調査船に乗って生物採集―』」の活動名で開催に協力することなりました。本日はその第一回目が開催されました。
活動内容は、三崎臨海実験所の生物調査船「臨海丸」に乗り、生物採集(ドレッジまたはプランクトンネット)をした後、採集した生物についての授業を開きます。また、授業後は参加者の皆さんを三崎臨海実験所の施設見学にご案内します。

今年は全部で4回実施します。本日のほか、7月31日(金)、8月3日(月)、8月4日(火)にも上記の内容で開催します。
今年度は三崎臨海実験所主催の実習船乗船体験のイベント等は行いませんので、関心のある方は京急油壺マリンパークのこの機会をご利用なさって下さい。
詳細や募集に関しては、京急油壺マリンパークの下記の公式ホームページで公開されております船

京急油壺マリンパーク 「すいぞくかん学園 『校外研修―生物調査船に乗って生物採集―』」の公式ページはこちら


臨海丸、本日の出航風景


Posted by 東京大学臨海実験所 at 15:02 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0)
第1回自然観察会の報告[2009年07月29日(Wed)]
7月22日に開催した第1回自然観察会の様子を紹介します。

心配されていたお天気は観察会の開始前に雨が止んだため、ほぼ予定通りのプログラムを実施することができました。


参加者は、朝9時半に臨海実験所の正門に集合後、記念館に到着しました。
はじめに伊勢優史助教によるスタッフ紹介、加藤実穂子教務補佐員によるガイダンスを行いました。ガイダンス終了後、参加者はグループごとにバケツや採集道具を持って磯へ出発しました。


この日の油壺の最大干潮時刻は午前10時52分。潮位は-6センチです。
磯での活動時間は1時間足らずでしたが、様々な動物を観察することができました。
磯から記念館に帰る頃に少し空が暗くなりましたが、昼過ぎに空がまた少し明るくなりました(皆既日食のせいだったかもしれませんね)。


今回の会場は、記念館の小実習室および生理学実験室です。例年の観察会は広い大実習室や水族館の講義室で行うことが多かったため、今回はいつもと勝手が違いましたが、動物の分類説明会はスムーズに行うことができました。
上の写真は、採集した動物の分類(仲間分け)をして、プラスチック水槽に入れ替えているところです。



午後は分類した動物の説明会を行い、参加者は熱心に説明会に参加しました。子供達は動物のスケッチをたくさん描いていました。


この日は、海綿に寄生するウミクワガタのオスとメスが採集されました。ウミクワガタを投射型カメラに拡大して映し出し、皆で観察しているところです。

今年度の自然観察会では、今年3月に東京大学臨海実験所が出版した本「三崎の磯の動物ガイド」(日本財団助成)を参加者の皆さんに無償で配布しております。
参加者は、本日採集した実際の動物とガイドに掲載された写真や解説を見比べながら、三崎の動物についてくわしく学ぶことができたようです。

Posted by 東京大学臨海実験所 at 13:49 | 自然観察会情報 | この記事のURL | コメント(0)
7/23第2回自然観察会の前日連絡[2009年07月22日(Wed)]
本日の第1回自然観察会は、無事開催することができました。
心配された三崎のお天気は、朝は自然観察会の集合時刻前に雨がぴたりと止んだため、参加者は予定通り磯へ出て動物の観察と採集を行いました。
午後、自然観察会がすべて終了して一段落ついたところで、三崎ではまた雨が降り出しました。
天気予報では、明日も本日とほぼ同じ天候になるとのことです。

さて、明日(7月23日)の第2回自然観察会につきましても、予定の日時通り開催する予定です。参加者の皆様には本日午後、メールにて連絡しましたので、ご確認下さい。

明日午前の三浦の天気予報は曇りです。但し、当日の天候、波浪状況によってはプログラムの内容を変更し、主に実習室内での観察会を行います。予めご了承下さい。

三崎口駅〜油壺の臨海実験所正門までは通常所要15分程度ですが、参加者の方は集合時間には余裕を持ってお越し下さいますようお願いいたします。
遅刻した場合は参加案内に示した構内案内図を参照の上、直接会場までお越し下さい。
当日の欠席については、担当者までメールもしくはお電話で欠席される方のご氏名をご連絡下さい。
 
● 高校生以下の方へ
高校生以下の方で「自然観察会参加同意書」が未提出の方は、当日受付にてご提出下さい。

● お車でご来場の方へ
正門は、朝8時30分頃より開門します。所内の駐車場がご利用できますが、駐車台数に限りがございますので、なるべく公共の交通機関をご利用下さい。



本日の第1回自然観察会の様子
(くわしい報告は後日・・・)


Posted by 東京大学臨海実験所 at 16:45 | 自然観察会情報 | この記事のURL | コメント(0)
7/22第1回自然観察会の前日連絡[2009年07月21日(Tue)]
明日(7月22日)の第1回自然観察会は、予定の日時通り開催いたします。
参加者の皆様には本日午後、メールにて連絡しましたので、ご確認下さい。

明日午前の三浦の天気予報は曇りです。但し、当日の天候、波浪状況によってはプログラムの内容を変更し、主に実習室内での観察会を行います。予めご了承下さい。

三崎口駅〜油壺の臨海実験所正門までは通常所要15分程度ですが、参加者の方は集合時間には余裕を持ってお越し下さいますようお願いいたします。
遅刻した場合は参加案内に示した構内案内図を参照の上、直接会場までお越し下さい。
当日の欠席については、担当者までメールもしくはお電話で欠席される方のご氏名をご連絡下さい。
 
● 高校生以下の方へ
高校生以下の方で「自然観察会参加同意書」が未提出の方は、当日受付にてご提出下さい。

● お車でご来場の方へ
正門は、朝8時30分頃より開門します。所内の駐車場がご利用できますが、駐車台数に限りがございますので、なるべく公共の交通機関をご利用下さい。

Posted by 東京大学臨海実験所 at 14:40 | 自然観察会情報 | この記事のURL | コメント(0)
第1回および第2回自然観察会、参加案内の発送[2009年07月09日(Thu)]
昨日(7月8日)付で、今年度自然観察会第1回(7月22日)および第2回(7月23日)の参加案内を参加者の皆様に発送しました。

参加申込書にPCメールアドレスをご記入いただいた方には、PCメールアドレス宛で送らせていただきましたので、ご確認の程お願いいたします。PCメールアドレスのご記入のない方には、昨日、郵送で発送いたしました。

なお、万が一、参加案内がお手元に届かない場合は自然観察会担当者までご連絡下さい(電話でのご連絡は、平日9時〜16時30分にお願いします)。



荒井浜の夕映え
(6月撮影。相模湾の沖に霞んで見えるのは伊豆半島と江の島。)
Posted by 東京大学臨海実験所 at 15:35 | 自然観察会情報 | この記事のURL | コメント(0)