ご無沙汰しております [2015年05月28日(Thu)]
ご無沙汰しております。巣穴に閉じこもり中のカニあるきでございます。 先日、某会にて「ブログを更新しないのか?」と言われたので、気になって覗いてみました。 長らく放置しておりましたが、放置中にも毎日数百もの大勢の方に読んでいただいているようで嬉しいです。気がつくと650,000PVとなっておりました。ありがたいことです。 大学生活にも徐々に慣れて来たので、とりあえずブログを引っ越すまで、ここで何か書いてみようかなと思い始めております。この10年間は色々な場所を飛び回ってきたのですが、ここひと月は毎日同じ歩みを続けています。これまで気がつかなかったものも見えたりして、面白いです。一通り講義を作ったらもう少し時間ができると思うので、散歩とかしてみようと思っています。とりあえず近所の定食屋の とりあえず、研究の報告です。 最近、2つの和文報告が出版になりました。いずれも棘皮ネタであります。 藤田喜久・入村精一・木暮陽一・岡西政典・François Michonneau・成瀬貫, 2015. 琉球大学資料館(風樹館)棘皮動物標本目録. 琉球大学資料館(風樹館)収蔵資料目録, 10: 106pp. 成瀬貫・藤田喜久・佐々木哲朗・山田鉄也, 2015. 小笠原諸島海域初記録のエクレアナマコHolothuria(Halodeima) nigralutea( 楯手目: クロナマコ科). 小笠原研究年報, 38: 87-90. 風樹館の棘皮目録はココからDLできます。見所は表紙にも掲載されている「ラブクモヒトデ」ことウデナガクモヒトデの標本写真に尽きると思うですが、それで尽きては怒られてしまいますね。他にも可能な限り写真を掲載したので、南方系(沖縄・小笠原)棘皮研究のたたき台的図鑑として使っていただければと思います。標本を基にしているので、えいやっといくつか新標準和名も提唱しています(どうか怒られませんように)。年度末に死にそうになりながらまとめました。何度逃げ出そうと思ったかわかりません。でも、棘皮達への愛で乗り切りました。やっぱ愛だよ、愛。 |