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«久米島カニある記2010: (7) 久米島応援プロジェクト | Main | 久米島のサンゴ大群集»
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久米島カニある記2010: (8) サンゴ大群集 [2010年05月18日(Tue)]



 夕方のニュースを見られた方も多いかと思いますが、久米島でサンゴの大群集が発見されました。実は、以前から紹介していた久米島での海の調査とはコレのことなのでした。やっと紹介できる日が来ました。僕は現在、WWFが三井物産環境基金の助成を受けて実施している「久米島応援プロジェクト」に参加しています。その過程で、昨年のKUMEJIMA2009の調査以来御世話になっている海人やダイバーの方々に聞き取りを行っていました。どうしても「久米島応援プロジェクト」で海を取り上げたくて、島を訪れる度に泊港に(飲みに)行っていたのでした。そこで情報を入手し、そして、先月、遂にこのサンゴ大群集を実際に目にすることができたのです。



 このサンゴ大群集については、ここでは特に説明は要らないと思います。ただただ圧巻の一言。先日の調査では、群集の規模を測るために、GPSをつけたビート板をSCUBAで水深15〜20mを平行潜水しながらひたすら引き続けたのですが、そのとき、頭に浮かんだ言葉は「永遠」でした。
 沖縄に来てもう20年、長く研究を続けていると研究対象の生物や自然環境をなんか分かったような気になることもあります。そう油断したときに、ハンマーで頭を殴られるような衝撃!それが今回のサンゴ大群集でした。調べれば調べるほどに分からなくなる(不思議が溢れ出てくる)、それが沖縄の海だと思います。
 まぁ、そんなこんなで先週に調査を行い、その後、慌ただしくプレスリリースの準備を整え、今日を迎えたのでした。実は、今日5月18日は僕の誕生日だったのですが、とても思い出深い日になりました。忙しい中、連日船を出してくれた泊港の海人さん達、協力いただいたダイバーの皆様に、心から感謝します。そして、プレスリリースに際し、ご協力いただいた久米島応援プロジェクトのメンバーや水中カメラマンの横井謙典氏にも感謝いたします。


 今回の発見は、WWFのHPでも紹介されています。また、同WWFのHPには記者発表資料も掲載されています。今回の発見は様々なメディアで取り上げられる可能性があり、メディアによって取り上げられ方も異なりますし、内容も簡略化されることもあります。しかし、もともとはこの記者発表資料によります。発見の経緯や今後の方針など、詳細に書かれていますので、ぜひご一読ください。
 また、発見者の一人である久米島在住のインストラクター塩入さんのブログでも今回のサンゴ群集について取り上げられていますので、ご覧ください。
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